嫌いな食べ物が最後に残ってしまう次女。


「嫌いなものから順に食べたら、

どんどんテンション上がって来るんじゃない?」

と、親から提案し、


ある朝やってみました。


最初に食べたのは玉子焼き。


口の中に入れたら、本当に不味そうな顔をします。


そして次のトマトは、玉子焼きよりは短い時間で食べ終わりました。


「お〜、美味しいのしか残ってない」

と、喜ぶ次女。


結果的にいつも30分かかるところ、20分ぐらいでだいたい食べ終わりましたが、


「おっ!いつも早く食べ終わりそう!」

と、安心してしまったため、

最後は長女とお喋りしながら、、、


結局、完全に食べ終わった時間は

いつもと大して変わらない。


ふと、次女が長女を見て、

「なんでお姉ちゃんは、トマトを最後に食べるの?嫌いじゃないよね。」


長女、

「私はもともと好きなものを最後に食べるの。」


さすが姉ですね。

台所にあるホワイトボードに、


「水に流せるポケットティッシュ」

と書いてありました。


そういえば、次女が

「ポケットティッシュがもうない。」

と言っていたから、

買っておけってことかな。


でも、

「流」の字は、次女は知ってるのか?


だとしたら、長女か代わりに書いたのか?


私の中では謎のまま。

しかし、わざわざ誰が書いたか

確認するほどでもない。


翌朝、

「知らないうちに最初の「水」の字が少し消えてる。

どうして?」

と、次女。


「えっ、どこが?」


「上の棒がちょっと短くなってる。こわ〜い。」

まるで、心霊現象のように言います。


別に、読めるからいいでしょ。

何かがこすれたんじゃないのかな。


その後、次女がいなくなった隙に、


「水」の左上に点を1つつけておきました。


それから、

ご飯食べ終わって、

再びホワイトボードの前に来た次女。


「え〜!今度は「水」に点がついてる!」

と、大騒ぎして、私に知らせに来ました。


「あら、どうしてだろうね。」


「怖〜い。」


本気にされても困るので、

「あぁ、それ、パパがやった」


「な〜んだ〜」

と、安心した次女。


「氷に流せるってどういうこと〜?」

と、笑っておりました。


誰がやったか分かるたけで、

人の気持ちは、こんなに変わるんですね。

最近やってる国語の教科書に

「あやとり」が出てきてるらしい。


あやとりかぁ、、、


小学校の頃、お母さんか、姉にちょっと教えられた気がするけど、

ホウキ🧹を覚えたぐらいで終った気がするな、、、


長女は、先生からあやとりの紐を貰ったらしい。


家に帰ったら、YouTubeとかも見ながら

色々と覚えようとしてる。


私もちょっとやってみたけど、

全然手順を覚えられない。


それどころか、

長女の隣で真似てやっても、

指を入れるところを間違えてる。


歳だねぇ


朝に、

ご飯食べ終わって、

歯を磨こうとした長女なんてすが、


歯を磨きながら、家の中をなんとなく歩き、

おもむろに手に取りました。


あやとりの紐。


そして、クッションの上で

あやとりをし始める。


歯ブラシを口にくわえて。


「おい!あやとりしながらは、絶対歯磨きできないでしょ!」


慌ててあやとりをしまう長女です。


仕事から帰ってきたら、

晩ごはんを食べていた次女が

玄関に走ってきました。


「スマホ作った!」


見ると、右手には青と白の折り紙のようなもの。


「ここが、ホテルのゲームのアプリで、

ここが、YouTube、

ここが、国語、算数、図工、

ここが、電話、写真を可愛くするアプリ、、、」


お〜、細かくアプリのアイコンも並んでるね。


「この周りの青いのが、スマホケース」


ケースまで作ったの!?


「あと、充電する穴も作った」


ほ〜


そういえば、幼稚園の時にも折り紙で

スマホを作っていたような、、、


あれと比べると、かなり進化した気がする。

最近、次女が

格闘技っぽい動作をするんです。


上半身を回転させながらのパンチとか、

ハイキックとか。


「それ、何で見たの?」

と、聞いてみたんですが、

特に答えない。


まあ、テレビとか、YouTubeとかでも

格闘技とか、格闘ゲームの動画とかありますから、

特にこれって程のものもないんでしょうけど。


試しに、私が手のひらを出して、

「ここに、パンチとかキックとかしてみて。」

と、頼んだら、

まあ、小2の女の子程度ですが、

それなりに強くはありますね。


護身用として、役に立てば良いけど、

「くれぐれも、自分から人に本当に当てちゃ駄目だからね。」

と、念を押しました。


次女は、笑いながら、

「当たり前でしょ。」

と返してきました。





次女の足にできた、

ウィルス性のイボ



2回目の病院は妻に行ってもらいましたが、


3回目私が行くことになりました。


病院に入るときから、

次女は超やる気なさそう。


イスに座るときも

体を投げ出したようにするので、


「ガンッ!」

壁に頭の後ろをぶつけてました。


「イテッ!」


「あ〜、ダルいよねぇ。

今日は焼かれないといいねぇ。」


「でも、どうせ、絶対焼かれるんでしょ、、、

やだ〜、やだ〜。」


いよいよ、看護師さんに呼ばれました。


診察室に入るなり、

「やだ〜!」

と次女。


先生、

「おはようございます。

どうですか?調子は?」


私、

「結構良くなったと思うんですけどね。」


先生、

「あっ、いいですね。じゃあ、ちょっと見ましょうか。」


「あ〜、やだやだ」


素足を台の上に乗せると、

「あ〜、良くなってますね。

順調だと思いますね。」


おっ、じゃあ、もう焼くのは終わり?


と、思った次の瞬間、、、


「でも、今日も焼くんですけどね。」


やっぱ、焼くんかい


「先生、完全に治るとどういう状態になるんですか?」


「治ると、何の跡も残らなくなりますね。

きれ〜いになります。」


次女の足は、

一度皮は剥けましたが、

1ミリぐらいの黒い点があります。


「一年ぐらいかかる人もいますからね。

全然、順調だと思いますよ。

中途半端にやめると、

また大きくなりますから、

徹底的にならないと。」


次女に、

「だってさ、頑張ろうか」

と言うと、


「やだ〜。

パパ、抱っこして」


看護師さん、

「あ〜、パパ抱っこいいねぇ。」


次女にとっては何の気休めにもなりませんが、

看護師さんとしては、こう言うしかない。


結局、私が次女を抱っこして、

私が先生に背を抜けて座り、

次女の足だけ先生の方に出して、


焼いてもらいました。


「じゃあ、また2週間後ぐらいに来てください。」


早く終わるといいね、、、



ヒメジョオン


私と妻は、車で買い物の用事があったので、


子どもたちにも、

「買い物に行くよ〜。」

と誘ったのですが、


長女は、黙って準備を始めたものの、


次女は動こうとしません。


「どれぐらいの間出かけてるの?」

と、妻に聞いています。


ん?

留守番する気なのか?


車のエンジンを掛けても

次女は出掛ける準備をしようとはしない。


最後に長女が靴を履いたときに、

「え?次女は行かないの?」

と私に聞きました。


「なんか、留守番するみたいだよ」

と答えると


長女が小さな声で、

「え〜?」


すると、家の中から、


「え〜ん!」

と、泣き声。


やっぱり、1人で留守番は寂しいでしょう。


「ほら、行くから、早く準備しなさい」


泣きながら、トイレに行って、

カバンを手に取った次女でした。







朝、次女の目覚ましが鳴っているのに

次女が起きません。


ベッドの横に行って、

次女の顔を覗いたら、


泣き出してしまいました。


「どうしたの?」


「、、、、、、」


「変な夢でも見た?」


「え〜ん!」

無言で頷く


「気持ち悪い夢?」


「え〜ん?」

首をふる


「怖い夢?」


「え〜ん!」

頷く


「パパ出てきた?」


「え〜ん!」

首をふる


「ママ出てきた?」


「え〜ん!」

頷く


「先生出てきた?」


「え〜ん!」

頷く


こんな感じで、イエス・ノーで答えられる

質問を何回かやりましたが、

質問の手玉も乏しく、、、


結局なんの夢か分かりませんでした。


でも、その後、妻がなだめたら

泣き止んだみたいです。

最近、学校では体力テストを

やっているらしいです。


晩ご飯食べていたら、

妻が、

「明日、長女、垂直跳びやるみたいだから、

パパ、跳び方教えてあげてね。」


「あ、分かったよ。」


とは、言ったものの、

その日の夜、結局出来なかったので、

翌朝教えました。


「今日やるのって、こう跳ぶやつ?」

と、跳びながら聞いたら、


「いや、それじゃない。」


あれ?


「じゃあ、こっち?」


立ち幅跳びの格好をしたら、


「あっ、それそれ」


「1番大事なのは、尻餅付かないことね。

お尻ついたら、そこが記録になっちゃうから。

むしろ、前に転がるぐらいでいいよ。」


部屋の中で、跳んで貰いましたが、

どうも、高く跳ぼうとしているので、


「いや、上じゃなくて、前に跳ぶように」


「私、こういうふうに跳びたいんだけど、、、」

と言いながら、

片足で跳ぶ格好になってるので、


「いやいや、片足はルール違反でしょ。」


など。


平均より上にいくと良いなぁ、と思います。




タイイヌノフグリ



朝ご飯のときに、

子供の友達の話になりました。


そしたら、長女が、

「そういえば、

『恋と友情どっちを取る?』

って話あるよね。」


突然、難しい話題に変えてきたな。


そして、


我が家にもこういう話題が出るようになったか、、、


と、思ってしまいました。


具体的な話をするのかと思ったけど、


長女は、

「私は絶対、友情だな。」


まだ、フワッとした話ね。


妻と私で、

それぞれ持論を展開しましたが、

最後に妻が、

「でも、この時期はこう考えるのよ。」


まあ、確かにね。

今から講釈を語っても、

やはり歳を取らねば分からない話ですからね。


なので私は長女に、

「その時が来たら、悩みなさい」

と言って終わりました。