抗体価を測定しながらワクチンしない理由 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

 

抗体価を

測定

 

つまり

モニタリングしながら

 

ワクチンを

 

接種するのは

 

理論的には

良い作戦だと

思います

 

 

でも

しないです

 

 

しないというか

できなんですね

 

 

 

まず理由の一つは

 

コストが高い!

ワクチン原価が2000円かも

しれませんが

(手技料別)

 

検査原価は

もっと高いです

3~4千円位かな?

(手技料別)

 

 

でも

それは

金さえあれば

たいした問題ではいですが

 

 

 

一番の理由は

手間ですね

 

手間は二つあって

 

採血の手間

 

 

筋注に比べて

採血は

遥かにスキルが必要です

筋注なら引退してた

医療関係者でもすぐ出来ますが

採血は難しいです

 

 

 

筋注なら

1時間で30人位

可能でしょう

 

 

採血はそんなに

できません

 

 

多くの人は

数分で可能ですが

 

血管の出にくい人とか

いたら1人に30分とか

下手したら1時間くらい

必要なケースも

あるでしょう

 

 

すると集団接種会場では

難しいでしょう

 

 

 

二つ目の手間は

 

判断の手間

 

 

前回注射して

どれくらい時間が

経過したか

 

どのくらい抗体が

落ちてるか

 

判断して

接種するかどうか

決めないといけないので

 

 

 

 

 

以上の理由で

全例に抗体測定

するよりは

 

 

なにも考えずに

1回うって

3週間後に

2回目うって

半年後に

3回目うつ

 

 

 

って事しか

 

無理なんですよね

 

 

 

 

大量

ワクチン接種では

手間を省くことが

大事なので

 

 

 


コロナワクチンの量も

同じ理由です

 

今回

犠牲になったのが

超高齢者や

若くて痩せた女性ですね

 

 

 

一律0.3mlと

無理な設定にしました

 

 

これは

無駄を省くためだと

思います

 

 

 

体重によって

ml数を

変えると

かなり煩雑になって

 

 

接種スピードが落ちます

 

治験するときも

面倒です

 

 

 

おかげで

体重が少ない

超高齢者が

副作用で

帰らぬ人となってます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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