- 大映
- 卓球温泉
★★★★☆
卓球温泉(110分)
監督: 山川元
製作: 加藤博之、漆戸靖治、大野茂、五十嵐一弘
プロデューサー: 桝井省志、有重陽一
製作総指揮: 徳間康快
企画: 池田哲也
脚本: 山川元
撮影: 喜久村徳章
美術: 金勝浩一
編集: 大永昌弘
音楽: 岩代太郎
音楽プロデュース: 岩代太郎
助監督: 田胡直道
出演: 松坂慶子・・・藤木園子
牧瀬里穂・・・浦乃かなえ(DJ)
大杉漣・・・岡田(宿の客)
山中聡・・・公平(高田屋の若主人)
桜井センリ・・・大旦那
蟹江敬三・・・藤木哲郎(園子の夫)
窪塚洋介・・・藤木篤(園子の息子)
◆ストーリー◆
家事に追われる毎日の専業主婦、園子は、毎日の生活に疑問を感じ始めていた。
そんなとき、ラジオの相談コーナーでDJのかなえに家出を勧められ、家出を決心する。
園子が向かったのは、以前、夫と訪れたことのある竜宮温泉。
しかし、竜宮温泉は、すっかり寂れており、園子が宿泊した蓬莢屋は、まもなく閉鎖されるという。
何とかして客足を取り戻したいと思った高田屋の若主人・公平は、卓球で町おこしをしたらどうかと提案する。
客として訪れた園子であったが、温泉街の人たちと触れ合ううちに、町おこし作戦に協力したいと思うようになった。
卓球が好きな園子は、卓球大会を企画。
かなえの計らいで卓球大会がラジオで生中継されることになるが、園子の居所をつきとめた夫・哲郎と息子の篤が卓球大会に姿を見せ・・・
◆感想◆
結婚して専業主婦ひとすじだった園子がある日、ふと、これでいいの?って思うんですよね。
何をしても感謝されてないというか、夫も息子も妻(母親)が起こしてくれて当たり前、起きたら朝食できてて当たり前・・・みたいな。
で、園子は、ラジオの相談コーナーに相談するわけです。
DJのかなえは、独身で、正直言って、専業主婦の家庭の相談なんて面倒くさいから、「家出しちゃえ!」って言うんです。
かなえは、まさか本当に家出なんかするとは思ってなかったんですが、園子はそれを真に受けて、車で家を出るんですよね。
専業主婦の職務放棄ってとこでしょうか?
でも、この園子が抱く不満っていうのは、主婦で理解できる人は多いんじゃないでしょうか?
私は、一応、主婦ですが、うちの夫は、結構、何でも自分でやる人なので、この園子の不満や空しさみたいなものを感じた経験はないのですが、私って家政婦なの?って感じなんでしょうかね?
家出して向かったのが竜宮温泉。
そこで、ひょんなことから、卓球で町おこしに参加することになるんですよね。
そこからは、何か演技もクサイし内容も安っぽいんだけど、何となくホッとするような映画なんですよね。
松坂慶子が演じる園子のおっとりとしたキャラクターのせいでしょうか?
妻が家出した藤木家は、何がどこにあるのかわからず、洗濯機の使い方も、郵便受けの鍵の開け方さえもわからなくって、夫はパニック。(息子は意外に冷静。)
でも、妻を迎えに行くとき、息子も連れて行くんだけど、その時に、息子と会話して、息子の意外な一面を知ったりして、妻の家出により、家族がだんだんと再生していくんですよね。
夫と子どものために尽くしてるのに、感謝されてないと感じている主婦の皆さん、家出しちゃえ!(なんて言ったらダメですね~。)









