ドリームエッグス
CHARLES CHAPLIN COMEDY FILMS-SPECIAL BOX-

★★★★★

THE IMMIGRANT(22分)


監督: チャールズ・チャップリン
脚本: チャールズ・チャップリン
撮影: ウィリアム・C・フォスター

出演: チャールズ・チャップリン・・・移民
エドナ・パーヴィアンス・・・移民

キティ・ブラッドベリ・・・エドナの母

アルバート・オースティン・・・船酔いに苦しむロシア人/カフェの上品な客

ヘンリー・バーグマン・・・太った農婦/カフェの画家

ロイヤル・アンダーウッド・・・太った農婦の夫

エリック・キャンベル・・・カフェの大柄なウェイター

ジェイムズ・T・ケリー・・・船員/カフェの初老の客

ジョン・ランド・・・船員/カフェで代金を払えず追い出される客

フランク・J・コールマン・・・カフェのオーナー/船の航海士/博打打ち

トム・ハリントン・・・結婚登記所の役人

ウィリアム・ギルスピー・・・ヴァイオリニスト

ジャネット・ミラー・サリー・・・移民


◆ストーリー◆

移民船に揺られ、船酔いに苦しむチャーリーたち。

母親がお金を盗まれたと知ったエドナはひどく悲しんでいた。

それを観たチャーリーは、博打で儲けたお金をそっとエドナのポケットに押し込む。

チャーリーは、それが縁で、エドナと知り合う。

チャーリーは、一文無しであったが、道でお金を拾いカフェに入る。

そこで、エドナと再会するが、拾ったお金がニセモノだった!

困り果てたチャーリーだったが、そこに居合わせた画家にモデルとしてエドナが雇われることに。

お金を前借することができたチャーリーとエドナが向かったのは・・・



◆感想◆

これは、おそらく、チャップリンの作品の中でも有名な作品の部類に入るんでしょう。

オープニングからインパクトあります。

チャーリーは、船から身を乗り出し、いかにも船酔いして、吐いてるような感じなんだけど、実は、魚を釣ってるだけだったという・・・

あと、船が揺れて、チャーリーが右に左に流されるシーンは、船が動いてるのではなく、カメラが動いてるそうですね。

この作品は、当初は、移民の映画ではなく、パリの芸術家の映画になるはずだったらしい。

大野裕之氏の「チャップリン・未公開NGフィルムの全貌」によると、TAKE1は、カフェのシーンでチャップリンとアルバート・オースティンが上品な客としてツーショットで写っている。(大野氏の著書には、そのシーンの写真も載ってます。)


大野 裕之
チャップリン・未公開NGフィルムの全貌


結構、役柄を変えたり、セットを変えたりして苦労したのがNGフィルムを見るとわかるようですね。

採用されなかったシーンに、チャーリーがカフェのお勘定が書いた紙(伝票)で、兜を折って、頭にちょこんと乗せ、怖いウェイター(エリック・キャンベル)を笑わせようとするシーンもあるみたい。

これ、使われてたら、日本人的には非常に面白かったんですが。


移民船の上から自由の女神を見つめる移民をアメリカの移民局の役人が、ロープでまとめあげて、整列させるというシーンがあるのですが、これは、痛烈な皮肉が込められたシーンであるとか。(自由の国アメリカなのに、移民たちはあっちこっち行かないようにロープでまとめられた。(自由を奪われた?))


アメリカに上陸後、カフェで偶然エドナと再会するのですが、おそらく、上陸したその日のうちに再会したと思われるのに、いつの間にかエドナの母親が死んだことになってるのは若干強引か?!
また、ラストも強引。

初めて来た土地で、結婚登記所の場所がすぐにわかるってのも強引。

もしかして、カフェの再会のシーンって、上陸したその日の出来事ではなくて、しばらくしてからなんでしょうか?!

どうでもいいことなんだけど(最近作られた映画ならどうでもいいことではないかもしれない。)、すごく気になる。


そういえば、この作品、チャップリン映画によく出てくる追いかけっこは出てこなかった。

追っかけこがなくてもチャップリンの映画は面白い。





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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
めぐり逢い


★★★★★

AN AFFAIR TO REMEMBER(106分)


監督: レオ・マッケリー
製作: ジェリー・ウォルド
原作: レオ・マッケリー
脚本: レオ・マッケリー、ミルドレッド・クラム
デルマー・デイヴィス
撮影: ミルトン・クラスナー
作詞: ハロルド・アダムソン
作曲: ハリー・ウォーレン
音楽: ヒューゴ・フリードホーファー

出演: ケイリー・グラント・・・ニッキー
デボラ・カー・・・テリー
リチャード・デニング・・・ケン(テリーの恋人)
ネヴァ・パターソン・・・ロイス(ニッキーの婚約者)
フォーチュニオ・ボナノヴァ・・・クールベ(祖母宅の使用人)
キャスリーン・ネスビット・・・ニッキーの祖母
ロバート・Q・ルイス・・・本人
チャールズ・ワッツ・・・ネッド


◆ストーリー◆

プレイボーイのニッキーは、6億ドルの遺産を持つロイスという女性との結婚が決まっていた。

ニッキーは、マルセイユからニューヨークに向かう豪華客船の中で元歌手のテリーと出会い、恋に落ちる。

お互い婚約者がいたが、6ヶ月後にエンパイアステートビルで再会し結婚するという約束をする。



◆感想◆

これは、ノーラ・エフロン監督の「めぐり逢えたら」の中で、メグ・ライアン演ずるアニーが女性が涙する作品としてたびたび映画の中で見てた作品ですよね。


まず、ニュースから映画が始まる。

大富豪の令嬢で6億ドルの遺産を持つというロイスがニッキーと婚約したというニュース。

あとから徐々にわかってくるんですが、ニッキーは、一度も社会に出て働いたことがないらしい。

そして、世界的なプレイボーイということだから、経済的には女性のお世話になってたってことか?

そんなニッキーがマルセイユからニューヨーク行きの豪華客船に乗るわけですが、そこでテリーという女性と出会う。

テリーがニッキーのシガレットケースを持ってウロウロしていたので、ニッキーは、声を掛けるわけです。

テリーは、ニッキーにシガレットケースを返そうとするんだけど、あなたのものだという確証はないので、シガレットケースの内側に書いてるメッセージを読んでみてって言うんですよね。

シガレットケースには、女性からの熱いメッセージが刻まれていて、それを見たテリーは、ヒューッと口笛を鳴らすのですが、そのデボラ・カーの表情がとってもキュートなんです。

途中でヴィル・フランシュという港町に停泊するんですが、ニッキーは、テリーを誘って、祖母に会いに行く。

その祖母と過ごすシーンがとても素敵。

しかし、テリーは、初対面なのに、そこまで祖母と仲良くなってしまうもんだろうか?!って思うんですが・・・これは日本人的感覚なんでしょうか?!


この作品は、事実をストレートに描写するというより、ぼかして描写しているようなシーンが多いと思います。

船内でのニッキーとテリーのキスシーンは、船の階段を上がって行って、確かにキスをしているんだけど、カメラには、顔が写っていない。

ニッキーがテリーを押すような感じで、テリーは階段を後ろ向きに昇る。

しかし、カメラは動かない・・・だから、キスシーンそのものは、写っていない。しかし、確かにキスはしているっていうのがわかるんですよね。

あと、ニッキーの祖母は、お気に入りのレースのストールをいつかテリーにあげると約束する。

その後のシーンで、ニッキーが祖母の家に行き、使用人から、祖母のストールを預かる。

しかし、祖母の姿は見えない・・・祖母は亡くなったのね・・・とわかる。

あと、お互い婚約者がいて、どうやら別れたらしいという感じなんだけど、別れを告げたシーンなどは描かれていない。

しかし、テリーの元恋人のケンは、別れてからも色々とテリーの心配をし、ニッキーとのことも応援するという、非常に良い人で・・・

ラストも、ニッキーがテリーの家から帰ろうとしたときに、テリーが一度も歩いていないということに気付いて、テリーがどういう状況に置かれているかっていうのを悟る。

しかし、一番最後の結末は、全く予想外だった。全く伏線もなかったし。

でも、悲劇だと思っていたので(確かに約束の日に会えないというのは悲劇だけど)、結果的にはハッピーエンドで、よかったと思います。


この作品は、1939年の「邂逅(めぐりあい)」(監督は、「めぐり逢い」と同じレオ・マッケリー監督)のリメイクなんですが、元がどんなんだったか観てみたかったので「邂逅(めぐりあい)」のDVDを購入しました。(500円DVDだけどね。)



ファーストトレーディング
邂逅(めぐりあい)

シャルル・ボワイエとアイリーン・ダンが主演だそうです。

近いうちに観てみたいと思います。





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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
再会の時 コレクターズ・エディション



★★★☆☆

THE BIG CHILL(105分)


監督: ローレンス・カスダン
製作: マイケル・シャンバーグ
製作総指揮: ローレンス・カスダン、マーシャ・ナサティア
脚本: ローレンス・カスダン、バーバラ・ベネディック
撮影: ジョン・ベイリー

出演: トム・ベレンジャー・・・サム
グレン・クローズ・・・サラ
ウィリアム・ハート・・・ニック
ケヴィン・クライン・・・ハロルド
ジョベス・ウィリアムズ・・・カレン
ジェフ・ゴールドブラム・・・マイケル
メグ・ティリー・・・クロエ(アレックスの恋人)
メアリー・ケイ・プレイス・・・メグ
ドン・ギャロウェイ・・・リチャード(カレンの夫)


◆ストーリー◆

1960年代に学生時代を共に過ごした仲間。

しかし、1983年のある日、仲間の一人アレックスが自殺したとの知らせが入る。

彼らは、アレックスの葬儀で久しぶりに再会する。

実業家になったハロルドは、医者になったサラと結婚し、ニックは、麻薬の運び屋、マイケルは記者、サムは、俳優、メグは弁護士になっていた。

ハロルド夫妻の別荘で過ごすことになった仲間たちは、学生時代の思い出話や、アレックスが自殺した原因について語り合う。


◆感想◆

う~ん、これは、非常に評価に悩んでしまいます。

旧友との再会が仲間の葬儀で、始まりは決して明るくないのですが、葬儀後は、思い出話や、アレックスの自殺の原因、現在の自分の置かれた状況や悩みなどを時には衝突しながら語り合う。

大事件やトラブルが起こることもなく、穏やかな作品だと思うのですが、何か感情移入ができない。

1960年代世界が熱かった時代に学生時代だった人や、学生時代に固い絆で結ばれた仲間がいる人には、かなり入り込める作品かもしれない。

私は、学生時代にクラブ活動を含め、固い絆で結ばれたと思える仲間がいないので、入り込めなかったですね。

穏やかな時間が流れるいい作品だとは思うのですが。


自殺したアレックスの死体役でケヴィン・コスナーが出演していたそうですが、えっ?どこに出てた?って思ったら、IMDbによると、出演してたのは間違いないようですが、シーンがカットされてたようですね。

私は、ケヴィン・コスナーよりケヴィン・クライン(ハロルド役)のほうが好きなので、ケヴィン・クラインに注目してたんですが、地味な役柄で(仲間の中では中心的立場なんですが)、少々物足りなかったかも。(最初、ハロルド役がケヴィン・クラインだとは気付かなかった。)







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パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
アルフィー (1966)

★★★★☆

ALFIE(114分)


監督: ルイス・ギルバート
製作: ルイス・ギルバート
原作: ビル・ノートン
脚本: ビル・ノートン
撮影: オットー・ヘラー
作詞: ハル・デヴィッド
作曲: バート・バカラック
音楽: ソニー・ロリンズ

出演: マイケル・ケイン・・・アルフィー
シェリー・ウィンタース・・・ルビー
ミリセント・マーティン・・・シディ
ジュリア・フォスター・・・ギルダ
シャーリー・アン・フィールド・・・カーラ
ジェーン・アッシャー・・・アニー
ヴィヴィエン・マーチャント・・・リリィ(ハリーの妻)
アルフィー・バス・・・ハリー(アルフィーと同室の患者)
デンホルム・エリオット・・・悪徳堕胎医
エレノア・ブロン・・・女医
グレアム・スターク・・・ハンフリー
マーレイ・メルヴィン・・・ナット


◆ストーリー◆

プレイボーイのアルフィーは、定職にも就かず、女性を渡り歩いていた。

最初は、人妻のシディ。

夫にアルフィーを紹介したいと言い出し、深入りする前に別れる。

ギルダは、結婚しないという同意のもとで付き合っていた。

ギルダは、アルフィーの子を身ごもり、出産。アルフィーも息子を可愛がるが、やはり、子どもには父親が必要ということで、ギルダは、別の男性と結婚する。

その後、アルフィーは、肺の病気であることがわかり、しばらく療養生活を送るが、そこでも情事は絶えず、看護師や同室に入院していたハリーの妻、リリィを誘惑する。

そして、少女や未亡人にも手を出すが、次々とアルフィーの下を離れてゆき・・・



◆感想◆

早い話が、プレイボーイの女性遍歴を描いた作品。

一般的にアルフィーのような男性は、女性の敵だと思うんですが、何故か憎めないんですよね。(まあ、映画の中の登場人物だからかもしれません。)

好みの問題でしょうけど、マイケル・ケインって、決してイケメンだと思わないんですが、欧米的には、イケメンなんでしょうかね?(プレイボーイがハマリ役なんでしょうかね?)

あまり、ストーリー的には語ることはないのですが(ただ女性を誘惑するだけの内容なので)、『自業自得』『そして誰もいなくなった』って感じの作品かな?

最初と最後に犬が出てくるんだけど、この犬(野良犬?)の使い方が素敵だと思いました。

アルフィーにとっては、不運で、ハッピーエンドとはいえないんだろうけど、見終わってどんよりした気持ちになる作品ではないです。

きっとアルフィーも今までの考えを改めるんでしょう。(と私は思ったが・・・)



#2004年にジュード・ロウ主演でリメイクされてますが、主役のアルフィーがジュード・ロウっていうのが納得。

だって、マイケル・ケインのアルフィーに雰囲気そっくりなんだもん。

オリジナルは、ロンドンが舞台ですが、リメイク版は、ニューヨークが舞台になってるらしいですね。

リメイク版も見てみたいです。






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20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
赤ちゃん泥棒

★★★★☆

RAISING ARIZONA(95分)


監督: ジョエル・コーエン
製作: イーサン・コーエン
脚本: イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
撮影: バリー・ソネンフェルド
音楽: カーター・バーウェル

出演: ニコラス・ケイジ・・・ハイ
ホリー・ハンター・・・エド(ハイの妻)
トレイ・ウィルソン・・・ネイサン・アリゾナ(家具店のオーナー)
ジョン・グッドマン・・・ゲイル(ハイの刑務所仲間・脱獄囚)
ランドール・“テックス”・コッブ・・・レナード(謎の男)
ウィリアム・フォーサイス・・・エベル(ハイの刑務所仲間・脱獄囚)

サム・マクマリー・・・グレン(ハイの上司)
カメオ出演: フランシス・マクドーマンド・・・ドット(グレンの妻)


◆ストーリー◆

元コンビニ強盗のハイと刑務所の記録係のエドが結婚。

子どもが授からない2人は、家具店のオーナーの下に産まれた5つ子の一人を盗み出す。

そこに、ハイの刑務所仲間やハイの上司のグレン、賞金目当てのレナードが入り乱れ、赤ちゃんの争奪戦が始まる。



◆感想◆

これって、コーエン兄弟の作品だったんですね。

コーエン兄弟の作品にしては、毒がないというかクセがないというか、わかりやすい作品だと思います。

ニコラス・ケイジがコンビニ強盗常習者で、一応、アウトロー的な役柄なんですが、くたびれた感じはするものの、あまりワルには見えないんですがガーン

そんなコンビニ常習犯のハイが出所し、刑務所の記録係をしていた婦人警官のエドと結婚。

しかし、子どもが欲しいと願うエドが不妊だということがわかり、エドは悲嘆にくれていた。

そんなとき、家具店のオーナーの下に5つ子が産まれたというニュースを聞き、1人くらい貰ってきても問題ないだろうってことで、5つ子の一人、ネイサンJr.を誘拐してくるわけです。

最初は、平和な毎日だったんだけど、ハイのムショ仲間のゲイルとエベルが脱獄して、ハイの家に転がり込んできてからややこしい事態になってくる。

ハイ夫妻を含めて4組が赤ちゃんを奪い合うハメに・・・(いや、本当に奪い合ったのは3組か?)

しかし、そんな騒動を尻目に、チャイルドシートで無邪気に笑ってる赤ちゃんがかわいい。

結構、ドタバタした作品だなって思ってたんですが、ラストのほうで、5つ子の父親である家具店のオーナーがハイ夫妻にかけた言葉が泣けます。

家具店のオーナ(アリゾナ)って、ただの金満家かと思っていたのですが、なかなかいい人やん。って思いました。


登場人物がどこか抜けていてみんな憎めない。

特に厄介者の脱獄囚ゲイルとエベルが、金づるとして赤ちゃんをハイから奪うんだけど、だんだん情が移ってきて、ものすごく愛おしい目で赤ちゃんを見るのがかわいい。

あと、ゲイルとエベルに強盗に入られるコンビニのオーナーのじいちゃんと、銀行の客のじいちゃんたちも名演技。

ただ、ひとつよくわからないのが、レナードという、登場人物の役どころ。

バイクに乗って突然現れた黒い皮の服を着た汚い感じの大男。

懸賞金目当てで、赤ちゃんを奪おうとするんだけど、彼が登場する意味がよくわからない。

ま、コーエン兄弟の作品だから、これでいっか?!







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CICビクター・ビデオ
裸の銃(ガン)を持つ男 PART2 1/2


★★★☆☆

THE NAKED GUN 2 1/2: THE SMELL OF FEAR(85分)


監督: デヴィッド・ザッカー
製作: ロバート・K・ワイス
製作総指揮: ジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ
ジル・ネッター
脚本: デヴィッド・ザッカー、パット・プロフト
撮影: ロバート・スティーヴンス
音楽: アイラ・ニューボーン

出演: レスリー・ニールセン・・・フランク・ドレビン
プリシラ・プレスリー・・・ジェーン
ジョージ・ケネディ・・・エド・ホッケン
O・J・シンプソン・・・ノードバーグ
ロバート・グーレ・・・ハプスパーグ
リチャード・グリフィス・・・マインハイマー博士
アンソニー・ジェームズ
ザ・ザ・ガボール
ロイド・ボックナー


◆ストーリー◆
太陽エネルギーを開発しているマインハイマー博士暗殺未遂事件が発生。

現場でドレビンは、2年前に別れた恋人のジェーンと再会するが、ジェーンにはハプスバーグという恋人がいた。

しかし、ハプスバーグこそがマインハイマー博士暗殺を計画する張本人であった。



◆感想◆

始まって数分は、前作のおさらい。

前作も観ましたが、すっかり忘れてたので、有難かった。

ベタなんだけど、細かい!主人公のドレビンは、いたって真面目に任務を遂行してるつもりなんだけど、周囲をトラブルに巻き込んでそのトラブルにも気付いてないってのが面白い。

ゴーストのパロディーのシーンは、爆笑。

そこから、ちょっとオトナなシーンになるんだけど、その例えが、トンネルの中に列車が入っていく映像とか、花火の映像とか、バラの花が開花する映像とか、ピストン運動の映像(シリンダー内部をピストンが往復運動する映像ですよ!)、温泉掘ってる映像とか、よくあれだけの映像を集めたもんだ・・・

ラストは、危機一髪で一件落着なんですが、ちょっといい話っぽい感じで終わったと思ったら、やっぱり続編があるのですね。

続編(「裸の銃(ガン)を持つ男PART33 1/3/最後の侮辱」)では、ドレビンが主夫になってるとか。

続編も早く観てみたい。

とりあえず、肩の力抜いて観れるオバカ映画です。







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ドリームエッグス
CHARLES CHAPLIN COMEDY FILMS-SPECIAL BOX-

★★★★★

THE JITNEY ELOPEMENT(19分)


監督: チャールズ・チャップリン
脚本: チャールズ・チャップリン

出演: チャールズ・チャップリン・・・エドナの恋人、ニセ伯爵

エドナ・パーヴィアンス・・・エドナ

アーネスト・ヴァン・ペルト・・・エドナの父

レオ・ホワイト・・・伯爵

ロイド・ベーコン・・・執事/警官

パディ・マクガイア・・・執事

◆ストーリー◆

父親から伯爵との結婚をすすめられたエドナ。

しかし、エドナには恋人のチャーリーがいた。

エドナから助けを求められたチャーリーは、伯爵になりすまし、エドナ宅へ。

ディナーで珍作法を繰り返すチャーリーだったが、エドナの父はすっかり騙され、チャーリーを伯爵だと信じてしまう。

そこに本物の伯爵がやってきて・・・



◆感想◆

これは、何と言ってもカーチェイスが面白い!

チャーリーがニセ伯爵だとわかって、追い出されてから、今までのチャップリンの作品と同じように追いかけっこが始まるんですが、後半、カーチェイスになるわけです。

とても、1910年代に撮影されたものとは思えないくらいスピード感溢れるカーチェイス。

これ実写ですよねぇ?

途中、チャーリーが車を拾ったときに、車を動かすためにコインを入れようとしますが、当時、5セント硬貨を入れると動く乗り合いバスだか車だかっていうのがあったらしく、それを利用したギャグだそうです。

(原題の「jitney」は、小型乗合バスのことらしい。)

その車は、硬貨を入れて動くタイプの車ではなかったのですが、車は何故か動き出すんですよね。


50年代とか60年代の映画で、普通に走ってる車のシーンでさえも背景が合成だったりすることがあるのに、この時代にこれほどスピード感のあるカーチェイスを撮れるなんてほんとすごい!




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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
フィールド・オブ・ドリームス

★★★★★

FIELD OF DREAMS(107分)


監督: フィル・アルデン・ロビンソン
製作: ローレンス・ゴードン、チャールズ・ゴードン
原作: W・P・キンセラ
脚本: フィル・アルデン・ロビンソン
撮影: ジョン・リンドレー
音楽: ジェームズ・ホーナー

出演: ケヴィン・コスナー・・・レイ・キンセラ
エイミー・マディガン・・・アニー・キンセラ
ギャビー・ホフマン・・・カリン・キンセラ
レイ・リオッタ・・・シューレス・ジョー・ジャクソン
ティモシー・バスフィールド・・・マーク
ジェームズ・アール・ジョーンズ・・・テレンス・”テリー”・マン
バート・ランカスター・・・ムーンライト・グラハム
フランク・ホエーリー・・・アーチー・グラハム(若き日のムーンライト・グラハム)
ドワイヤー・ブラウン・・・ジョン・キンセラ
アン・セイモア・・・新聞の経営者
アート・ラフルー・・・一塁手


◆ストーリー◆

アイオワの農夫のレイは、ある日「それを作れば彼が来る」という声を聞き、とうもろこし畑をつぶして、球場を作り始める。

温かく見守る妻と娘。

すると、ある日、ホワイト・ソックスを追放されたシューレス・ジョーの幽霊がレイの球場に現れる。



◆感想◆

観る前は、”ど~せベースボール万歳的な、いかにもアメリカって感じの映画でしょ?”って思ってたんですが・・・えぇ、確かにベースボール万歳的な、いかにもアメリカらしい映画なんですが、いい意味で予想が外れた。
とうもろこし畑を潰して野球場を作るってことや、ラストは、父子でキャッチボールのシーンっていう程度の情報は知ってましたが、何故、とうもろこし畑を潰してまで野球場を作ろうと思ったのか、そして、ラストのキャッチボールの父子の立場っていうのが、観る前の予想と大きく違った。

結構、スピリチュアルというか、オカルトっぽい内容だったんですね。

ムーンライト・グラハムのストーリーが個人的には一番好きです。

でも、野球に限らず、プロスポーツの選手っていうのは、夢を諦めて他の職業に就いた人もいれば、不本意な辞め方をせざるを得なかった人もたくさんいるんでしょうね。

亡くなってから大好きな野球をするために球場に降りてくるなんて素敵じゃないですか。


でも、ひとつわからなかったのが、途中で合流した黒人の作家テレンス・マンが、シューレス・ジョーなどに導かれてとうもろこし畑の向こうに消えていきますが、あれは何を意味してるんでしょうか?

もしかして、天国へ行っちゃった?


野球ってそれほど好きではないんですが、この映画は大好きです。




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★★☆☆☆

Toute une histoire(18分)



監督: Jean Rousselot
脚本: Jean Rousselot

制作: Laurence Braunberger
撮影: Pierre Barougier
編集: Coline Beuvelet

出演: Lionel Abelanski・・・ルイ(40歳)
Isabelle Carre・・・エル

Daniele Lebrun・・・ルイの母
Antoine Schoumsky・・・ルイ(17歳)


◆ストーリー◆

ある日、17歳のルイは、旅に出ることを決心する。

しかし、旅に出た日、自分の代わりにバイクでパンを買いに行った父親が事故に遭い、帰らぬ人に。

旅先で出会った恋人を置いて、彼は自宅に戻り、父親代わりになって兄弟たちの面倒を見るが、40歳になっても旅先で出会った恋人に再会できないでいた。


◆感想◆

フランスの短篇映画で、淡々とストーリーが進んで行くんですが、やるせなさとか切なさとか孤独感が詰まってます。

兄弟の父親がわりとして、17歳から頑張ってきたのに、父親の死は、自分の代わりに買い物に行ったためだという罪悪感みたいなものもあって、残してきた恋人に会いに行きたいとも言い出せない。

母親に全く愛されてなくて、家族・親戚からも浮いた存在。

母親がはっきりNO!とかダメ!とか言うわけではないし、大喧嘩したりモメたりするわけでもなく、ただ、母親の存在がルイに足かせをしているって感じ。

穏やかに時間が流れていくような作品だけど、背景は穏やかでない。

まるで、真綿で首を絞め続けられてるような日々を送っている男のかわいそうなお話。

観終わったあと、どんよりした気分になる作品です。







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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
さまよう魂たち スペシャル・エディション

★★★★☆

THE FRIGHTENERS(110分)


監督: ピーター・ジャクソン
製作: ジェイミー・セルカーク、ピーター・ジャクソン
製作総指揮: ロバート・ゼメキス
脚本: フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン
撮影: アラン・ボリンジャー、ジョン・ブリック
音楽: ダニー・エルフマン

出演: マイケル・J・フォックス・・・フランク(インチキ悪霊払い)
トリニ・アルヴァラード・・・ルーシー
ピーター・ドブソン・・・レイ(ルーシーの夫)
ジョン・アスティン・・・判事
ジェフリー・コムズ・・・ミルトン
ディー・ウォーレス=ストーン・・・パトリシア・アン・ブラッドリー
ジェイク・ビューシイ・・・ジョニー・チャールズ・バートレッド
チー・マクブライド・・・サイラス
R・リー・アーメイ


◆ストーリー◆

妻を交通事故で亡くしたフランクは、それがきっかけで幽霊と話せるようになっていた。

その能力を使って、親しい3人の幽霊と組んでインチキ悪霊払いの商売をしていた。

ある日、女医のルーシーから悪霊払いの仕事が入るが、ルーシーの夫の額に数字が浮かび上がる。

その数字は死の刻印であり、やがて、夫は、死亡。

その後、ルーシーの額に死の刻印が浮かび上がったのを見たフランクは、彼女を死なせまいと3人の幽霊たちと一緒に死神と格闘するが・・・



◆感想◆

夏はやっぱりホラーでしょ♪ってことで、コメディっぽいホラーを観てみることに。


人が簡単にポコポコ死にます。

でも、残虐な殺され方はなかったと思うんで、血しぶき苦手な方でも大丈夫だと思うですが・・・(死体にウジ虫がちょっと気色悪いですが。)


インチキ悪霊払いのフランクが人間の命を奪う死神を退治するのにあの世とこの世を行ったり来たりしながら奮闘するというお話。

予想通りの軽めのホラーだったと思います。

ホラーが苦手な人はどう思うかわかりませんが。




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