ダンシング・ライト
今回は
超獣機神ダンクーガ から
the合体 HAGANE WORKS ダンクーガ(前編)です。
GOOD SMYLE COMPANYのthe合体シリーズからダンクーガが発売!
「HAGANE WORKS」の名の通り、合金を使用した商品になっています。
画像枚数が多くなってしまったので、前後半に分けます。
◼︎獣戦機
獣戦機とは敵性宇宙人の侵略に対抗する為に開発されたスーパーマシン。
4機の獣戦機が特殊部隊、獣戦機隊にて開発され ムゲ帝国と戦いました。
◼︎イーグルファイター
主人公の藤原 忍(ふじわら しのぶ)が駆るスーパー戦闘機。鷲を模したデザインが非常に格好良い!
アニメ作品のSF戦闘機感が良いですね。
ランディングギアの類いは無い為、転がし走行は不可。
機首にはワシの顔があります。
直線的で格好良いですね。
今回のthe合体シリーズでは初の解釈となる機体下部の変形パターン。
アニメ版の様に腕を機体下部に配置する事も可能です。
アニメを観ると こちらの方がイメージ通り。
ですが、設定画を見ると手のひらは機体下部に無いように見えるので、今回の解釈も良いな と感じます。
◼︎アグレッシブビーストモード
イーグルファイターはノーマル形態とアグレッシブビースト形態が共通なのですが、アニメではオーラを纏っていました。今回は初回特典でエフェクトパーツが付属し、それを被せる事で再現します。
カバーの裏にすっぽりハマっています。
しっかりハマっているので、持ち上げて落ちる事は有りません。
イーグルファイターには専用台座が付属し、スタンドを用いてディスプレイします。
スタンドとは磁石にて接続されています。
ノーマルモードから変形!
エンジンブロックを跳ね上げ
前方に向けます。
機首を縮め、ベクターノズル部を跳ね上げ、つま先にします。
全体を立て
後部の
折り畳まれた腕部を展開。
その状態から
腕部を基部から左右に広げ
腕を下ろし、向きを変えます。
機体後部のカバーを開いて頭部を出し、主翼ブロックの向きを変えて水平にします。
翼を上方に立ち上げて完成!
◼︎ヒューマロイドモード
戦闘機形態から変形してヒト型ロボット形態に!
スマートな体型が特徴的です。
主翼が立ち上がってるデザインも独特ですね。
胴体が戦闘機の機体中央部、脚が左右のエンジン部と、なんとなくマクロスのバルキリーに記号が似ている気がします。
顔
シンプルな頭部。
スーパーロボットの小ロボ感有るデザインが良いですね。
可動
頭:ボールジョイント、上下左右可動
肩:前後左右可動
肘:90度可動、上腕横ロール
拳:内側方向可動
股は↓の程度まで開脚可能。
股関節:ボールジョイント前後左右可動
膝:90度可動
足:上下左右可動
上記の可動範囲でポージングが可能。
武器のビームガンを持たせる事が出来ます。
拳の他に武器持ち手、平手が付属。
スタンドにヒューマロイド形態でもディスプレイ可能。
スタンドには交換用手首各種、ビームガンもディスプレイ可能です。
イーグルファイターのスタンドはダンクーガ用のスタンドの裏面に収納する事が出来ます。
◼︎ランドクーガー
◼︎ノーマルモード
獣戦機隊の紅一点、結城 沙羅(ゆうき さら)が駆るSF中型戦車。
リアルテイストのデザインがクールです。
後部がクローラー、前部がタイヤなのが特徴です。
転がし走行は不可。
上部の砲塔は上下左右に動かす事が出来ます。
ノーマルモードから変形!
砲塔を後ろに向け
前部のタイヤブロックを前方に出し
タイヤブロック、後部クローラーブロックを下に降ろします。
後部クローラーブロックを逆関節にし、手足の爪を展開。
機首から動物の鼻先を出して完成!
◼︎アグレッシブビーストモード
中型戦車が変形してメカ豹に!
戦車から変形したとは思えない、ネコ科動物らしい しなやかなプロポーションが素晴らしいです。
顔
ちゃんと豹らしい顔です。
口は開閉可能。
首が上下、前肢、後肢が関節でそれぞれ可動。
かなり自由に可動させられます。
アグレッシブビーストモードから変形!
砲塔部を前に向け、機体後部パーツを上に上げます。
脚を伸ばして全体を立て
前肢の爪を畳み、足の甲パーツを下ろします。
前肢を基部から左右に展開。
腕を降ろし、向きを変えます。
胸部パーツを左右に開きます。
機首ブロックを下ろし、拳を出して完成!
◼︎ヒューマロイドモード
メカ豹から変形し、ヒト型ロボット形態に!
オーソドックスなプロポーションですが、戦車から変形したとは思えない、どこかネコ科動物を想起する体型のロボット形態なのがグッド。
変形パターンは難しく無く、ついつい変形させてしまう 良い塩梅の難易度のパターンです。
顔
ベレー帽を被ったかの様な 特徴的な頭部。
顔はイケメンフェイスで格好良いです。
可動
頭部:ボールジョイント、上下左右可動
肩:前後左右可動
肘:90度以上過度、上腕横ロール
拳:内側方向スイング関節+ボールジョイント
腰は回転可能。
股は↓の程度まで開脚可能。
股関節:ボールジョイント、前後左右可動
膝:クリック二重関節、90度以上可動
足:スイング関節+ボールジョイント、前後左右可動
上記の可動範囲でポージングが可能。
股関節は左右方向には あまり開きませんが、概ね よく動きます。
武器のブラスターガンを持たせられます。
武器の解釈が面白く、なんと銃の持ち手に横ロールがあり、左右に回転します。
これによって腕部の干渉を避け、持たせられるようになっています。
非常に面白い発想!
◼︎ランドライガー
◼︎ノーマルモード
式部 雅人(しきぶ まさと)が駆る中型戦車。
ランドクーガーのリデコの様なデザイン。
機体前部に排土板の様なパーツが有るのが特徴的です。
ランドクーガーと異なり、前後部ともクローラーです。
転がし走行は不可。
機体上部の砲塔が上下左右、機体前部のキャノンが それぞれ左右に可動します。
ノーマルモードから変形!
変形ギミックはランドクーガーと同じ。
◼︎アグレッシブビーストモード
中型戦車から変形してメカライオンに!
ランドクーガー同様、ネコ科動物らしい しなやかな体躯が良いですね。
顔
ライオンらしく、鬣が有るのがグッド。
口は開閉可能です。
可動範囲もランドクーガーと同様。
ランドクーガー、ランドライガーのパッと見は同じです。
鬣の有無、尾(砲塔)の形が異なりますね。
アグレッシブビーストモードから変形!
変形パターンはランドクーガーと同様。
◼︎ヒューマロイドモード
メカライオンから変形してヒト型ロボット形態に。
パッと見はランドクーガーと似ていますが、細かい所が違う為、印象が異なります。
何より腹部のライオン時の鬣パーツが特徴ですね。
顔
清潭な顔。
頭頂部の金色のパーツは、何となくライオンの鬣を連想します。
可動は やはりランドクーガーと同様。
武器のブラスターガンを持たせられます。
ランドクーガーのブラスターガンとはデザインが異なっています。
ヒューマロイドモードも酷似している2体。
色の他、頭部・腹部が異なります。
◼︎ビッグモス
◼︎ノーマルモード
司馬 亮(しば りょう)が駆る大型重戦車。
無骨で重厚感の有るビジュアルが最高!
これぞ重戦車!という見た目が とても良いですね。
クローラー部のキャタピラは可動しますが、転がし走行が出来るか と言うと、それは不可です。
上部の各部キャノンはそれぞれ上下に可動。
更に主砲の両サイドの機銃が それぞれ上下に可動し、両サイドのミサイルランチャーがそれぞれ左右に可動します。
コックピットの両脇の機銃は軟質パーツver.の物と、硬質パーツver.の物を選んで取り付けます。
写真手前が硬質パーツver.
私は軟質パーツの機銃を取り付けました。
ノーマルモードから変形!
クローラー部ですが、前後パーツを繋ぐロックにクセが有ります。
忘備録として(自分用にも)コツを記します。
※あくまで私の解釈の方法であり、公式では有りません。 行う際は自己責任でお願いします。
下方向に動かして外し
前部クローラーブロックを内側に動かす事で、前後を繋ぐロックが外れます。
外したロックパーツを畳みます。
その状態から
前部、後部クローラーを下方向に可動し、四肢に。
前肢を基部から動かして下方向に伸ばし、前腕部を回転し、後肢を縮め 膝アーマーを動かしてロック。
前肢、後肢から つま先を出し
肩アーマーを跳ね上げ、機体下部から牙を引き出します。
牙を回転させ、前肢を基部から左右に開き
耳パーツを展開。
鼻パーツを展開し、前肢を戻して完成!
◼︎アグレッシブビーストモード
大型重戦車から変形してメカマンモスに!
四角く巨大な体型が象らしくて良いですね。
下記しますが、'85年のDX超合金版を意識して、オリジナル解釈にしています。
顔
マンモスらしい、身体に対して小さい頭部。
縦長の頭部もマンモスらしさです。
鼻先は前後に可動。
四肢が関節でそれぞれ可動。
◼︎説明書状態
公式のアグレッシブビーストモードは この状態。
肩は左右に開いた状態なのですが、触っていると「これDX超合金版っぽく出来るんじゃないか?」と思い、試した所 それっぽくなったので、私は上記状態で遊んでいます。
アグレッシブビーストモードから変形!
四肢のつま先をしまい
後肢を可動させ、全体を立て
股関節ブロックを前方にスライド。
股関節の基部を動かし、付け根をまっすぐにします。
前肢を肩から左右に開き、膝アーマーを倒してロックを解除。
前肢の前腕部を回転。
前肢を下ろして
肩を基部から動かして腕部を上げます。
脚を伸ばし
膝アーマーを立ててロック。
鼻先を動かし
牙を基部から上げながら、ゾウの頭部を下げ
鼻先を腰に差し込み、腹部に沿わせてジョイントし、牙を肩に沿わせます。
腕部から
キャタピラを引き下げると連動して拳が迫り出します。
キャタピラ部だけを戻します。
つま先を出し
頭部を内部から出し、回転させて露出させて完成!
◼︎ヒューマロイドモード
メカマンモスから変形してヒト型ロボット形態に!
逞しく、マッシヴなプロポーションが良いですね。
頭が小さい為、かなりのモデル体型で格好良いです。
顔
かなりイケメンな頭部!
今の所、ビッグモスの立体物で1番良い顔なのではないでしょうか。
可動
頭:ボールジョイント、前後左右可動
肩:前後左右可動、クリック関節、基部上下可動
肘:スイング+クリック二重関節
拳:ボールジョイント、親指、他指開閉可能。
腰は
一度鼻を展開し
鼻を分離させ
ジョイントを収納。
鼻を戻して取り付ける事により
左右回転が可能になります。
股は水平まで開脚可能。
股関節:前後左右可動、クリック関節
膝:二重クリック関節
足:上下可動
上記の可動範囲でポージングが可能。
かなり よく動きます。
拳は簡易開閉の物の他
全指別可動の物を付け替えられます。
武器のビームランチャーを持たせられます。
ビームランチャーは先端部パーツを外せる他、銃身両サイドのグリップを左右に展開出来ます。
以下、適当にアクション。
なんちゃってガウォーク形態にも出来ます。
劇中では かなりの撃墜数を誇った イーグルファイターのアグレッシブビーストモードでした。
ランドクーガーは可動が優秀の為、お座りも出来ます。
爪を展開してクーガークロー!的な。
パイロットが女性隊員の沙羅なので、何となくロボ娘を意識してみたり。
the合体 ダンクーガのレビュー前半でした。
各マシンは造形、デザインのアレンジが格好良くなってるのは もちろんのこと、それがうるさ過ぎないデザインなのがグッド。
変形も遊びやすい、良い塩梅になっており 各部のクリックも小気味よく、ついつい変形して遊んでしまう楽しさが有ります。
また、ランドクーガー・ライガーは初の獣足になる変形ギミックなのが良いですね。
イーグルファイターに至っては、なんと機首の伸縮ギミックの再現は'85年のDX超合金以来38年ぶり!とても嬉しく思います。
ギミックに自由度が有り、DX超合金版を意識して遊べるのが個人的には非常に良いと感じます。
後半に続きます。◼︎オマケ
おまけの比較。
イーグルファイターとユニトロボーン ペンギンカメラで。
イーグルファイターは全高で90㎜程しかない小さいサイズ。ペンギンカメラの方が大きいです。
ビッグモスとツーカイオー カッタナーで。
ビッグモスは平均的なDX戦隊ロボ玩具と同じ程度の大きさでした。