西村京太郎トラベルミステリー48 みちのく殺意の旅 2007 テレ朝 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

8年前、水戸の大学で同人誌仲間だった6人と、3年下の一人の女性が織りなす物語

阿部豊(志村東吾)・みどり(佐藤仁美)夫妻、矢代誠(山口馬木也)・由紀(国分佐智子)夫妻、婚約中の原田健治(湯江健幸)・加藤敬子(三津谷葉子)、事業に失敗した田村明人(関戸将志)

阿部豊が文学賞を受賞した 受賞を記念したパーティーを水戸で開き、その後、飯坂温泉、秋保温泉を回る計画を立てた 田村も誘ったが返事はなかった

阿部夫妻は水戸で喫茶店を経営し、商店会の打ち合わせがあるため、翌日飯坂温泉で合流することになっていた 水戸駅で4人を見送った

水戸駅前で、十津川直子(浅野ゆう子)に写真撮影を頼んだのが加藤敬子だった 
直子も4人と同じ水郡線で郡山、東北本線で福島、そして飯坂温泉へ向かう

水戸駅のホームで、矢代由紀は田村を見かける さらに福島駅のタクシー乗り場でも見かけたが誰も信じない

田村は事業を失敗したらしい 由紀は1か月前、田村から300万円の借金の申し込みがあり断っていたが、夫の誠には話していなかった 飯坂温泉の部屋で初めて話した

食事の前に温泉に入ることにしたが、由紀の姿が消えた

■直子が宿の周りを散策している 十綱橋の下、女が倒れている
由紀だった 福島県警の戸田(篠田三郎)がやってくる 直子を見て驚く戸田 戸田と十津川(高橋英樹)は旧知の仲だった

【警視庁捜査一課】十津川警部、亀井(愛川欽也)、西本(森本レオ)、北条(山村紅葉)、小林(佐藤正浩)、清水(井川晃一)、日下(茂賢治)

直子が夫の十津川に連絡し、戸田も状況を説明する 十津川は福島に向かう
事情聴取で、由紀が田村を見かけたこと、田村がメンバーに借金を頼んでいたことが明かされた 田村は伊勢佐木町で輸入雑貨の店をやっていたが失敗し、東京へ移っていた 

田村の部屋を調べる亀井、西本、北条ら、仲間が写った写真が破られゴミ箱に捨てられていた
2か月前、白い衣装の女が田村を訪ねていたことも確認された

原田・加藤敬子、阿部夫妻の4人は旅を続けることになり秋保温泉へ向かう 重要参考人である4人、戸田は犯人をおびき寄せるため許可したようだ 十津川も同行することにした

仮通夜を済ませた矢代も秋保温泉にやってきた 犯人を捕まえたい、と言う
水戸駅で4人を見送った田村は、福島駅のタクシー乗り場でも目撃されている 先回りする方法はあるのだろうか

秋保で、十津川に西本が合流する
4人はコンパニオンを呼んで楽しそうにやっている 男二人はさらに外へ飲みに行ったようだ
朝3時頃、十津川の部屋がノックされる 加藤敬子だった 原田が帰って来ない
■橋の下に男が倒れている 原田だった 後頭部を石で殴られたようだ

十津川は、田村が先回りして福島に来る方法を見出していた 水戸線を使う方法だった
しかし戸田は否定する あの日、水戸線は不通になっていた

■田村が谷底で死んでいた 上から突き落とされたようだ 死亡推定時刻は7時頃

矢代と敬子が疑わしい、と戸田 消去法ではそうなる

矢代は妻の由紀を持て余していたのではないか 隣人は、夫婦喧嘩を目撃していた

敬子が、直子のところへやってくる 直子は、盲導犬協会でボランティア活動していることを話していた 敬子は、阿部が由紀を好きだったのではないか、と語る

阿部がいなくなった 妻に置手紙 1週間旅に出て考えたい、とあった 阿部の犯行の可能性はあるのか 水戸駅で見送った後の行動を調べた
店に戻り、商店会の会合を14時半頃までやり、その後、月島に仕入れに行き、24時頃戻った 22時過ぎに月島を出たことも確認された

宮城・福島県警は矢代を逮捕した

今回の事件は、8年前の学生時代に原因があるのではないか

志村は由紀が好きだったこと、矢代はみどりと付き合っていたこと、由紀がハンサムで人気者の矢代を奪ったことなどが明らかになった

急がば回れ、水戸線を使わずに先回りする方法、水戸から上野に戻り、東北新幹線で福島へ、田村も、そしてもう一人いる みどりだった

《まとめ》阿部が文学賞を受賞した 学生時代ヒーローだった矢代、今は只のサラリーマン 欲しいものは手に入れたい由紀 阿部に目を付けモーションを掛けた 阿部も悪い気はしない それを見ていたみどり、矢代も奪われた、今、阿部も奪われようとしている
許せなかった

原田はみどりを疑ったので殺した 田村は福島でみどりを目撃し、脅してきたので殺した 阿部は、自分が由紀の色香に迷ったことがみどりを犯行に走らせたことを知り、全ての罪を被ろうとし、遺書を書き死のうとしたが死にきれなかった 阿部はふらついた後、みどりを愛していることに気付いたのだった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.03.05 配役名で書き換えた