本日、4月18日の日付は「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせから『よい歯の日』

公益社団法人・日本歯科医師会が1993年(平成5年)に「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保ってもらいたい」という願いを込めて制定しております。

 

ひらめき電球さて、今回は”口の老化とは⁈”についてお話しますビックリマーク

口の老化とは、虫歯や歯周病で歯を失ってしまうことをイメージしやすいと思いますが、

その他、唾液の分泌量の減少・嚥下力の低下・口腔内粘膜の非薄化(老化)等様々なことがあげられます。

これらの口腔内の変化は個人によって異なり、食事や会話などの日常生活に支障をきたすことで初めて自覚される方も多いようですびっくり

8020運動というのを一度は聞いたことがある方も多いことと思います。

1989年より、厚生労働省と日本歯科医師会が推進している『80歳になっても20本以上の歯を保とう!』というものです。

歯の本数と寿命の因果関係は大学機関等の研究で発表されておりますが、当院の患者さんでこんな例がありましたのでご紹介いたします📣

とてもお元気な100歳で上下総入れ歯の患者さんがいらっしゃいます。

その方にお話を聞いたところ、『30歳頃には既に自分の歯を全て抜歯されて上下総入れ歯になっていた』と教えていただきました。

何度か作り変えはされたとのことですが60年以上総入れ歯を使用されており、現在も食事も会話も問題なくハツラツとしていらっしゃいます。

⬇️

【口の老化予防のカギ】

前述の100歳の患者さんの口腔機能低下症の7つの検査項目をお調べすると、どれもしっかりとされていて特に舌機能👅に関して良いことがわかります。

これより、いかに日常生活において舌👅が重要なのか、我々は加齢とともに全身の筋力が衰えていく傾向にありますが、残念ながら舌の機能も低下し衰えていくことが『口の老化』に関わっているのかが解ります。

口の老化予防のカギは、ズバリ!舌の機能を低下させない!になりますウインク

 

※口腔機能低下症の7つの検査項目参考ブログ下矢印

 

 

 

【舌の機能について】

①味覚を感じる(味わう)

舌の表面には味蕾(みらい)と呼ばれる、味覚を感じるセンサーがあり、甘味・苦味・塩味・酸味などを感じています。

②咀嚼(食べ物を噛む)

食べ物を咀嚼する時、舌は歯で食ベ物を噛みために噛みやすい位置に移動させたり、一度かみ砕いた食べ物を集め再度咀嚼しやすくしています。

③嚥下(飲み込む)

細かくかみ砕かれた食べ物を咽頭に送り飲み込む機能です。

④発音(話す)

発音するとき舌の形の変化で異なった音を出すことが出来ます。

 

このように舌は、味わう・食べ物を噛む・飲み込む・話すといった人が生活するうえで重要な器官になります。

 

【舌の機能低下対策】

年齢が増すことで行動範囲が狭まりコミュニケーション不足に陥るケースが多くみられます。

また新型コロナの影響で人との交流が制限されて、益々コミュニケーションの機会が失われる傾向にあります。

なるべく人とのおしゃべりや食事など感染対策をしながらの交流を持ちましょう照れ

 

【おすすめの対策方法・五感歯ブラシエクササイズ】

新しい生活様式下においてマスクを外すわけにはいきませんので、当院では『五感歯ブラシエクササイズ』をオススメしておりますキラキラ

 

『五感歯ブラシエクササイズ』とは

頭頚部も含めた顎顔面領域のエクササイズや歯磨きに五感の効果もプラスしたプログラムになります。

ボディバランス・チューニング協会のFSEMトレーナーとしての知識と歯科医師としての経験を融合させて誕生した新しいプログラムです爆  笑

 

本来、ヒトが持っている『感覚(五感)』触覚(触る)、嗅覚(嗅ぐ)、味覚(味わう)、聴覚(聞く)、視覚(見る)を磨き、個人差がある感覚にフォーカスして身体の反応(影響)を見つけて利用し、ヒトが本来持っている生きる力=本能の力(本能力)を引き出すメソッドを頭頚部も含めた顎顔面領域のエクササイズや歯磨きに応用した内容になります。


人の身体は全て『脳』から指示伝達をしているという点に着目し、これまでアウトプットへ目を向けがちだったトレーニングや施術とは異なり、脳へのインプットへ感覚の力を利用していきます。

難しい動きや痛みを伴うエクササイズではありませんOK

ご自宅でお一人で自分のペースで気軽に行なえる内容になりますのでご興味のある方はご来院くださいピンク音符

またオンラインパーソナルでも承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

『五感歯ブラシエクササイズ』にご興味ある方はこちらへ

下矢印

もりやま歯科医院

TEL:0185-25-3054

 (月〜土曜日 9:00〜18:30)

Eメール(代表): info@moriyama-dent.com