前述の通り一般的には(普通の)糖尿病患者さんは、インスリン注射をすれば、太っていく傾向があります。
なぜなら、食事療法と運動療法を守る事は大変難しいからです。
UKPDSというイギリスで行われた研究があります。
UKPDSでは、糖尿病治療をすれば、簡単治療群、薬を沢山使う郡共に毎年体重が増加していきます。
特にインスリンやSU剤といった薬を使った群がHbA1cは下がっているのですが体重増加が著しいのです。
UKPDSが５１０２名 Kumamoto studyが110名、圧倒的な数の差があります。
実際の現場の糖尿病治療はＵＫＰＤＳに近いと私は考えています。
http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/complication.htm
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もりぞの内科 院長 森園 茂明
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