帯状疱疹予防注射 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

本日30歳位の女性が、子供が幼稚園で みずぼうそうが 流行ってるから ワクチンうちたいと来院されました。(水痘の患者に接触した時、72時間以内にワクチンを接種すれば、60~80%程度は発病を防止できるといわれています。)ワクチン(水痘ワクチン )は接種しましたが、欧米では帯状疱疹の予防として 水痘ワクチン を打っているようです。大人になっても抗体落ちてきてるから打ったほうがいいのかもしれませんね。


今日のお母さんは純粋に みずぼうそうの予防に打ちました。。。



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帯状疱疹ワクチンの普及、接種費用が障壁、米国調査

20100510日 ソース:Ann Intern Med論文一覧 )文献:Hurley LP et al. Barriers to the Use of Herpes Zoster Vaccine. Ann Intern Med. 2010;152(9):555-560

米国の一般内科医および家庭医を対象に、帯状疱疹ワクチン接種の実施状況、償還に関する知識の有無、接種の障壁について200879月に郵送およびインターネットで調査(回収率72%)。償還を知っていたのは45%に

過ぎず、接種費用が接種の障壁として最多だった。ワクチン費用の助成で接種が普及する可能性が示唆された。

原文(Ann Intern Med
)を読む


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Wikipedeia


米国での研究では水痘ワクチン を数万人の50歳以上の成人に接種することで、帯状疱疹の発症を対照群の半分に、主観的に痛みを残す人を3分の1に減らすことができたと主張するデータもある。2006年に、米国では60歳以上を対象とする帯状疱疹ワクチンとして承認された、このワクチンはいわゆる「水ぼうそうのワクチン(水痘ワクチン)」のことであり、数十年前に日本で研究開発されたワクチンである。米国のみならずEUなど30カ国以上で「帯状疱疹の予防目的」で広く使われているが、日本ではまだ「帯状疱疹の予防目的」での適用がない。適応を取得しても予防接種なので自費で接種は1万円以上の費用がかかる。



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もりぞの内科 年中無休
(12/31 1/1 1/2除く)
糖尿病診療
院長 森園 茂明
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