西村京太郎トラベルミステリー54 伊豆の海に消えた女 2010 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

東京、伊豆の温泉のポスターを見てさぼりたくなった会社員風の男、踊り子号で伊豆に向かう
色っぽい女が近づく 女が車内で声をかけ名乗り合う
女はイクタクミコ、男は名刺を渡す 商社マンの酒井修(渋江譲二) クミコは女優もやっていると言う

■レストランチェーンのオーナー 高原雅之(比留間由哲)が殺害された
前日、カタヤマと名乗る女性から、“結婚してくれないなら殺してやる”との電話があった、と社員 死亡推定時刻は朝4-6時

高原は4人と付き合っていた
カタヤマミユキ、秋山圭子(松永京子)(銀行員)、小林由美(かでなれおん)(ホステス)、ツダアキエ

カタヤマミユキと連絡が取れていない 電話の女もカタヤマと名乗っていた ミユキのマンションへ

【警視庁捜査一課】十津川警部(高橋英樹)、亀井(愛川欽也)、北条(山村紅葉)、久保田(伴アンリ)、清水(井川晃一)、西本(森本レオ)、三田村(木崎浩之)

管理人の話、“ミユキは1か月半前に越してきた、実家は伊豆といっていた、土産のカマスの干物をもらった”

高原の妹 宮本真理(映美くらら)がやってきた 兄とはあまり連絡をとっていなかった、という 女癖の悪い兄、いつかはこうなるだろうと思っていた

ミユキの写真を入手し手配すると、熱海駅で目撃情報が得られた
さらに、リゾート21で下田へ向かったことも分かった 男と一緒だった
熱海駅近くのレストラン、二人の会話はぎこちなかった 初対面のようだった

ミユキの部屋の家宅捜査、ミユキはイタリアフェアのコンパニオンをやっていたようだ ミユキは下田に現れなかった

十津川と亀井は下田へ向かう 下田署の小山(今井雅之)らと合流する

朝、旅館で食事するミユキと酒井、ミユキは食べない 機嫌が悪そうだ

ミユキたちは蓮台寺駅でおりていた 滞在先も分かった

旅館、既にチェックアウトしタクシーに乗っていた
行先は爪木崎 断崖

一人にして、とミユキ タクシーに戻る酒井 そこに十津川、亀井、小山ら
様子がおかしかった、と酒井 断崖へ急ぐ いない バッグが…
遺書が入っていた 自殺したのだろうか

十津川は自殺ではないとみている 芝居じみている 素顔が見えてこない
■女の遺体が海で発見されるが、顔が原型をとどめていない
ミユキの部屋で採取された指紋、高原殺害現場にあった缶ビールの指紋と一致した

遺体はミユキ しかし釈然としない 誰かがミユキに殺させたのではないか 得をするのは誰か

2週間後、高原の女の一人、秋山圭子が爪木崎で殺された 財布に42万円入っていた
家宅捜索で通帳、100万円引き出されていた さらに、宮本真理へ出そうとした書き損じの封筒が見つかった

残された関係者は、ホステスの小林由美、家に引きこもっているツダアキエ
アキエは豪邸に住んでいる “高原さんのおかげ、いろいろ学ばせてもらった”と言う

警視庁を元警官の探偵 野崎(正名僕蔵)が訪ねる 野崎は、殺された秋山圭子から高原について調べて欲しい、とにかく何でもいいから調べて欲しいと言われ、前金50万円受け取ったと言う
圭子は殺されてしまったが、お金を受け取っているので調査を継続し、分かったことがあれば報告する、と言う

真理の夫 宮本徹也(北山雅康)は借金まみれだったが、次期社長に納まろうとしている 妹夫婦がやったのではないか

■下田近くの海岸で野崎の死体が見つかった

妹夫婦はスーツケースを持って出かけた

探偵事務所が荒らされている

野崎の滞在先がわかった 昨日16時過ぎチェックイン、4日前も来ていた、と言う 野崎は、圭子のボディガードをしていたようだ

妹夫婦は下田のホテル伊豆急にいた
追及され、差出人不明の手紙を2通受け取ったことを明かす

1通は、“おまえが高原をころした 時間指定で爪木崎へ来い”
殺してないので行かなかった
もう1通は、“お前たちは疑われている 疑いを晴らしてやるので来い”とあったので来てみた

1通目の手紙は、何故、“兄を殺した”と書いていないのか、関係者全員に出したのではないか 確認したところ、由美もアキエも受け取ったことを認めた

高原は、ペーパーカンパニーを作り、架空の赤字を計上していたことがわかった

さらに、高原は8年前、1億円の借金を背負ってツダアキエと札幌に逃げたことがあった しかし5年前、3億円で再出発している どこで資金を得たのか

5年前、宝石店強盗事件、未解決、犯人は2人組、被害額3億円
現場に残された指紋が、高原と一致した
アキエも強盗の片割れなのか、十津川と亀井、アキエを訪ね、指紋採取する しかし遺留指紋と一致しなかった

カタヤマミユキのマンションの管理人から連絡があった
ミユキの部屋宛の郵便物、宛名はナオミ・セキグチ(井上和香)、引き取って欲しい ナオミ・セキグチなる人物がいたことは無い、と管理人

さらに、アメリカ在住のナオミ・セキグチの捜索願が出されていたことがわかる 写真はカタヤマミユキだった
ナオミ・セキグチが、カタヤマミユキになりすましていたようだ

ツダアキエが動いた 久保田刑事と清水刑事が追跡する 逃げ切ろうとするアキエ、車に激突する

《まとめ》高原と強盗を働いたのが本物の津田明江(濱田万葉)だった 明江は病弱だった 明江に成りすましていたのが片山みゆき(宮本真希)だった 明江は、高原から定期的に大金を受け取っていた 明江とみゆきは知り合い、親密になった “私が死んだら私をあげる”と明江は言った 明江が病死し、みゆきは明江を庭に埋め、明江に成りすました
みゆきは、高原に、明江のように自分を扱うよう要求したが、お前にそんな価値は無い、と一蹴された 殺してしまった

みゆきは、女優志望のナオミ・セキグチにアルバイトを持ち掛けた みゆきに成りすまして1か月半マンションで暮らし、その後報酬を受け取ってアメリカへ帰る しかし、殺人が行われるとは聞いていなかった ナオミは、みゆきを脅迫したため殺してしまった
圭子は、関係者全員に手紙を送り、犯人をおびき出し5千万円要求したが、みゆきに殺されてしまった
野崎はその殺害現場の写真を撮りみゆきを脅した 1億円要求した これも殺した
車で激突し、3日間眠り続けたみゆき、全てを認める


《参考》シリーズのリスト

 

十津川警部シリーズ24 伊豆の海に消えた女 2002 TBS 

 

2021.06.12 配役名で書き換えた