夏樹静子サスペンス 訃報は午後二時に届く 2003 テレ東 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

茅ケ崎市の建築現場、建築士の那須野千春(沢口靖子)を設計事務所専務の絹村透(東幹久)が迎えに来る 絹村の部下でインテリアデザイナーの谷啓子(青山知可子)も連れてきていた 千春の父親は建築会社社長の那須野成二(勝部演之)、絹村はその系列の設計事務所で働いている

造園会社社長の大北耕介(豊原功補)が、那須野と言い争っている 那須野が支払いを渋っており、催促に来ていた そこに絹村と千春が現れる 大北は、絹村と千春の大学時代のスキー部の先輩だった 千春にとって大北は初恋の人だった 気まずくなった大北は去る

夜、家に帰った大北を、家政婦の矢沢とめ(塩沢とき)が出迎える 妻の志麻子(森下涼子)は実家に帰っていると言う 深夜、電話がかかってくる 間違い電話だが、目が不自由で困っているようだ 公衆電話で待っているので、そのことを伝えてくれ、と言って電話が切れた 電話しても相手に用件が伝わらない 目が不自由な女性を放っておけない 大北は、電話ボックスを探し、残されたメモに従いスナックへ行く しかし会えなかったので家に戻った

翌朝、パトカー、那須野の家、那須野が庭で倒れている 茅ケ崎中央署の百崎(西岡徳馬)、藤尾(小林健)らが捜査する 那須野の妻 久江(上村香子)と千春の事情聴取、“夕べは帰って来なかった”と久江、“0時頃お隣の犬が吠えていた”と千春 そこに絹村がやってくる “夕べ、遅くまで接待で一緒にいた その後別れた” 思い当たることはないか、との問いに、絹村は、紅谷朔(石橋蓮司)の名を出す 紅谷は、裏社会に通じた出版社社長で、那須野と付き合いがあった

紅谷は那須野と親しかったことを認めるが、大北が支払いの件で那須野と揉めていたことを暗示した

警察は大北を任意で引っ張った 間違い電話があったこと、公衆電話ボックスに行き、スナックに行ったことを伝えたが、疑いを晴らすことは出来なかった さらに、家政婦のとめは、盗み聞きしていたにもかかわらず、以前、盗み聞きを注意されたことを根に持ち、何も聞いていない、と言い張った スナックから那須野宅まで車で5分、犯行は可能、と警察は見ている

紅谷は、やくざを3人使っている 大北を拉致し、難癖をつけて、会社を取り上げようとする

大北は罠に掛けられている それは紅谷なのか、それとも別の人物なのか

大北は千春を呼び出し、無実を訴える 千春は大北を信じる

大北宅の庭、血の付いたゴルフクラブを志麻子が見つける 夫の大北に相談し、帰るまで待つよう言われるが、夜、警察に電話する
警察は、血が那須野のものであること、大北が逃げたことを確認し、大北を指名手配する

大北の会社の顧問弁護士 佐古隆(松山政路)に会いに来た千春、“逃げたらおしまいなんです”と言われる

千春が、紅谷一味に拉致されそうになるが、絹村が現れ助かる

秋田県警から茅ケ崎中央署に電話、田沢湖湖畔の宿で大北を見つけた 百崎と藤尾は田沢湖へ、東郷刑事(丸岡奨司)が出迎える 湖畔に靴が並べてあった 田沢湖では死体が上がらない とにかく深い 湖底で死蝋化する

千春も田沢湖へ、しかし千春は、“先輩は自殺するような人ではない”と信じている

那須野が死んで最も得をしたのは副社長の河井利三郎(清水紘治)だ、と皆が噂している インテリアデザイナーの谷啓子は副社長の愛人だった 啓子が罠の電話をかけて来た女なのだろうか

千春は志麻子に会いに行く 志麻子は千春と大北の仲を疑っていた 志麻子は語る “3年前、大北の暴力で流産した その後、仲は冷え切った”

志麻子に、脅迫状と切断された小指が送られてきた 悲鳴を挙げる志麻子 絹村を呼び出して相談し、警察に届ける 小指は死後切断されたことがわかる

■副社長の河井が待ち伏せされ殺される 近隣のスナックに怪しい男が立ち寄ったこと、大北の名を語ったことがわかる 犯人は、大北の死を知らない者のようだ

《まとめ》大北は昔から人気者だった 後輩の絹村は大北にコンプレックスを感じていた 大北は志麻子と結婚したが、仕事に追われ、志麻子を放っておいた 志麻子と絹村は不倫し、子供を身ごもった その子供が流産した 絹村は会社の金を横領し、那須野に咎められた 絹村と志麻子が組んで、那須野、河井を殺し、大北に疑いを向けさせた 大北は、小指の付け根から切断後、再度切断し、死後切断したように見せかけた 最後は千春に協力させ、絹村が犯人であることを認めさせた 志麻子は大北を愛するあまりに憎むようになった 千春は、大北と二人だけが幸せになることは出来ない、と言って去るが大北は諦めない

 

2021.05.31 配役名で書き換えた