国主導のアルツハイマー病研究で改ざんか 厚労省調査
朝日新聞デジタル 1月10日(金)7時2分配信
国主導のアルツハイマー病研究で改ざんか 厚労省調査
データの書き換えの例
国と製薬会社が33億円を投じ、認知症の7割を占めるアルツハイマー病の早期発見を目指す国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」で、臨床試験のデータが改ざんされた可能性が浮上し、厚生労働省は調査を始めた。一定の時間を経た後に記憶を確かめる検査で時間を書き換えたり、不都合な症状を削除したりしていた疑いがある。先端医療を巡る国際競争が過熱する中で、日本の研究への信用が失われかねない事態だ。
J―ADNIはアルツハイマー病の兆候を調べ、早期治療や新薬開発に役立てるのが目的。物忘れなどの症状と脳画像や血液との関連を研究する。これまで経済産業省、厚労省、文部科学省が計24億円、製薬会社11社が計9億円を支出し、認知症研究の第一人者である東大の岩坪威教授(神経病理学)を代表に全国38の医療施設が参加。製薬会社などがつくる「バイオテクノロジー開発技術研究組合」が事務局を担う。
改ざんの疑いがあるのは、2008年から高齢者545人に行っている面談検査のデータ。研究成果の共有を目指す国際的な動きを踏まえ、先行する米国と同じ手順で検査し、解析結果を広く活用する計画だ。
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朝日新聞社
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J―ADNI試験といわれるものが行われているようです。
研究するのは とてもすばらしい事です。
薬が投与されるのか どうか この試験の詳細は存じませんが
一つ いえることは 参加研究者の多分全員が アルツハイマーの薬は有効と
思っている 人達(先生方も) ばかりだと思うんですよね。
私は アルツハイマー型認知症の 薬は使っているのですが、 その有効性に対して、懐疑的になっている 医師のうちの一人です。
副作用の頻度や重症度に 比べて 効果が 全体的にみると今一つな感じがするからです。
(この研究のように MCI(軽い認知症)に アリセプトなど使うと 少し良いのかもしれませんが、臨床の第一線では 多くは結構進んでから飲んでおり 効果がない例が多いような印象を受けます。 )
時に 攻撃的なBPSD(周辺症状)がでている 認知症患者さんに メマリー なんかが有効に感じることがありますが、
やっぱりアルツハイマー薬 全体としては 微妙な 印象を持っています。 専門じゃない私がいうのも 説得力はありませんが。
で なにが 言いたいかというと
研究者のメンバーに 私のような 少し薬効に懐疑的なメンバーを入れると いいんじゃないかと。
全体の 1~2割には、 少し懐疑的に思っているドクターをいれると 公正な研究ができるのでは?
厚労省さん どうでしょう?
ポジティブデータが でにくくなるので 無理かな。
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糖尿病診療
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