人懐っこい性格のせいで
誰とでも仲良くしていたぶん
小さい頃からとっても不思議…
と思っていたことがあった。
『格差はなぜ生まれるんだろう？』
私が育ったのは人口わずか4万人の小さなまち。
それでも家庭によって豊かさに大きな違いがあった。
小学校3年の時、お家がとっても貧しいのに
5人も兄妹がいる子がいて、
ある日彼女は学校の衛生検査でひっかかった。
髪の毛にシラミがいたから。
彼女はクラスメイトにいじめられるようになった。
私はそんな彼女を見るのに耐えかねて
ハサミを持って彼女の家にのりこんだ。
いじめの原因になっているシラミをなくせば
綺麗になって彼女はいじめられなくなると思って。
お風呂にお湯をはって彼女を入れて洗った。
そしてタオルで拭いてドライヤーでガンガン乾かして、
持ってきたハサミで彼女の髪を可愛くカットした。。つもり。
その時は綺麗になったけど長続きしなかった。
だってやっぱりお家が貧しいことに変わりはなかったから。
もう一人は母子家庭で、お母さんがラーメン屋さんをしていた。
クラスでその子が“臭い臭い”っていじめられていたから、
なんでこの子は臭うんだろう？？と思って遊びに行ったら、
信じられないくらい狭いお家に住んでて
犬のオシッコもうんこも部屋の中にそのまんまだった。
こんなお家に住んでたら、臭いが染み付いちゃうんだって。
でもお母さん夜遅くまで帰って来ないし、
片付けしないし仕方ないんだなって思って。
片やお家が大きな会社を経営してたり、由緒正しい伝統ある
お家だったり、政治家だったり、市長だったり、
広い庭付きの豪邸にお手伝いさん。
とっても裕福なお家の子もたくさんあるし、、、、。
とはいえ家庭内では親子や親族間のいろんな問題はあったり。
もちろん平均的な家庭の子もたくさんいたし。
どうして子どもは親を選べないんだろう？
生まれたところによって
人はなぜこんなに生き方が違うんだろう？
なぜ同じじゃないんだろう？
格差はなぜ生まれるようになってるんだろう？
小さい頃に感じていた疑問。
Noh Jesu認識テクノロジーを学んで謎が解けた。
世界の貧困問題も
経済格差も
勝ち組負け組も…。
結果現象としてあらゆる格差を生み出していくのは
人間の認識のメカニズムにあるということ。
私たち人間が普通に見ている世界、
つまり五感覚脳だけに依存する認識は
格差を生み出すことだけしかできない。
けれども、五感覚脳を超えたイメージを学び理解し
次元上昇した『新しい観方』ができるようになることで
これらすべての問題現象を生み出している原因を
根本から解決することができる。
今人類に一番必要な智慧は
現象を対処法的にどうするかではなく
原因を根本からどのように解決するのか
に観点をリフトアップさせること。
誰もが同じようにチャレンジする環境に恵まれ、
自分の可能性を∞に咲かせながら
仲良く幸せに暮らしていける社会の実現。
幼い頃の切なる願いは今も変わってはいない。