オリバーとウィルがやってきた翌朝のこと。
ゲージを開けてやると、2匹が転がり出てきてさっそくトイレタイム。
「ウィル、じゃなかった! オリバーが足元でウンチしちゃった~」
テーブルで朝ごはんを食べていた次女が、あわてて足を引っ込めながら言う。
頭に星(スポット)がある方がウィル、ない方がオリバーと名づけたのだが、来たばかりなので顔、いや頭と名前が一致しないらしい。
「ウィルだよね? イケナイ!」
とソファを噛み噛みするオリバーを叱る長女。
君、キミィ、最初に「頭に星がない方がオリバー」と言い出したのはあなたでしょ。
そういう私も、「えーっと、頭に星があるからウィル」と、久しぶりに双子の孫に会うおばあちゃん状態だ。
当のオリバーとウィルも、まだ自分たちの名前を認識できてなくて、
「オリバー」と呼んでも、「ウィルー」と呼んでも、「ごはんだよー」と呼んでも、2匹一緒にすっ飛んでくる。
それでも人間たちは、夜帰宅する頃には、ほぼ頭と名前が一致するようになった。
問題はおばあちゃん。
2匹の名前を教えたが、「ウィル」の名前が聞き取りづらく、発音もしにくいらしい。
「リル?」
「ううん、ウィルです」
「ウル? ウリ?」
オリバーとウィルが自分の名前を覚えるのと、おばあちゃんが「ウィル」と言えるようになるのと、どっちが早いかなぁ。。。
ウィルの目印は頭のスポット
この子はオリバー









