出っ張りフェチ
犬、特に子犬はみんなそうだが、オリバーとウィルも噛み噛みするのが大好き。
好きなだけ噛んでもいいように、と与えたゴムボールやロープのおもちゃより、日用品の方に興味があるらしい。
雑誌、試供品のお化粧のミニボトル、お菓子の個装パックの袋など、そこら辺にあるものを手当たりしだい噛もうとするので、オリバーとウィルの手、いや足が届くところにうっかり物を置いとけない。
最近、2匹が特に好きな物には、ある共通点があることに気がついた。
オリバーたちの口はまだ小さいので、厚みがなくてくわえやすい物や細長い物、出っ張った物だ。
たとえば、猫の顔の形の布製のタオルハンガー、スリッパ、食器棚の木製の取っ手、人間の指、お互いの(オリバー&ウィルの)耳や足、などなど。
食器棚の一番下の引出しの取っ手は、初めて飼ったパクも、次に飼ったキャバリアのメスも子犬の時噛み噛みした。
そのうえ、ウィルたちが噛み噛みするものだから、もうボロボロになってしまった。
ついでにいえば、娘たちも赤ちゃんの時に引出しの中身を引っ張り出して遊んでいた。
この引出しは、家族の成長を身を持って支えてきた、ありがた~いシロモノなのだ。
そんな感慨にふけっていたが、ふと見るとオリバーがウィルの下半身のあるものを口の中へ入れている。
そっそれはっ、男の子の大事なところだからダメだよっ。 (((( ;°Д°))))
喉かわいた~♪
僕、オリバー。
昨日は、とぉっても暑かった。
僕たち今年の4月に生まれたばかりだから、夏を迎えるのは初めて。
ママが窓を開けてくれてたけど、こんなに暑いとは知らなかったよ。
これからもっと暑くなるんだって、ママが言ってた。
やだなぁ。
もうケンネルコフは治ったから元気いっぱいだけど、ウィルとプロレスすると余計暑くなるから、さすがに昨日はあんまりやらなかったんだ。
それでも喉かわいたから、いっぱいお水飲んだの。
僕が先に飲もうとしたら、ウィルが押すんだよ。
オリバー 「お水飲もっと♪」
ウィル 「僕が先だよ~」
ママ 「順番、順番」
いっぱい飲んだから、500CCのペットボトルがほとんど空になっちゃった。
それで、おしっこが何回も出たんだけど、青いシートの上でした時だけママがほめてくれるの。
なんでかなぁ。
ケンネルコフ
先日、初めて獣医さんへ行った。
まだ下痢が完全に治っていなかったし、その前の晩あたりから、オリバーがケホッ、ケホッと咳をしはじめたからだ。
健康診断を兼ねて動物病院へ行き、まずオリバーから診察してもらった。
体重約1.4kg。体温は38.8度。
指の数など先天的な異常はないが、肺に雑音があり、「ケンネルコフの疑い」とのこと。
へっ、ケンネルコフって何?
ケンネルコフとは、ケンネル(犬舎や繁殖場)などの密集された環境で伝播される、コフ(咳)を主症状とする疾患を総称した感染症
http://www.iris-pet.com/wan/jyui/38.html
要するに、風邪みたいなものなのだそうだ。
診察のごほうびに先生からおやつをもらったオリバーは、あっという間に食べ終わってしまい、先生の手をぺろぺろ舐めた。
次はウィルの番だが、待ってる間に私のひざの上で寝てしまい、診察台に移してもそのまま寝ている。
そこで、先生がウィルの名前を呼びながら鼻先におやつを差し出すと、パッと目が覚めてガツガツと食べてしまった。
うっ、恥ずかしい。ごはんを食べてきたばかりなのに…。
ウィルも体重を量ると、オリバーよりちょっと小さくて約1.2kg。
体温は、なぜか2匹がぴったり同じ。
「さすが兄弟ですね!」と獣医さんが笑う。
ウィルの方は、肺も含めてどこも異常ナシ。
し、しかし、
「この子たち、相当おなかをすかせてるみたいなので、しっかり食べさせてあげてください」
と注意を受けてしまった。
成長期なので、下痢をしていてもエサの量は減らさない方がいい、整腸剤を飲ませているのなら規定量を食べさせてあげるように、とのこと。
でも下痢の原因が寄生虫かもしれないので、検便をするために「今度、便を持って来てください」とも言われた。
実は、今回来る時も便を持ってこようと思ったのだが、トイレをする瞬間を見てないと、それがどっちのだかわからない。
うちの場合、2匹ともウンチをするまで傍にひっついてないとダメなのだ。
ごはんのあとすぐしてくれるわけではないから、何時間も観察してなきゃいけないかもしれない。
う~ん。困った。。。
うるわしい兄弟愛
オリバーとウィルはよくケンカをする。
ケンカというより、じゃれあっているのだろうが、男の子同士のせいか、ぐんずほぐれつ取っ組み合ったり、噛み合ったり…と、かなり激しい。
犬は群れをつくって、群れの中の序列を重んじる生き物だそうだが、オリバーたちは同じ日に生まれた兄弟なので、お互いに対等だと思っているらしく、遠慮や手加減は一切ナシ。
ゲージに入ろうとするオリバーの後ろ足を噛んで外に引っ張り出そうとするウィルを見て、思わず「イケナイ!」と叱ろうと思ったぐらいだ。
でもよく見ると、本能的なものか、お互い加減して噛んでるようだし、痛かった時は「キャン!」と鳴く。
人間たちも忙しくて、そんなにはかまってやれないし、まだ予防接種が終わらないので外にも出られない。
まあ、エネルギーの発散にちょうどいいか、と野放し状態にしているので、オリバーとウィルは毎日K1ばりのバトルを繰り広げている。
ウィルが馬乗りに 反撃のパンチをくらわせるオリバー
そんな2匹だけど、片方の身に何か起こると一気に結束する。
私がオリバーを抱っこしていて、下におろそうと中腰になった時、腕からすり抜けようともがくオリバーを落っことしてしまったことがあった。
幸いどこもケガはなかったが、やはり痛かったらしく、オリバーは「キャン」と鳴いて、寝床に逃げ込んだ。
すると、離れた場所で遊んでいたウィルがタタタッと走ってきて寝床に飛び込み、オリバーに寄り添って足を舐めてあげている。
また、現在トイレトレーニング中で、食事が終わったらすぐにトイレシートを敷きつめたゲージに入れ、おしっことウンチをしたら出してあげることにしているのだが、オリバーが先にできたのでオリバーだけ出してやった。
せっかく外に出られても、オリバーはゲージにへばりつき、ウィルのそばを離れない。
そのうえ、なかなかウィルが出してもらえそうにないので、2匹はゲージの外と中から扉のカギの部分を必死で噛み噛みし始めた。
お互いの身に何かあると、やっぱり心配なのね。なんてけなげなの。
と感動したのもつかの間、ようやく外に出られたウィルとオリバーは、再び壮絶な戦いを繰り広げたのだった。












