①を説明する前に
血糖 インスリン 体重 の関係説明が必要となります。
血糖を下げるために、インスリン注射をすると、血糖値はさがります。
これは血液中の糖がインスリンに刺激されて細胞(脂肪や筋肉)の栄養となることを意味します。
しかし沢山食べて運動をせずに、インスリンを沢山注射すると血液中の糖は下がりますが
脂肪の栄養となり脂肪細胞が大きくなり体重はドンドン増えていきます。
よく「インスリンを打つと太る」という患者さんがいますが、この事を指します。
食事療法と運動療法を守っていれば、体重は増えませんが、守らずにインスリンを打つと血糖値は下がるのですがドンドン体重が増えていくわけですね。
運動すると、糖は筋肉に取り込まれて消費されるので体重は増えません。
少し単純化しすぎた話ですが・・・
要するにインスリンを打って、運動しなかったり食事療法を守らなかったりすると、どんどん脂肪細胞が太って体重が増えてしまいます。
これはインスリン注射をすれば4回打ちでも2回打ちでもどちらでも起こる現象です。
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もりぞの内科 院長 森園 茂明
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