京都殺人案内28 涙そうそう沖縄 2005 テレ朝 原作:和久峻三 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【京都府警捜査一課】

音川音次郎(藤田まこと)、真中光雄(猪野学)、草森慎太郎(木下ほうか)、小杉(丸岡奨司)、山田(山本優)、土井(池田勝志)、渋井(ひろみどり)、秋山虎五郎(遠藤太津朗)(課長)

選挙運動、観光地を走り回る選挙カー

 

■マンションの駐車場で殺人、車内に刺殺体

被害者はフィクサーの藤尾(矢野福敏)、第一発見者は、顧問弁護士の川島憲一(田中健)、藤尾の愛人 水上聖子(松岡由美)の部屋で待っていたが、遅いので駐車場にきて発見した

藤尾は、北白川の自宅ではなく、愛人のマンションで暮らしていた
聖子は語る “今日明日にも離婚すると言っていた、殺したのは奥さんよ” 弁護士は、否定も肯定もしない

藤尾の妻 佑子(キムラ緑子)の話、“家に帰って来ない人と離婚の話などできない”

駐車場の防犯ビデオに不審人物が写っていた さらに、現場には引きちぎられたボタンが落ちていた

今回の選挙は一騎打ち、角田貴裕vs山本弘

角田のバックには藤尾、山本のバックには竜崎誠也(佐川満男)が付いている
藤尾と竜崎の代理戦争ともいわれている
その藤尾が殺された 疑いは竜崎に向いた 音川と真中は竜崎を訪ねる 真中がズバッと切り込むが、かわされる

音川が小料理屋へ、店の中を窺う男二人、女将の森口早苗(平淑恵)は落ち着かない様子 板前をしている淑恵の息子 和彦(西尾塁)の話をするが聞いていない

藤尾の配下の不動産屋(白井滋郎)が、ビデオの男の服装によく似た男の写真を撮っていた 音川と真中が訪問、“男は山根康一(松澤一之)、川島に聞け、10年前のことを”と(白井)

しかし、川島は守秘義務を盾に話せないと言う

藤尾の妻 佑子が聖子のマンションへ、“名義は藤尾になっている、マンションを出ていけ” バチバチの二人、川島が陰で争いを聞いている

課長の秋山が山根のことを思い出した 山根は森口早苗の亭主だった 10年前失踪し、3年前に失踪宣告していた

《10年前の事件》司法書士のシノダが、不良債権処理中に数十億横領し、琵琶湖で10数発の銃弾で殺された事件、シノダの部下が山根だった シノダが殺され、山根が失踪した 山根も殺されたのか、恐ろしくなって逃げたのか
その山根が姿を現した 音川は指名手配を提案する 殺されたら困る

■浮御堂近くで扼殺された女が浮かんでいる
聖子だった シノダが浮かんでいた場所の近くだった

音川が早苗を訪ねる “私は関係ありません、迷惑なんです”
さらに、山根の知人 宮本栄一郎(芦屋小雁)を訪ねる “山根は苦労知らずのボンボンだった”などと話すが、宮本は山根を匿っていた 

 

宮本が早苗を訪ねる
早苗が動き出した 張っていた刑事が尾行する
川端通りを北へ、出町柳から叡山電車で鞍馬へ 雪が降っている
突然、二ノ瀬で降りる 置き去りにされた真中や小杉、必死で二ノ瀬へ戻る ホームに立ち尽くしている早苗、最終まで山根は現れなかった

山根から早苗に電話、“俺はやっていない、二度と顔を出さない”

聖子は首を絞められ、爪を切られていた おそらく引掻かれた犯人が、皮膚片や血痕付着を恐れ切ったのだろう さらに毛髪も付着していた
川島弁護士を訪ねる音川、手首に救急絆創膏を貼っているのが見えた

早苗を訪ねる音川、“休業”の貼り紙、娘の若菜(田中美鈴)が帰ってきた 早苗が旅に出たこと、今度結婚することなどを語る 招待状を渡される
早苗の行先、メモが残されていた “オンナ村ホテル”
娘の洋子(萬田久子)に、沖縄の恩納村のことを教えられる 音川は沖縄に飛ぶ

恩納村のホテルをタクシーで訪ね回り、遂に見つける しかし、津堅島に行ったと言う 平敷屋港からフェリーで津堅島へ
早苗がいた 山根は別人として生きていた 娘がいて、妻は妊娠していた

川嶋と竜崎が密談している 山根を犯人に仕立てることに手間取っていることで揉めている

音川は山根の話を聞く “シノダは、藤尾に呼び出され帰って来なかった 殺された 恐ろしくなって広島へ、そこで戸籍を買った 大津の人だった 流れ流れて沖縄に来て、妻と出会った 籍を入れるために、大津に戸籍謄本を取りに来た つい京都に降りてしまった 妻子の顔を見て安心したが、白井に写真を撮られてしまった 駐車場で撮られた写真は服装は似ているが自分ではない アリバイもある 宮本に匿われていた”

《まとめ》10年前、川嶋の妻は心臓病で移植するしかなかった しかしお金がない その頃シノダの事件を担当し、藤尾を追い詰めたが上から圧力が掛かった チンピラが逮捕され終結した その後、藤尾が妻の治療費を出し、受け取ってしまった 辞表を出し、検事として操られることは回避した しかし、移植後も金は必要だった 顧問弁護士となった
藤尾を殺したのは、互いに邪魔になって来たからだった やらなければ殺されていただろう 聖子を殺したのは、コントロールできなくなってきたから 可哀そうなことをした

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.03.09 配役名で書き換えた