十津川警部シリーズ24 伊豆の海に消えた女 2002 TBS 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

15年前、札幌で起きた殺人事件、クリスマスイブの前日、時効を迎えた

年の瀬になるととてつもない事件が起こる、と亀井刑事(伊東四朗)

警視庁捜査一課:十津川警部(渡瀬恒彦)、亀井(伊東四朗)、西本(堤大二郎)、山下(山田アキラ)、小西(中西良太)、安原(山村紅葉)、三田村(三田村周三)、村川(古川りか)

東京駅、赤いスーツケースを持つ女が踊り子101号に乗る
女は男に声を掛ける 空いているのに相席しようとする 怪訝な顔をする男 “一人じゃ淋しい”、男は喜ぶ
女は生田たか子、男は酒井修(大鶴義丹)と名乗る

■青山六丁目で殺人事件発生、所轄の丸山(ベンガル)が十津川を迎える
被害者は高原雅之(須藤正裕)、会計ソフトなどを開発する会社の社長だった
死後3-5時間経過、凶器の包丁の他、ベッド下にリップパレットが落ちていた イニシャル、M.K 被害者の血液型はA、O型の血痕が残されていた

高原の妹夫婦がやってくる 宮本真理(喜多嶋舞)と達夫(小沢和義)
遺体にすがって泣く真理、“兄は女癖が悪かった 手あたり次第だった”

高原には5人の女がいた 確認の結果、秋山圭子(大竹一重)(OL)以外は不在で連絡が取れていない

片山みゆき(有森也実)が、会社で大騒ぎし、“殺してやる”と言っていたことがわかる
みゆきは6時半に朝帰りした、とマンションの管理人、8時に赤いスーツケースを持って出かけたと言う みゆきには下田の病院に入院中の母親がいる 9時の踊り子号で出掛けたのではないか

十津川は亀井に静岡県警に協力を依頼させる 下田駅で待機する静岡県警の佐々木(でんでん)と中村(津久井啓太)、しかし、みゆきは定刻には現れなかった

酒井と生田たか子は熱海で降りて食事していた 熱海から伊豆急リゾート21号に乗る 酒井は、スーツケースのネームプレートにM.Kとあるのに不審に思う T.Iではない
たか子は酒井を白浜温泉に誘う みゆきは偽名を使っていた

十津川はみゆきのマンションの家宅捜索を行う
残りの3人についてもアリバイ確認を行う
モデルの森千賀子(松田千晴)、ホステスの小林由美(横須賀よしみ)、無職の津田明江(速水典子)
明江には会えていないが、犬を散歩させているところが目撃されていた
 

タクシーで石廊崎に向かうみゆき

静岡県警から連絡、石廊崎でみゆきが自殺したようだ 靴と赤いスーツケース、そして遺書が残されていた

酒井が事情聴取を受ける 名乗った名前とネームプレートの不一致、寝言で“お願い、死んで”と叫んだことなどを話す

何故危険な伊豆に来たのか、自然なようで極めて不自然だ 小西と村川を残し、十津川は東京に戻る

■秋山圭子が伊豆天城峠ごろう杉並木で絞殺される ハイカーに発見された

圭子のマンションで、高原の妹 真理宛の書き損じた封筒が発見された 文面はなかった

圭子はレンタカーでホテルを朝5時に出て、6-7時に殺害された

十津川は、安原を下田へ向かわせる 入院中のみゆきの母 照子(白川和子)を見舞わせるためだった
照子は正月なのにクリスマスツリーを飾っていた その訳を語り始める
15年前、札幌で起きた殺人事件の被害者は照子の夫、みゆきの父だった 照子は瀕死の重傷を負い、後遺症が残った
イブの前の日、時効になってしまった 高原が犯人だった

■酒井修が毒殺された 青酸カリ、連れがいたが誰も顔を見ていなかった

宮本真理は犯人ではないようだ 夫婦にアリバイがあった

圭子まで殺されたこと知り、真理が出頭してきた
差出人不明の手紙、“高原も圭子もお前が殺した”という文面だった
さらに、モデルの森千賀子、ホステスの小林由美にも同じ文面の手紙が送られてきていたことがわかる 津田明江はその後行方不明になっている
圭子は関係者全員に手紙を送っていたようだ

津田明江は、高原が殺害された日、犬を散歩させているところを目撃されていた
十津川が再確認、遠くから見たので、顔まではっきりと見たわけではないことがわかる

津田明江宅の家宅捜索、人けが全くなかった 庭に掘り返したような跡があった 女の遺体が出て来た

《まとめ》病院を張り込み、母親を連れ出そうとしたみゆきを確保する
何故、高原が犯人だと分かったのか、みゆきはソープで働いていた時高原と知り合い、その後外でも会うようになった 先日高原の家に行ったとき、PCに父の作ったプログラムが表示されていた 母に写真を見せた 母は犯人の顔を覚えていた
共犯は、働いていないのに高原から報酬を得ている津田明江だと思った 犯行は男女二人組によるものだった 明江は時効のことを口にした 犯人しか知らないことだった
みゆきは、身寄りのない明江に成り代わり、財産を処分し母に残そうと思った 明江に来た脅迫状を読み、放置できなかった 酒井とは、踊り子号で偶然会ってしまった みゆきが人を殺したことを知り強請ってきた さらに体まで求めて来た 殺さざるを得なかった
エンディング、みゆきは自殺しようとするが、母を一人残すことは出来なかった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.06.10 配役名で書き換えた