深層捜査 ドクター大嶋二郎の事件日誌2 湘南・鎌倉編 2017 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

東京都世田谷区、大嶋クリニック、内科・心療内科医の大嶋二郎(長塚京三)
警視庁犯罪被害者対策室の柏木百合子(かたせ梨乃)と、神奈川県藤沢市江ノ島、フラワーデザイナーの窪田沙希(手塚理美)に会いに来た 彼女は離婚している 6年前、娘を連れて鎌倉の実家に戻り、フラワーアレンジメントのスクールを開いた


2日前連絡があった 娘の亜矢(松風理咲)がふさいでいる 仕事が忙しく、母親に亜矢の面倒を見てもらっていたが、半年前認知症を患い施設へ入った


沙希は、「JAPAN FLOWER DESIGN AWARD 2017」会場にいた
参議院議員の川村恵三(新藤栄作)が挨拶、沙希は海外での展覧会も計画している


大嶋と百合子が窪田宅へ
沙希の話、
亜矢はひと月前からふさぎ込むようになった 部屋にこもって笑顔を見せないようになったが何故そうなったのか心当たりがない

 

部屋を見せてもらう 乱雑で散らかっている 最近は部屋の片づけをしなくなったと言う
机の上、「エデンの東」のDVDと、友人と二人がおさまった写真
百合子は部屋の写真を撮る
帰り際、亜矢が学校から帰ってきたが硬い表情、何も話さず部屋に入る


大嶋は百合子に、一か月前学校で何があったのか、写真に写っている少女が誰なのかを調べさせる


大嶋クリニック、百合子が調査結果を報告、高野泰之(渡辺大)も一緒に話を聞く
少女は池内美雪(喜多乃愛)というクラスメイト、一か月前から行方不明になっている
一か月前、美雪の母親の遺体が海岸に打ち上げられた
親子で心中したのではないか、と警察は見ている 鎌倉南署の刑事 朝岡直記(湯江タケユキ)に聞いた
水死体が上がった場所を見てきた 母親は池内伸枝(菊池麻衣子)43歳、娘と二人で暮らしていた

不動産会社を経営していた父親は3年前会社をつぶして行方不明となっている
母親の死因は水死だが頭部に打撲痕、肋骨も三本折れている 投身自殺の可能性が濃厚 借金があった 夫の保証人になっていた 引っ掛かることと言えば、遺体から睡眠薬が検出されたこと


沙希から電話、明日、アシスタントの沢井恵美(葦月久子)が亜矢をクリニックに連れて行く 母親が来ないことに驚く高野、亜矢は中2だった


《第一回診察》
カメラでモニタリングすること了解を得る大嶋
Q.痛みや苦しいところはないか → 無し
Q.今一番気になっていることは何か、(美雪の母のこと、美雪の行方のこと、と大嶋が確認する) → 亜矢が鼻をすする


《第二回診察》
亜矢の話、“先生、私すごい苦しくて、だから誰かに聞いてもらいたくて、美雪とは小学校のころからの親友です 美雪はいつも明るくて勉強もできて、何でも話せる親友だと私は思っていました あの日、美雪は学校を休みました 美雪は携帯を持っていなかったので連絡することが出来なくて、美雪が死ぬほど悩んでいるなんてちっとも知らなくて、美雪はお母さんと自殺したんです”
“どうして美雪さんは自殺したと思うんですか”、と大嶋


百合子と高野は別室でモニタリングしている


“美雪が学校を休んだ日、手紙が届きました”、亜矢が手紙を出す


《美雪の手紙》
亜矢、本当にごめんなさい
最後に亜矢と会えなかったことだけが残念です。でも、き
っと許してくれるよね。私はお母さんと死にます。仲良くして
くれてありがとう。死んでも亜矢のことは忘れない
亜矢も私のことを覚えていてくれる
ずっとずっと友達だよ
美雪


“この手紙のことお母さんに話しましたか”、と大嶋 首を振る亜矢
“お母さんは仕事が忙しくて私の話、まともに聞いてくれません それに美雪の最後の言葉だと思うと誰かに言ってはいけない気がして今まで黙っていました”
亜矢は、字は間違いなく美雪の字だと言う


大嶋は改行が不自然なことに着目する 亜矢は、手紙をもらったのは初めてなので美雪のくせなのかどうかわからない、と言う


診察後、大嶋・百合子・高野で意見交換
母と娘の心の溝を感じる 美雪は、亜矢とは何でも話していた仲なのに、何故手紙を書いたのか


百合子は朝岡刑事に手紙のコピーを渡す

単純な朝岡、これで心中で間違いない、と喜ぶ
“逆でしょ”、と百合子 “美雪ちゃんの遺体が上がらないのに遺書が送られてきたのよ”
“殺人の線、洗ったの”、と百合子 “動機が見つからない”、と朝岡


沙希は作品展開催に向けてインタビューを受けた後、母の美子(冨田恵子)が入っている介護老人福祉施設「緑が丘の郷」を訪ねる 美子は、“あなたどちら様”、と言い、土産のみたらし団子を振り払い、“帰れ、帰れ、帰れ”、と叫ぶ


《第三回診察》コラージュ療法、好きな写真や絵などを台紙に貼り付けることで心理変化の気付きにつなげていく
亜矢は、犬、鎌倉の大仏、レコード、チョコレートパフェ、ホットケーキなどを選ぶ
美雪との写真は喫茶店の前でおじさんに撮ってもらったと言う
音楽喫茶「ノスタルジア」、極楽寺の近くにある
“海の写真を見て思い出すことは”、と大嶋 “隠れ家です”、と亜矢 二人だけの秘密なので場所は言えないと言う


江ノ島電鉄「極楽寺駅」
音楽喫茶「ノスタルジア」に大嶋、「エデンの東」が流れている
海の写真、江ノ島の海、娘の写真、5年前亡くなった
マスターに二人の写真を見せるが知らないと言う
医者であることを明かす “私の患者なんです”
警戒心を解くマスター、“二人はどうしてこの店に来るようになったのか”、と大嶋
写真を撮りに海に行くと、美雪がさびしそうに一人で座っているのを見た ある日、店の前を歩く美雪を見て声をかけた ホットケーキをご馳走した
海にいるわけ、“家に帰れないから” ある日、母親から、“高校なんか行かなくていい”、と言われ落ち込んでいた


川村参議院議員が沙希を食事に誘う 盗撮する男がいる


スナック「れいこ」へ百合子と高野
伸枝はいつから、

“3年前から、旦那の会社が倒産してからすぐ”、とママ(岩松れい子)
“私、あの人が自殺するなんて信じられないのよね”、と、ホステス(辻本優美) 

“だって恋人もいたんですよ、自殺するかな”
お店のお客さんで雑誌のカメラマン、長谷川亮二(ジョーナカムラ)


長谷川が沙希を訪ね、盗撮した写真を見せる 強請る
沙希は川村に相談する 相手の出方を待つ


《第四回診察》
よく眠れている
今日は映画の話をしましょう、と大嶋
「エデンの東」のDVD、美雪からもらった 美雪は喫茶店のおじさんから勧められた
美雪はお母さんから愛されていないと思っていた 映画は隠れ家で観た “愛されないほどつらいことはない”、と言うセリフに共感していた


沙希を訪ねてきた男がいる 亜矢の友達、池内美雪のことを聞く 長谷川のことも 何も知らない、と沙希


隠れ家とはどこなのか、大嶋が「ノスタルジア」へ
長谷川が来ているが大嶋を見て帰る 大嶋はマスターに隠れ家のことを聞く


亜矢に長谷川が接近する 写真を見せ、“お母さんの不倫相手”、と吹き込む


長谷川が沙希に脅迫メール “龍口寺来い、写真のことで話がある”


■長谷川が石段から突き落とされ死ぬ


長谷川の携帯履歴、メール、窪田沙希を呼び出している


朝岡が沙希を署に連行する
“私が着いた時、長谷川はいなかった”、と沙希、しかしアシスタントの沢井恵美は、沙希が長谷川に脅迫されていた、と証言する


「ノスタルジア」に美雪の父 池内幸平(大鶴義丹)が訪ねてきた 伸枝の死のニュースを見て鎌倉に戻ってきた
マスター 遠藤久幸(橋爪淳)が何故それほどまでに美雪のことを、と池内 “娘は美雪と同い年、美雪が来るたび、死んだ娘のことを思い出した” 池内を追い返すマスター


何故美雪は亜矢に手紙を書いたのか、どういう意味があるのか、と大嶋
そして気付く 妙な改行の意味 縦読み “いきているよ”


大嶋は百合子にある人のことを調べてもらう


沙希が帰宅すると、亜矢が電気を付けずにいた
“お母さん、不倫しているんでしょ、忙しい忙しいと言っているのに男の人と会う時間はあるんだ” さらにひどいことを言って沙希にビンタされる亜矢


亜矢も気づく “いきているよ” 隠れ家に急ぐ
美雪は生きていた そして亜矢も監禁されてしまう


沙希がクリニックへ
娘のために頑張っているつもりがいつの間にか自分のために頑張るようになった
母が亜矢の面倒を見るのも当然のように思うようになった


百合子が、美雪に手紙を書かせた人物を突き止め大嶋に連絡
大嶋と沙希が向かう


「ノスタルジア」のマスター、写真家の遠藤久幸(橋爪淳)
遠藤は妻が娘を殺したと思い込んでいる
同類の伸枝が許せず殺し、雪江を監禁していた
遠藤は離婚裁判で娘の真由美(綾川まみ)の親権を失い、その後事故で二人を失った
辛さゆえに記憶をすり替えた
真由美が亡くなった時運転していたのは遠藤だったが衝撃で記憶を失くし一人生き残った
妻が事故を起こして二人が死んだ、と思い込んだ
真由美は母が再婚しようとしていることを遠藤に訴え、遠藤は真由美を連れて行こうとしたとき妻が阻止しようとして車に乗り込んできた その直後事故を起こした
長谷川は、伸枝が遠藤に呼び出されたことを知っていた 崖から伸枝を突き落とすところを目撃していた

長谷川を殺したのも遠藤だった
大嶋は遠藤に自首を促す

 

縦読みは在原業平の時代から
からころも

きつつなれにし

つましあれば

はるばるきぬる

たびをしぞおもふ

 

“かきつばた”

 

《参考》シリーズのリスト