検事・朝日奈耀子4 函館立待岬 北の殺人物語 2006 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

明治通りの歩道橋で男女の諍い、足を踏まれた、謝れ謝らない
揉み合いとなり、男が階段から転げ落ちる


傷害罪で逮捕された真鍋恵美(涼風真世)の検事取り調べ
検事 朝日奈耀子(眞野あずさ)、事務官 大山聡(内藤剛志))
被疑者、真鍋恵美、昭和39年生まれ、渋谷レストラン店員
被害者の西村雄二(湯江健幸)と示談は成立しなかった
二人は初対面と言うことであるが、ともに函館出身
初対面と答えた時、少し躊躇があった


西村雄二は、5年前強盗の罪で逮捕され懲役5年、先月出所したばかりだった
その事実を聞いた真鍋恵美はひどく驚いたようだったが、演じているようにも見えた 直後に聴診器で脈を調べたが正常だった 検事は処分保留とした


5年前の強盗事件、二人組でスーパーに押し入った もう一人は矢島修治(清水宏)
矢島は、警備員に対してナイフを出して抵抗したが自分に刺さってしまった 現場に残したナイフから矢島が特定され、さらに西村が浮かび上がった 矢島は現在も逮捕されていない


渋谷中央署の筒井刑事(河西健司)から検事に連絡、西村は陥没骨折だったが既に退院した


真鍋恵美は、警察での取り調べ中に一本電話していた 相手は、コメンテーターとしてテレビにも出ている大学教授の高瀬真也(春田純一)だった
検事は恵美に高瀬との関係を聞くが、“言いたくない”、と言う


■西村雄二が死んだ 自宅マンション屋上から転落死した
屋上に揉み合った跡があり他殺と考えられる 男が目撃されており、60歳前後、胸を押さえて蹲り、ふらふらしながら走り去ったと言う


第一発見者は内縁の妻の佐々木佳代(大沢逸美)、服役中函館で出所を待っていた
“西村も馬鹿よね、あの女に騙されて”、検事に問われ、“真鍋恵美って女よ” 理由を聞かれ、“そう思っただけよ”、と言葉を濁す


真鍋恵美が西村の死を聞いた時、驚きを示すまで一瞬の間があった、その意味は


夜、行きつけの「礼子」に集まった面々、同僚検事の小柳倫子(深浦加奈子)、刑事部長の倉持哲也(北村総一朗) 聞いていた女将の礼子(大島さと子)は、恵美は演技しているのではないか、耀子を値踏みしているのではないか、と感想を述べる 礼子には前科があった
大山は、耀子を函館料理の店へ連れて行く 西村が通っていた店だった
そこで西村は嘯いていたと言う “俺はそのうち金持ちになる、ある男を脅して8千万手に入る” さらに店には矢島という男も来ていたと言う


高瀬宅を訪ねる耀子、妻の美紀子(清水由佳)が幼い娘と実家から帰ってきたところだった
家に招き入れられると、娘が留守録を再生した “気を付けなさい、あなた狙われているわよ”、恵美だった 美紀子は戸惑う


高瀬真也も函館出身だった しかも恵美とは同じ高校の2年先輩だった しかし恵美は話そうとしない


大山が情報を仕入れてくる 恵美が働いていたレストラン、ジンギスカン料理、オーナー(松井紀美江)の話では西村は恵美に付き纏っていたと言う
2週間前、高瀬らしき3人家族がやってきた 恵美は動揺し高瀬に会わないようにしていたが、高瀬が恵美を見た時、まるで幽霊を見たような顔になったと言う


耀子は大学に高瀬を訪ねる 恵美の写真を見せるが知らないと言う
留守録のことに関しては、“間違い電話じゃないですか”、とシラを切る


耀子は函館出張を決意する
函館西署の野上(小林正寛)と秋山(黒沼弘己)が対応する
5年前の強盗事件、当時は、金庫に現金は入っていなかった、ということになっていたが、実際は表に出せない金が入っていて、分け前のことで揉めたのではないか、矢島が西村を殺したと考えているようだ


逃走経路を歩く 刺された矢島は途中で一休みし、そこで二人は別れた その場所には血痕が残っていた その場所が見えるアパートの住人が真鍋恵美だった


函館で恵美が働いていた食堂で話を聞く 恵美は不倫していたようだ
恵美は連れ子だった 父親とは血縁なし、母が死んだあと疎遠になった


大山はトラック運転手を見つけてきて耀子に合わせる
5年前、事件のあった日、大沼公園近くで女の幽霊を見た 髪がぼさぼさだった 勇気を振り絞って函館まで送った 女は、函館の路面電車に2台やり過ごしてから乗った


耀子は、路面電車運転手の、恵美の義父 治郎(加藤茶)に会う
幽霊のような女は恵美だった 何も聞かず家に連れ帰ったと言う


恵美はその後東京に出たが、出所した西村が治郎を訪ねてきて、8000万円どこだ、と言ったと言う

治郎は突然胸を押さえて蹲る PVST(発作性上室性頻拍症)のようだ


恵美の不倫相手は高瀬だった 

高瀬のゼミに所属していた卒業生に話を聞く

高瀬は教授になったが、教授選で、高瀬は大穴だった

何故なら高瀬には金がなかった
しかし選ばれた


西村が転落したマンションの外階段の手摺から検出された指紋が、治郎と一致した あの日、休みも取っていた しかし治郎は犯行を否認する


佳代が高瀬を刺した


逮捕された佳代は語る 盗んだお金は矢島が持って行った

出所したら分け前を貰おうと思っていたが、矢島の行方が全く分からない 矢島は恵美が好きだった

恵美に聞けばわかるだろうと西村は考えていた


高瀬は命に別状はなかった

西村殺害も否認する アリバイも用意されていた


しかし、裏切られ続けられた妻の美紀子は限界に来ていた 金目当ての結婚、浮気、そして偽証をさせられた


結局、大沼公園で何があったのか 恵美は語り始める
腹を刺された矢島が恵美の部屋に助けを求めてやってきた

そこに高瀬が帰ってきた
矢島はお金を持っていた 高瀬は矢島を殺し、恵美に手伝わせ大沼に沈めた そして高瀬は恵美も殺そうとして突き落とした
恵美は生き延びた しかし、妊娠していた恵美は流産した


高瀬が偶然ジンギスカンを食べに家族でやってきた時、子供を見て復讐を誓った
西村を抱き込み、検事に調べさせて高瀬の犯罪を明るみに出そうとしたのだった
西村は、治郎と揉み合いになった時誤って転落した

屋上に、治郎の常備薬の抗不整脈薬のジソピラミドの粉が落ちていたことで治郎の関与が明らかになった

 

《参考》シリーズのリスト