比較的高齢の男性。
目の症状（白内障など）あるんだけど。
HbA1cが８％程度なので
眼科から まだ手術できないと言われます。
私は この程度の血糖動態なら
メリットが多い手術したほうが良いと言うのですが。
現在の 眼科医には 断れることも少なくありません。
HbA1c 至上主事なんでね
HbA1cなんて あくまでもただの指標です。
大事ではあるけど、これだけで 手術ができるかを 決めるのは
私から見たら 大変浅はかです。
いま HbA1c悪くても 術前７日前の 術後１４日間。
うちで 入院させれば なんとかそれなりに コントロールできますｌ
ちなみに この方の 血糖と HbA1cは
以下のとおり
インスリンなしで 糖質制限も 高齢なのでできないし やる気もない。
使っている薬剤は
少量のSU剤と
DPPⅣ阻害剤
SGＬＴ２阻害剤少な目と
それほど 推奨の 処方ではないね。
本当はＳＵが入れたくないし
年齢からSGＬＴ２阻害剤もちょっとリスクあり
空腹時は 血糖 １２３ なのに HbA1cは７％台後半。
ということは 食後血糖が高くなっているってことが想像されます。
これを 防ぐ 唯一無二の方法は 糖質制限
糖質を控えることです。 だけど 高齢なので それは難しい。
よほど 意識が高くないと。
そしてＳＵ剤は減量又は中止したい。
すると HbA1cはもっと上がります。
というわけで 勉強不足の眼科の先生が納得するような
絶対数のHbA1cにするには。
低血糖起こしながら ＳＵ剤増量したりインスリンを開始するといった ほんと サイテーの治療するしかないです。
まぁ 超即効型を カーボカウントして注射するのは そこそこ 悪くない治療ですが。
あとは 入院カロリー制限して DPPⅣ阻害剤から GLP1注射に変えても もう少し落ち着くでしょうけど。
こんな 感じで いつも 眼科の先生と まあまぁ 折り合いつかないです。
私のほうが 圧倒的に、ドクターとしての業績は ことなる（低い）ので。
（私の論文等の業績が少なすぎるので）
私の意見は あまり採用されません。
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年中無休 糖尿病＆内科診療
もりぞの内科
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