【Dr.大久保の健康コラム】ヒートショック | 浜松市|肩こり腰痛、偏頭痛はおまかせ「森といずみ整体」

浜松市|肩こり腰痛、偏頭痛はおまかせ「森といずみ整体」

ボキボキしない・自然治癒力を高める整体

冬場は入浴中に亡くなる事故が多発します。

その数は年間約15,000人といわれ、

交通事故による死亡者の3倍です。

暖かい部屋から寒い浴室へ移動すると、

血管が収縮して血圧が急に上がります。

そして、お湯につかると血管が拡がって血圧が急に下がります。

 



このように急激な血圧の変動によって身体に衝撃を及ぼすことを

 

ヒートショック」

 

と呼び、入浴中に意識を失って溺死したり、

心筋梗塞や脳卒中を起こすこともあります。

とくに高齢者や高血圧、糖尿病、不整脈などの持病がある人は要注意です。



対策、注意事項としては、

1、浴室や脱衣室を温かくしておく。

室内と浴室、脱衣室の温度差は10℃以下にすることが望ましい。

浴室暖房乾燥機の設置、お風呂に入る前にしばらく浴槽のフタを開けておいたり、暖かいシャワーで洗い場を流す、浴室の床にマットやスノコを敷いておく等の工夫が必要です。

 



2、お風呂の温度は、低め(40度以下)に設定する。

3、ゆっくりとお風呂に入り、ゆっくりと出る。

4、長湯をしない。

5、入浴前にアルコールは飲まない。




浴室はリビングルームなどから

少し離れた場所にあることが多く、

もし気分が悪くなった時、

たとえ同居している家族がいたとしても

すぐに助けを呼ぶことが難しいのが現状です。

一人暮らしの高齢者であればなおさらです。


高齢者の入浴を見守る方法としては、

外部と会話できるようなマイクや緊急通報ボタンなどもありますが、

最も有用なものは「見守りカメラ」です。

 



とは言っても、入浴中の姿をずっと監視されるのは

いくら高齢者でも抵抗があって、

なかなか普及には至らないようですね。

私も実は一人暮らし高齢者の仲間ですので他人事ではありませんが

お風呂はゆっくりと安心して入りたいものですね。

 

【大久保忠俊(おおくぼ ただとし)医学博士・大久保外科/消化器科院長】
大久保外科/消化器科 浜松市中区菅原町16−15(県居小学校そば)
TEL:053-453-4598 FAX:053-453-4975

 


>>お客様の声

【浜松市・森といずみ整体】http://moritoizumi.com
静岡県浜松市中区助信町24-30-303 アクセス
月火木:10~17時・水金:10~20時・日:午前中【完全予約制】
メニュー
メールでのご予約