糖尿病治療薬で癌予防 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

 

https://medical-tribune.co.jp/news/2017/1211511890/

 

 

記事にあるように

 

 

①インスリンは発がんリスク上昇

②ピオグリタゾン(アクトス)は膀胱がんリスク上昇

③インクレチン関連薬(沢山みなさん飲んでます。)で膵がんリスク上昇

 

 

が疑われていることは

 有名ですね。

 

またメーカーから嫌われそうですが。(笑)

 

 

 

一方癌に対して 予防的に働きそうな薬が

 

 

①メトグルコで発がん 予防

 

も有名ですね。

 

② に SGLT2阻害剤が恐らく抗がん予防があるのではと

 

 

私は 押してます。

 

 

その中でも どれがいいか?

 

この記事では

 

文章から一部抜粋

 

個別のSGLT2阻害薬と各がんとの関係を検討すると、

カナグルだけが消化管がんリスクを抑制することが示された。

その作用機序として、SGLT1は消化管に強く発現しているが、SGLT1ががん細胞へのブドウ糖取り込みに関与している可能性があり、

カナグルは他のSGLT2阻害薬に比べSGLT1の阻害効果も高いためかもしれないという。

 

 

 

 

とういうわけで  当院で 高濃度ビタミンCや VKT するときは

 

 

カナグルを使用しています。

 

 

他のSGLT2阻害剤のほうがよいと言う 意見もあり、

まだ エビデンスと呼ぶにはほど遠いと思います。

 

 

 

血糖降下作用に関しては そんなに差はない気がします。

 

 

 

 

冠動脈疾患の 二次予防には ジャデイァンス使ってます。

 

少量でよさそうなときは スーグラの25を使ってます。

 

 

 

 

 

 

最近は 利益相反ってのを書かないといけないのかな?

 

SGLT2メーカー数社から謝礼金(講演料等)をいただいてますが。

各社2017年度合算で10万円以下です。

12年目の開業医の中では少ないほうだと考えています。

 

 

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