翌日、受け持ち患者さんに、「インスリンをした方が絶対に良い。」 「インスリン注射をするなら４回打ちがベスト」であると説明しました。
７2～73歳位の女性だったと思いますが正確な年齢は覚えていません。
私の意気込みに患者さんも納得して４回打ちインスリン注射が始まりました。
糖尿病のコントロールはある程度落ち着き退院されました。
患者さんも私も満足していました。
当時の筒先生（部長）、がディスカッション中に小声で「４回打ちにしても２回打ちより悪くなることも時々あるんだよねぇ」と言われましたが
その言葉の真意が当時の私にはよく理解できませんでした。
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もりぞの内科 院長 森園 茂明
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