共犯 元刑事 永井耕作の誘拐捜査 2016 テレ東 原作:深谷忠記 | moris11のブログ

moris11のブログ

尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

海岸近くのビル、屋上で体操する警備員、元横浜松ヶ根署刑事の永井耕作(橋爪功)


東央大学生物科学研究センター、国立署生活安全課防犯係の岩佐純(渡辺大)が来場
准教授の海老沢夏彦(丸山智己)が訴える 娘の美菜(早坂ひらら)がいなくなった


海老沢宅に刑事が詰める

母親の早苗(原田夏希)が憔悴している
事件発生から三日経過しても犯人から連絡がない


警視庁捜査一課長 遠藤(西沢仁太)は公開捜査に踏み切ることを決定する


記者会見、
国立市西泉在住、いずみ保育園年少組 海老沢美菜三歳が行方不明、父親が荷物を取りに行った約5分の間に姿を消した
現場から走り去る赤いスポーツタイプのセダンが走り去るのが目撃されており、車種の特定に全力を挙げている


警備員控室でニュースを見ながら弁当を食べている永井耕作


新鮮野菜直売所、広丘真之(大杉漣)の姿を確認する永井


永井は娘夫婦と同居している 娘の風間恭子(三倉佳奈)は、仕事を辞めて欲しいようだ


現場に一番に駆け付けた岩佐と、刑事課の室伏琢巳(梨本謙次郎)が組んで車中待機
“主犯はズバリ、海老沢夏彦”、と岩佐 “美菜ちゃんが消えたと言っているのは父親だけ、あの日は土曜日で人も少なく誰も美菜ちゃんの姿を見ていない”
“動機は、なんでそんな作り話を”、と室伏に聞かれるが、岩佐は答えることができない


赤い車に乗っている男がいたので家を訪ね職務質問、奥から女の子が泣きながら出てきた しかし顔が違う


母親の早苗の両親がやってきた 海老沢は、妻を両親に託し職場の大学へ


“どうして私ばかりこんな目に”、と早苗
国立署刑事課長の木津川(永野典勝)が両親に挨拶し事情聴取
犯人と思われる人物に心当たりはないか
早苗は、小学校4年生の時、久保家の養女になっている
それが今度のことと関係があるのかに関心があるようだ


大学に犯人から電話が入るがすぐ切れてしまう


早苗が悪夢に言うなされている 父親が会おうとするが早苗は必死に拒んでいるようだ 夫の夏彦が声をかける

“警察には言っていないが美菜と直接話をした、元気一杯だった、犯人は一週間で必ず帰すと言った、信じよう”


永井の仕事場を室伏と岩佐が訪ねる
21年前、松ヶ根署管内で発生した、似たような事件の陣頭指揮を執ったのが永井だった、と、松ヶ根署、現刑事課長の西川庸三(益岡徹)に聞いてやってきた
“似てやせん”、と永井、

5歳と4歳の女の子が続けて殺された事件
1994年9月10日、八重樫ユカ5歳が自宅近くで行方不明となり、3日後、7㎞離れた(おおと川)河川敷で絞殺死体となって発見された さらに2か月後、広丘美鈴4歳が、母親がスーパーで買い物中、トイレに行くと言ったまま行方不明になり、5日後、スーパーから20km離れた神社の裏で絞殺死体で発見された
二人とも全裸で、どちらもいたずらされた形跡があり、ホシは幼女を偏愛する異常者で、犯行には車を使用、松ヶ根周辺に土地勘がある人物、と目星をつけた

間もなく、広丘美鈴が消えたスーパーで、右足を軽く引きずって歩く中肉中背の男がいたことがわかった その男は河川敷周辺でも目撃されていた
春山達夫(本田博太郎)、県立松ヶ根高校教師、妻と8歳の娘 早苗の3人家族、移動手段は専ら車、アリバイがなく、当時の同僚 西川と逮捕した
しかし物証が出ず、春山も犯行を否認したため不起訴となった


永井は今でも春山がやった、と信じている 証拠隠滅された
その春山の娘 早苗の娘、即ち春山の孫が誘拐された
春山家は一家離散、妻は死に、娘は久保家の養女となり、春山は再婚した


武蔵野記念病院へ室伏と岩佐、赤い車の情報
所有者は国分哲士(長谷川朝晴)、心療内科医師、独身
直当たりは様子を探ってから 先ず、顔を拝む
“あの先生、土曜の午後はこの車飛ばしてあきる野の別荘へ行く”
室伏と岩佐は別荘を探る


永井が農園で作業している広丘を訪ね、今回誘拐されたのは春山の孫であることを伝える
永井はさらに春山の様子を探りに行く 古びたアパート、三ツ橋達夫・蓉子の表札 隣人の話、車椅子の春山、胃潰瘍で3か月入院していた、と言う


永井は早苗のところにも行く “でっかくなったなぁ”、と声をかけるが、刑事に追い返される
岩佐が、何故早苗に近づいたのかを永井に聞く “早苗は何か勘づいているのではないか”、と永井 

“遺族の復讐の線はないか”、と岩佐 永井はきっぱり否定する

あの苦しみを、たとえ犯人の娘であってもやるはずがない


早苗は精神的に追い詰められている 夏彦は、犯人を信じよう、と宥める 早苗は打ち明ける “21年前、私の本当の父が今度のようなことに巻き込まれた、ごめんなさい、ずっと黙っていて”


捜査本部に宅配ドライバーから情報提供、海老沢美菜を、あきる野の別荘で見た


警視庁捜査一課 特殊班係長の石渡恵介(大鶴義丹)、室伏、岩佐らが急行、国分哲士に捜査令状をつきつける
別荘には店を開くことができるほどのロリコン趣味グッズが集められており、美菜の毛髪、衣服の繊維も採取された
犯人逮捕、国分哲士42歳


広丘の農園に春山が車椅子でやってきて土下座し懇願する


永井が松ヶ根署に来て西川と会っている
国立署の刑事が来たとき、永井は国分の話をしなかった 何故国分が浮かび上がったのか
確かに、21年前、国分の名も捜査線上に上がった しかしアリバイがあった
“国分には強い味方ついているから誰も手が出せない、と、当時”、と西川 国分の父親は神奈川県警本部長だった “先輩は本部長のお気に入りだったから”、と西川


永井が知らなかったことがあった 既に20年の時効を過ぎているが、国分は、1年間海外にいた まだ時効を迎えていない


広丘が捜査本部に現れ、岩佐に声をかける


永井が岩佐を飲み屋に呼び出す 捜査状況を教えてもらえないことは分かっているので、“独り言を聞いてくれ、その反応で考える”、と永井
岩佐は、広丘が国分のDNA鑑定を求めてきたこと、21年前の事件は国分が犯人だ、と言ったことを明かす


永井は、21年前、国分のアリバイを証言したスナックのマスター(菅原大吉)を訪ねる


国分が21年前の事件の自供を始めたことを聞き、愕然とする永井


「プラチナケアパレス横浜」、

国分雅夫(黒部進)を訪ねる永井、

“本部長、ご存じだったんでしょう、21年前から、自分の息子がホシだと、私は最も尊敬する、信を置く人に裏切られた”


永井は早苗を訪ね謝罪する そこへ朗報 

美菜が見つかった 無事だった
今回の件、国分が犯人ではないようだ
美菜は、“おじちゃんとおばちゃんがいた”、と語った


今度は早苗が永井を訪ねてきた 自分の過ちを認め謝罪した永井を信頼しているようだ
ここで、夫から聞いた話をする 大学に電話が来たとき、美菜と直接話をした 永井は何かに気付いたようだ
早苗は、“実は私、永井さん以上に父のところへ行きづらい、父は何度も会いに来たのに拒絶した”、と明かす
そこに電話、父が再婚した相手の女性からだった


三ツ橋達夫の告別式、永井は春山に謝罪できなかった 早苗も死に目に会えなかった
永井と岩佐が告別式へ、岩佐は、妻の蓉子が武蔵野記念病院の看護師であることに気付く 国分と蓉子は同じ病院にいた
早苗が美菜を連れて告別式にやってきた 夏彦が慌て、美菜を会場に入れさせまいとする 美菜の、“おばちゃん”、という声
永井には見えていた 

美菜の言う“おじちゃんとおばちゃん”、春山と蓉子だった
帽子を被ったおじちゃんもいたと言う 夏彦だった


蓉子は、春山が末期がんであることを知り計画を練った
真犯人を挙げない限り、春山は娘にも孫にも会うことができない

蓉子は国分を疑い、行動パターンを調べ上げた 別荘の鍵の在りかも
夏彦に事情を話し協力させた 時効が来ていないことも調べ上げていた
早苗は、告別式の夫の異常な行動で気付いたようだ
広丘は、春山の必死の訴えを受け入れて協力した


岩佐は、関係者を逮捕しようとするが、永井は、“法律は何のためにある、国民が幸せになるために法律を使え”、と、西川も入れて納得させる
永井は広丘に会いに行き、“国分以外は捕まえない”、と宣言し頭を下げる