酢酸リナリルの元を辿ると松に行き着く(アロマテラピー検定) | もころぐ

もころぐ

のんびり勉強しています_(:3 」∠ )_ 

「酢酸リナリルは鎮痛作用を示す」(アロマテラピー検定の参考書から抜粋)

 

酢酸リナリルはラベンダーやベルガモットに含まれる、鎮痛作用を持つ成分です。全く聞きなれない言葉です。今回はこの酢酸リナリルというものについて調べてみました。

 

 

 酢酸リナリル(linalyl acetate)

 

 

酢酸リナリルは、リナロールというモノテルペンアルコールが酢酸と反応してできるエステルであるようです。おそらく、アセチル化したほうが安定性が高かったのでしょう。

 

  リナロール(linalool))

 

工業的にもリナロールと無水酢酸から人工的に合成でき、精油を精製する必要もなくラベンダーやベルガモットの香りを再現できるようです。人工的に作られたものが天然の植物から抽出して造られる精油と同じ香りを持つというのは、個人的には人間のもつ可能性を感じられて非常に興味深い話に思えます。リナロール自体もピネンイソプレンから合成するルートがあるようです。ピネン(pinene)というのはが生成するモノテルペンの一種です。ラベンダーやベルガモットの作る化合物のおおもとはが作っているというのは、都会の垢抜けた大学生が実は地方の有力な家柄の出であったかのような意外性があります。

 

 

リナロールの名前はアロマの精油がとれるリナロエという植物に由来するようです。リナリルという言葉の起源も結局はアロマ関連であったようです。

 

また、リナロールというものはビタミンAビタミンEの合成中間体でもあるようです。つまり、酢酸リナリルは我々のなじみ深いビタミンと親戚関係にあるのです。

 

以上、酢酸リナリルについてでした。