それこそ一生に一度きり | もるちゃんのブログ

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釣りが好き、旅行が好き、読書も好き…だからジャンルは絞れない。
業者コメがウザいのでコメント欄はあけてません。
まぁ…メモがわりの日記みたいなもんです。

元ジャニーズ人気グループのメンバーが
釈放されるにあたり

土下座をして詫びたと


人間の平均寿命はのびていますが
まぁ
80年としてですね?
一生のうち一度も土下座などせずに
天に帰る人も多いと思いますが


それほど
土下座という行為は
謝罪や反省、今後の強い意志をあらわすのに
最上級に値するとアタシは思うんですね?


10年ほど前から大麻を使っていた
↑と供述している内容が事実ならば?
10年ほど、体や神経に深く染み込んだその薬物から一切、離れられるものなんでしょうか?


その薬物を使用して以降
彼の体や神経が
人気絶頂期のストレスなどから解放させ
活動できていたのならば
その成功の快感に酔ったことも含めて
さらに深く関わる要因になったんじゃないか?

単純に考えてしまうわけですよ?


大麻使って気分上げて
大きなイベントも成功させ
人気も絶好調

そのメリットを体や神経が知りつくしていて
その高揚感も心地よく感じて
だから
気分を落ち込んだ時にはなおさら、のめり込んだ…の
繰り返しの10年だったとすれば?

そう簡単な話ではないと思うんです。


外国の習慣とは違うと思いますが
日本における土下座とは
それなりに深い意味を持つ行為で

彼がまず土下座した、ということは
今から先、裏切りは許されない、一番厳しい状態に自ら追い詰めたとも言えますがね?


土下座ぐらい
簡単にできる人は稀にいます。
だから逆に
簡単に考えていると見抜かれて
それなりの信用しか得られません。
そもそも信用に値しないかも…
土下座乱発は
自らを追い詰めるだけということになりますね。


まだ30代の若い彼が
気持ちを表現するのに
土下座を選択した。


丁寧なご挨拶の作法のひとつとしての
畳の上で正座をして
両手を膝の前で揃えて畳に置き
ゆっくり頭を下げる


三つ指ついて玄関でご主人をお出迎え
↑このシチュエーションはドラマなどでたまに見ますが

意味あいが違いますよね。


額を畳に擦り付けて
↑土下座はこう表現されますから、丁寧なご挨拶とは違います。


当人たちは思い出されたくないでしょうが

かつて逮捕され
保釈された映像で

カメラに囲まれ
アイドル時代のように
思わずスマイルしてしまった酒井法子や

最近だと

一通りのお詫びを含めたコメントを
わりと長く話した、ピエール瀧や

表現のしかたは様々。

ゴーンさんは
作業着でカメラの前に出て
それが担当弁護士のアドバイスだとして
やや批判が出ましたが

作業着が悪いわけではけしてなく
あのシチュエーションで
ゴーンさんの、あの時点での立場で
あの服装はそぐわないんじゃないか?という意味ですから


10年
自分に深く染み込んだ習慣を
振り払うには相当な覚悟が必要。

薬物の再犯率が注視されるのは、本人はその誤った環境から一切関わりを断つつもりでいても

たとえば、一緒に行っていた仲間や
手に入れるための売人が
その関係を手放すか?という点。

関係を断ちたいのに
良好な人間関係が結局作れなかった時に
孤立してしまい
元のそういう仲間なら、また難なく受け入れてくれる…だから環境って大事だとされるんですよね。


本人を本気で心配してくれる人は
けして優しい人ばかりではないから
時に、逃げたくなるほどキツく叱られたりもするだろうし

優しさって
甘やかしだけではないことを
知らないはずはない年齢だと思うので

本当に自分を信じてくれる人に
また巡り会うことができるか?
相手を自分が信用できるかどうか?ではなくて
自分を相手が信用してくれるようになるかどうか?で

彼が土下座した意味が変わりますね。


時を経て
彼が本当に立ち直ったとき
もう一度
土下座することがあるかもしれない。

そのときは
最大級の感謝を込めて、になるでしょうね。