MODEROID 百獣王ゴライオン ゴライオン ノンスケール 組み立て式プラモデル
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今回は
百獣王 ゴライオン から
MODEROID ゴライオンです。
1981年に放送されたテレビアニメ「百獣王ゴライオン」に登場するゴライオンの、完全変形合体するプラモデルが発売!
GOOD SMYLE COMPANYからリリースされました。
今回紹介するものは、基本的に素組みですが、一部塗装しています。
組み立て時間は4時間半ほどでした。
ユーザーシールが付属し、貼り付ける事で色分けを再現できます。
◼︎メカライオン
◼︎ブラックライオン
黒獅子。
四角く黒いボディが格好良いです。
「ライオン」とは言いますが、タテガミが無いデザインが特徴的。
昨今「ライオン」と言えばタテガミが解りやすいファクターなので、逆に新鮮かも知れません。
背中に「1」のナンバリング。
口は開閉可能。
頭部が上下左右、四肢が関節でそれぞれ可動。
四足獣として動いて欲しいところは大体動かせます。尾も上下に可動。
口には専用武器のブラックソードを咥えさせられます。
口内のジョイントでしっかり固定されています。
各メカライオンの専用武器は塗装しました。
◼︎レッドライオン
赤獅子。
細長いボディは猫科動物らしくて良いです。
やはり鬣は無いデザイン。
背中には「2」のナンバリング。
マズルに白いラインのおかげで、若干犬科動物っぽくもある顔。
口は開閉可能。
頭部が上下左右、四肢がそれぞれ関節で可動します。
構造上 胴が曲げられるので、猫っぽいポーズが取れるのが嬉しいです。
口には専用武器のレッドソードを咥えさせられます。
片方が鎌みたいで格好良いです。
ブラックライオン同様に、口内のジョイントでしっかり固定されています。
専用武器の塗り分けは「どの武器が どのメカライオンのか を解りやすくする」と言う意味で塗りました。笑
◼︎グリーンライオン
緑獅子。
レッドライオンと異色同型かと思いきや、グリーンライオンのボディは曲面で滑らかです。
他のメカライオン同様、鬣は無し。
背中には「3」のナンバリング。
可動はレッドライオンと全く同じです。
口には武器のグリーンソードを咥えさせられます。
両刃剣の中央に 更に刃が生えてるデザインは、中々攻撃的です。
口内のジョイントでしっかり固定されています。
◼︎ブルーライオン
青獅子。
青いボディに赤と黄色の差し色は ワクワクする配色だと感じます。
スラっとしたボディに青いカラーリングのおかげで 狼っぽく感じます…。
背中には「4」のナンバリング。
ヘッドホンを付けてるかのようなデザインがクール。
口は開閉可能。
口には専用武器のブルーソードを咥えさせられます。
トライデントのような形が良いですね。
他のメカライオン同様、口内のジョイントでしっかり固定。
◼︎ロボ形態パーツver.
ロボ形態の見栄え用頭部にも交換可能。
頭が巨大化しますが、当時玩具の雰囲気は こちらの方があり、好みなので以下はこの状態です。
通常頭部はシールによる色分けでしたが、見栄え頭部は頬のグレー以外はパーツによる色分けです。
口の開閉は不可。
ブルーソードを取り付けられるように、顎の下に開口しました。
「咥えてる風」に見えるのでOK!自己満足!
頭部が上下左右、四肢がそれぞれ関節で可動。
胴も中部で左右に触れます。
首の基部から上下に動かせるので「お座り」的なポーズもとれます。
…猫がウ◯コしてるみたいに見える…。
◼︎イエローライオン
黄獅子です。
口にはイエローソードを咥えさせられます。
可動はブルーライオンと同様。
◼︎ロボ形態パーツver.
ゴライオンの各メカライオンの中で、私が最も好きなのがイエローライオン。
頬のパネルの様な造形のパーツが特徴的ですし、背中のキャノン砲も格好良い!
カラーリングと頭部造形のおかげで一番「ライオン」っぽいと感じます。
ロボ形態の見栄え用頭部が、当時玩具の雰囲気にめちゃくちゃ合っていて、物凄く気に入っています。
背中の砲に「5」のナンバリング。
以下は この状態です。
顎下に穴を開口し、イエローソードを取り付けられる様にしました。
イエローソードは、ゆいいつ片刃の武器なのが格好良いです。
メカライオンが集合!それぞれ造形が異なり、並べるとワクワクします。
5体のメカライオンが合体!
「レッツゴー!ライオン!」
黒獅子は
前肢のカバーを開き
前肢を収納。後肢を付け根から動かします。
前肢のカバーを閉じ、尾を畳んで収納。
前肢を基部から回転させ、後肢を伸ばします。
全体を立て
頭部を前に向けて口を開き、背中のパネルを跳ね上げます。
背中のパネルを開いて羽にし、口内から顔を出し、角を展開して準備完了。ボディに。
緑獅子、赤獅子は
首を縮め、四肢を畳み、お尻のカバーを開いて尾を畳んで収納します。
底部からジョイントを出して準備完了。腕部に。
青獅子、黄獅子は
四肢を畳み、尾を折りたたんで収納し
首を基部から上にあげ、喉元から踵パーツを展開して、全体を立てて準備完了。脚部になります。
ボディに腕、脚をそれぞれ合体!
◼︎ゴライオン
胸のエスカッシャン(盾の紋章)、V字の羽が格好良い〜!
手足がメカライオンまんま だと言うのに格好良いと言うのが素晴らしいです。
村上克司氏の素晴らしいメカデザインが光ります。
最近の立体物らしくプロポーションは良いです。
変形合体も 元々シンプルなのは有りますが、ストレス無く行えます。
顔
ヴェネチアンマスクを付けたかの様な目の周りがクールです。
「ゴライオンらしさ」を残しつつも、格好良い造形になっています。
目やおでこは最初から塗装されています。
ちなみに胸の盾の紋章の色分けはパーツ分割によるもの!組んでる時、驚愕しました。
可動
頭部:ボールジョイント上下左右可動+スイング関節前後可動
肩:基部 上下可動、付け根 前後左右角
上腕:横ロール
肘:90°未満可動
拳:横ロール
腹部で前後に可動します。
腹部で腰回転可能。
股は水平まで開脚。
股関節:前後左右可動
腿:付け根横ロール
膝:2重関節、90°以上可動
足:前後上下左右可動+引き出し関節左右可動
上記の可動範囲でポージングが可能。
可動範囲は優秀です。
隠された可動を用いる事で、逞しく力強い素立ちが出来ます。
腕は前腕部で曲げることができ、足首の関節を引き出すことで左右の設置が良くなります。
◼︎完全変形ver.
青獅子、黄獅子の頭部は通常頭部でも成立します。
が、格好悪すぎる…。設置性も最悪です。
個人的にはnot for me.なので、ロボ時の見栄え用頭部をデフォルトとしました。
武器の十王剣を持たせられます。
長大で格好良いです。
持ち手の護拳(ごけん)はパーツによる色分け!十字架の黄色と周辺のグレーは最初から塗装されていました。
刀身はガンダムマーカーのメッキシルバーで塗りました。
スペースカッター
盾の様な、攻撃武器の様な、不思議な武器。
当時玩具では 思いっきり「盾」としてデザインされています。
スペースカッターもメッキシルバーで塗装。
ダブルソード
二刀流!格好良いです。
十王剣と異なり、日本刀タイプのストレートなデザインがシンプルでグッド。
ダブルソードは持ち手で連結し、ナギナタ状に出来ます。
十王剣、スペースカッターを持たせると 当時玩具の雰囲気が出て最高です。
メッキビカビカの武器!ワンダーが増します。
無性に直立させたくなります。
以下、適当にアクション。
腰に隠された関節を使うと、大きく脚を挙げることが出来、自然な膝立が可能です。
剣を大きく振りかぶったポーズでは、余裕で両手持ちが可能。
流石に身体の前では無理でした。
↑のはそれっぽく撮ってるだけです^^;
MODEROID ゴライオンのレビューでした。
難点として感じたのは
・青獅子と黄獅子が通常頭部だと、ゴライオン時の見栄えがイマイチ
・しゃがむ為の股関節の可動の為に 脚を前に出そうとすると、すぐロックが外れてストレス
と言う点。
といっても黄獅子・青獅子の頭部は見栄え頭部で専用武器を取り付けられる様にして満足ですし、股関節の可動もしっかり固定できるよう 加工したので、実質 難点は有りません。笑
良点は、まず何より「格好良いゴライオンの立体物が、今手に入る!」という事。
可動もストレス無く動かせる可動範囲ですし、各メカライオンもしっかり動かせるのが嬉しい。
パーツの色分けも見事で、仮にシールを貼らなくても格好良く成立すると思います。
また、各メカライオンの合体もストレス無く行えるのも素晴らしい。
ただ、丸穴にグッ…と差し込むのでは無く、脚部は合体ジョイントが用意されています。
個人的には見栄え用の足の青獅子・黄獅子の造形が、当時玩具っぽくて最高!と思っています。
ゴライオンと言うと、私は世代では無いので「中学生の頃インターネットのおもちゃレビューサイトで知った」と言う存在でした。
当時は、シンプルすぎる変形合体ギミックや、ライオンそのままの手足に『だ だせー!』と思っていました。
短大生位の頃、ゴライオンがアメリカではVOLTRONとして大人気コンテンツになっている!と言うことを知り、改めて玩具レビューサイトで見ていると、何とも素晴らしいデザイン、シンプルだけどシステマチックな変形ギミックだ と言う事に気づき、緩やかにオモチャが欲しい…!と思う様になりました。
しかし、当時品はもちろん高くて買えないし、売ってるボルトロン関係は海外の高額トイばっか…超合金魂も いくら何でも高すぎる…!と、長年もやもや燻っていた所に、今回のMODEROIDでの発表があり、すぐさま予約しました。
長年 ゴライオン(ボルトロン)の変形合体して遊びやすいオモチャに長年の憧れが有ったのですが、MODEROID版は その欲求を十分満たしてくれる、素晴らしいものです。とても満足しています。
格好良い、よく動く、変形合体も楽しい、非常におすすめの逸品です。
◼︎オマケ
おまけの比較。先日紹介した、胴シリーズのガイキング・ザ ・グレートと。
これまでのMODEROIDシリーズと比べるとゴライオンは大きい!
このサイズ感が「オモチャ」としての満足度を高めてくれます。