エスペラント検定3級の勉強法 | もころぐ

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のんびり勉強しています_(:3 」∠ )_ 

《教材》
ニューエクスプレスプラス エスペラント語

 

 

 

文法事項として、3級は1課~20課まですべて習得する必要があります。
スクリプトを音読(音読問題対策)、練習問題のエス訳を全て解く(エス訳対策)ことをやっておいたほうが良いです。


4時間で覚える地球語エスペラント


30年ほど前の本だが、良くまとまっていてとても使いやすいです。
p122-単語集となっており、品詞別になっているのでこちらも単語の練習として使えます。
接続詞は例文の日本語→エスペラントに自分で翻訳できるようにしておきたいです。
基本単語集はドイツ語・フランス語も併記してあるので、語源を覚えることもできます。
文学作品の章は、エスペラント文から日本語文に訳す練習をしておくとエス→日訳の対策になります。


埼玉エスペラント会の単語データPDF
エスペラント→日本語はすべてできるようにしておきます(単語問題対策)。
接頭辞・接尾辞は単語で覚えたほうが良いです。
できれば初心者向けエスペラントの単語集みたいなものがあればよいが、ネットで探すしかないのが現状です。

 

公式ホームページの過去問

3回分あるので解いて形式慣れしておきます。

翻訳問題は訳し方の参考になります。

《大問別対策》

筆記試験

記号選択問題がなく全て記述問題なので、スペルもしっかり覚える必要があります。
1-3で8割を目標にし、4の日エス訳は5割取れればよいと考えます。

1単語
最も重要なパートであり、十分に勉強時間をとります。
単語リストのエス→日を完璧になるまで繰り返します。
会話対策として、単語を実際に発音します。
エスペラント作文用に日→エスもある程度できるようにしておきます。
動詞は自動詞か他動詞かに注意します。
例:naski「生む」⇔naskiĝi「生まれる」
また、状態を表すのか動作を表すのかに注意します。
例:stari「立っている」⇔stariĝi「立つ」

接続詞は特に使い方も含めて完全に覚えます。
『4時間で覚える』に接続詞の例文が載っているので参考にします。
接頭辞・接尾辞は、代表的な単語を2つほど覚えました。

2文法
空所補充が多いが、前後の文が理解できていないと正答しにくいです。
つまり語彙力がある程度必要となります。
接続詞や関係詞などは、単語の勉強だけではカバーしきれないため、
『4時間で覚える』の接続詞の項を読むなどして対策しました。

3エス→日訳
まとまった文章を日本語に訳す問題。
模範解答を見ると、直訳に近い形で訳したほうが良いようです。
また固有名詞は無理に日本語にせずそのまま記載しても良いようです。
『ニューエクスプレス』のスクリプトを日本語に訳せるようにしておきます。

4日→エス訳
日本語文をエスペラント語に訳す問題。この大問が一番難しいです。
こちらも文章をできるだけ表現を崩さず訳したほうが良さそうです。
例えば、「エスペラントはもっと活用されなければなりません」という問題があり、
これは「我々はエスペラントをもっと活用する必要があります」とすると多少減点される可能性があります。
『ニューエクスプレス』の練習問題にエス訳があり、これを全て解いて練習しておきます。

チェックポイント
・目的格"-n"が正しくついているか
・複数形"-j"が正しくついているか
・疑問文の冒頭に"-"が正しくついているか。
・時制は正しいか
・語頭は大文字、ピリオドがついているか

口頭試験
1,2を正確に取って3の会話問題がうまくできなくても補えるようにしておきます。

1発音アクセント問題
紙に書かれた単語を読み上げる問題。

基本的にはルール通り最後から2つ目にアクセントを置けば良いのだが、初見の単語が多いと詰まりやすいです。
単語の勉強をするときに音読しながらやると発音の練習になります。

-auは母音一つ分、-jは母音に含めないことに注意します。

2音読問題
紙に書かれた文章を読み上げる問題。

文章の意味が取れなくても、なめらかに読むことに集中します。
『ニューエクスプレス』で勉強するときにスクリプトを音読すると音読問題の対策になります。

3会話問題
試験官から何個かエスペラントで質問され、返答する問題。

自己紹介文を作って、それを丸暗記しておきます。
また、質問を予想して解答を作っておきます。
「自己紹介を自発的にできるレベル」とあり、自己紹介することを想定しながら文を作るとやりやすいかもしれません。