西村京太郎トラベルミステリー70 十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子 2019 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

山形鉄道 フラワー長井線、赤湯-荒砥間、沿線に花の名所が多い
運転手の森山久司(益岡徹)、一分一秒の狂いもない


東京、繁華街、男女が揉めている 巡査が事情を聴くが、恋人同士の喧嘩を装い去る


山形県長井市、森山の休日、東京に向かう
東京駅で戸惑っている森山を見た鉄道捜査官の花村乃里子(沢口靖子)がお節介を焼く 山形鉄道の運転手であること、仕事一筋で大切なものを失ったこと、時間が停まっていることなど語る 乃里子は総武本線乗り場を教えるが、その後ろ姿に不吉な予感を覚える


夜、乃里子は再び森山を構内で目撃する


■川端に男の死体、刺殺されている 警視庁捜査一課臨場
十津川警部(高橋英樹)、亀井刑事(高田純次)、柿沼刑事(葛山信吾)、久保田刑事(伴アンリ)、小林刑事(佐藤正浩)


死後11-13時間経過、死亡推定時刻は前夜19-21時
前畑巡査(竹内和彦)が被害者に見覚えがあった 先日揉めていた男女 女の顔も覚えていたため似顔絵を作成する


傷の深さに比べて出血が少ない、と十津川 どこかから運ばれてきたのか 轍が残っている 何か台車のようなもので運んできたようだ 

近所のホームセンターの台車に血痕、ダンボール箱に発泡ポリスチレン(EPS)の破片、被害者の髪にも破片が付着していた そして血痕
ダンボールを被せて死体を運んできたようだ 遠くない場所にアパート、聞き込み 男はこのアパートに出入りしていたようだ 

住人の女性、似顔絵に似ている 武部あかり(小林涼子)、派遣社員の部屋を家宅捜索する
部屋に、経済ジャーナリスト 柴田英太郎(鳥谷宏之)の名刺、免許証もあった 間違いない カーペットに血、金魚鉢が倒れた跡、しかし人を殺して金魚を助けたのか、と亀井


あかりの母 武部美代子(中原果南)はカフェレストランを経営している
十津川と亀井が訪ねる しかし、娘とは半年以上会っていないと言う
柴田の写真を見せるが知らないと言う 昨夜は休みで自宅にいた
この店は多くの山形ワインを取り揃えているのが印象的だった


柴田は企業恐喝をしていた ターゲットは「小田C&A」、日用品雑貨の通販大手だった 小田C&Aは山形県長井市で創業した あかりも長井市で生まれた


ダンボール箱を台車に乗せて運ぶ男の姿がドライブレコーダーに記録されていた 鮮明ではないが、男の顔も記録されている 関係先に手配する


柿沼と久保田が小田C&Aを訪ねる 社長室に、社長の小田啓輔(山野史人)、副社長で妻の涼乃(小野真弓)、専務の小田啓一(石母田史朗)、秘書の川上(清水昭博)らが顔をそろえている 対応するのは専務の啓一、社長の小田は咳き込み途中退席する 涼乃もついてゆく
柴田の恐喝の材料は環境汚染、しかし問題はない、と啓一
そして、副社長の涼乃を、ホステス上がりの女、と罵倒する


柴田が常連だったバーに十津川と亀井
ママの竹下千晶(小柳友貴美)、柴田のことを、一見優しそうなイケメン、しかし中身は分からない、と評する カウンターに山形土産がおいてあった


花村乃里子が十津川に会いに来る 北條刑事(山村紅葉)を見て、「てまり」の女将とそっくりなことに驚く
乃里子は、15時頃写真の男と話をし20時半頃再び目撃したことを説明する 総武本線千葉方向に向い、山形新幹線で帰って行った 山形鉄道の運転手と言っていた


十津川と亀井は山形に向かい森山に会う
15年前、妻と娘は出て行った その時から妻でも娘でもないと言い、何も語ろうとしない 写真を見せても自分であるとは認めなかった


売店のおばさんに森山のことを聞く “なしてそったらこと聞くの”
“美人薄情”、と、一度も戻ってこなかった美代子を非難する
しかし、半月前、柴田が同じようなことを聞きに来たことがわかった


美代子は25年前まで小田C&Aに勤めていた
武部あかりが長井市にやってきた 目撃した十津川と亀井、森山は娘を逃がそうとする 電車に乗せる 十津川と亀井はタクシーで追いかける エンストした車に阻まれ、タクシーを降りて走る老人二人 次駅で電車に乗り込むがいない 途中停車して娘を下ろしていた森山
しかし女の死体があった 竹下千晶だった 刺殺されている 森山も乗客も、千晶が乗り込んだところを目撃していなかった


東京に着いたあかりを、乃里子たちが確保する
乃里子は十津川に提案し、親子をネットでつなぐ
ここで、柴田が、あかりの出生の秘密を聞き出そうとしていたことが明らかになる 美代子が家を出た理由、それは、あかりが森山の子ではないことが明らかになったためだった
あかりは柴田から聞かれ、母の美代子に聞きに行った しかし母は嘘をついた あかりは森山に手紙を送った 森山はあかりの部屋を訪ねた そこで柴田が殺されているのを目撃し、あかりが殺したと思い後始末した 19時40分に部屋を出た


あかりが部屋に戻ったのは20時、異変には気づいたが、柴田の死を知ったのは翌日だった 父が殺した、と思い山形に向かった


森山でもあかりでもないとすれば、柴田と千晶を殺したのは誰だ


竹下千晶の遺体が発見された時、死後1時間経過していた
遺体は隠してあった 犯人はスーツケースから出した


25年前、千晶と美代子は同僚として働いていた
千晶が柴田に情報を流したのだろう


十津川、亀井、森山は美代子を訪ねる 真相を話してくれ
泣きながら語る美代子、仕事一筋だった森山、社長の小田に気を許した美代子のたった一度の過ち、子供は森山の子ではなかった
半月前、美代子は小田を訪ねた 小田は、心配するなと言った


東京駅構内のビデオ、竹下千晶と並んで歩く男、秘書の川上だった スーツケースを持っている 川上は逮捕される 川上は、涼乃から、柴田の言いがかりは嘘だ、と言われていた 社長のためなら何でもする


小田社長が自宅で服毒死していた 爪の先に土
自殺か、しかし、乃里子も十津川も事件は終わっていない、と感じていた
小田は、娘のあかりが自分のむすめであること、全財産を与えるという遺書を鉢植えに隠していた 涼乃と啓一は組んでいた 社長を殺し、あかりを殺そうとするところを取り押さえられる

 

《参考》シリーズのリスト