何かをするときに、少しの工夫でとってもよくなることがある。

つまり、ただ何気なくおこなうより、少し考えて効率よく動いた方がいいということだ。

普段何気なくみんなもおこなっているはず。

例えば、レストランを予約するのもそれのひとつである。
席を確保するために、あらかじめ電話を入れておくというものだが、席だけではなく、予約をするといい席への案内も可能になり、待遇までもよくなることはいい店ならばなおのことだ。

ちょっぴりずるいのだが、たまに使う手。

本当は、2人の予約なのだが、2人席だと二人掛けの狭いテーブルになることが多いので、電話では3人と伝えておく。そうするとたいてい4人席を用意しておいてもらえる。


また、お買い物やレストランへ行くときは、なるべくいいものを身につけて行く。
そうすると、勝手にいいお客様かもしれないと思ってくれて、どうでもいい格好をしているときより遥かに待遇がいいのは実験済みだ。

こういったちょっとした工夫が生活の中にあるとうんと毎日が楽しくなる。

ヒロシバージョンはもっと愉快で痛快な工夫がたえない。

ヒロシとおつきあいしはじめて、よく旅行へいくようになった。
年に数回は海外へ行くのが習慣になり、ヒロシとの旅行もケンカあり、笑いありですべてがいい思い出となっている。

よく思えば、旅行を更に楽しむ方法。というのをヒロシはよく知っている。
ある夏、ヒロシと南国へ遊びに行ったときだ。

透き通るようなエメラルドグリーンの海のこちらはフィジー。

国際線の飛行機を降りた後、専用のジェット機でホテルのある小さな小さな島へまた移動する。
ディズニーの映画に出てくるようなどうみても安全そうなジャングル。何もない森の中へジェット機が到着する。

現地へつくと、いきなり「congratulation’s!!」(おめでとうございます!)とホテルのスタッフたちが二人を本物の花で作った首飾りとティアラで私の体を美しく飾ってくれた。

なにがおめでとうなんだろう。と不思議に思いながらも、手作りの赤や黄色のハデな装飾品がうれしくて、とりあえず「Thank you, thank you」といいながら、笑顔をばらまいておいた。


そう恋していたのだ。

まさに「恋する習慣」

「30をすぎると習慣だけが残る」というならば、恋することは早めに習慣化しておいたほうがよい。

まさにこれは美と若さを保つための特効薬である。

そもそも、恋をするとなんできれいになるのか。

実は恋をするとベータエンドルフィンという脳内物資が体内で分泌される。

このベータエンドルフィンとは脳内で機能する神経伝達物質の一つで、モルヒネに比べ、6.5倍の鎮痛効果があるといわれる。

こんな物質が恋をするとでるのだから、恋の力ってすごい。

また、エンドルフィンがでると多幸感をもたらすと考えられて、またの名を脳内麻薬と呼ぶ。そしてうれしいことに、SEXにより、ベータエンドルフィンが分泌される。

つまり、これが若さの秘訣である。

ということは、恋をしてベータエンドルフィンを常にだしていれば、女はずっときれいでいられるのだ。

やはり心満たされるって重要なことで、ヒロシは120%の愛情をたっぷりそそいでくれた。

そういえばあんなに愛してくれた人は今までいなかった。

女を例えるならば花。男はその花に水をあげる。それが言葉なのだ。「きれいだね」「素敵だね」「愛してるよ」これが花である女にとっての命の水なのだ。

それを男が怠ったら、花は枯れてしまう。きれいで咲き続けるためには絶えず水が必要なのだ。

ヒロシはそれをよーくわかっていた。

恋は永遠に女性を輝かせる魔法なのかもしれない。


「人は30歳を過ぎると習慣だけが残る」これは西洋のことば。

そしてまた、こんな言葉もある。

「30をすぎたら自分の顔に責任を持て」 これはあまりにも有名なリンカーンの言葉。

なんだか30歳をボーダーにずっしりとくる言葉が多いような気がする。
確かにそうかもしれない。

私は30というボーダーを超えた側にいるのだが、これらの言葉には妙に考えさせられる。

人生の約3分の1が来て、本当の大人の仲間入りといったところだろうか。

昔は30歳なんて、れっきとした“オバさん“のイメージであったが、自分がそうなってみるとそうでもない。中身なんて本当そうで、子供の頃と大して変わってないような気もする。

多くの女性はオバさんになってしまうと嘆くが、私は、30のボーダーを踏むことをとてもうれしく思っていた。本当の大人の仲間入りができると思っていたから。

20代より大人で洗練され、キャリアもあり、妙に色っぽいではないか。

日本人の男性はとかく若い女性に目がないが、ただ若ければいいと思うそんな男性にはこちらこそ興味ない。

特に女性は年齢に変な焦りを感じる人もいるが、そのあせりは自然に顔に出てくるので要注意。
誰だって歳はとるもの。焦る必要なんてないし、落ち着いて今を楽しめばいい。見た目の問題ならば、抗酸化は医療の進歩で十分可能である。

そして、いろんな経験がその人の顔を作り出してくれる。

そう、だから30をすぎたら自分の顔に責任を持てというのかもしれない。

近頃は40歳すぎてもきれいな人はいっぱいいるし、この前なんて60近い人にもかかわらず、ウットリするくらい奇麗な女性もいた。

意識している人は歳なんて関係なく美しく、やはりそういう人は決まってあることをしていた。