犯罪科学分析室：藤江康央（伊原剛志） 倉田剛士（手塚とおる） 大石浩平（皆川猿時） 天城久美子（佐藤めぐみ）
警視庁捜査一課：岩瀬泰司（西村雅彦） 赤西（中上雅巳）
警察庁官房長 曽根慶三（長谷川初範）
2013年、USBを手渡した男が銃撃される “騙したな”
2年後、奥多摩山中、元食肉倉庫を捜査する分析室メンバー
大量の血液反応が廊下に続いている 藤江は、排水溝及び下水道内部を徹底的に調べるよう指示する
身元が特定できた 骨の一部からたった一日で
レーザーで焼き切られた骨の切断面、医療用のレーザーメスが使われている このレーザーが唯一輸入されていたあきる野市の食肉倉庫を捜査、インプラント用チタン製ネジ等から週刊誌のフリーランスライター 加藤正一郎（北嶋テツヤ）と特定した
捜査一課長の岩瀬は、分析室の手際の良さに嫉妬する
さらに犯人は中国籍のリュウ・カイエイ（佐伯）であることがわかる リュウは中国でも指名手配されている
□内閣官房副長官補 前田哲也（宍戸開）の義弟 重田孝蔵（佐藤一平）の息子 悠斗（須田瑛斗）が誘拐される
藤江は加藤が関係していた出版社で、加藤と行動を共にしていた西方彰（笠原秀幸）から話を聞く トラブルばかりの人だった、と西方
重田に家政婦の岸谷（藤田記子）から連絡、“悠斗君がいない” 誘拐犯からリュウを釈放しろとの脅迫文が送られる
重度の喘息もちの悠斗、人を疑うことの知らない子供、4歳の時母親を亡くしている 悠斗は女に連れ去られたが、2-3日前にも悠斗に女が接触していたようだ
リュウの逮捕が公表されたのは今朝、何故前もって誘拐の準備がなされたのか、内通者がいるのかもしれない
犯人は防犯ビデオに録画されないように歩いているようだ
藤江は自分の足でその経路を探し出そうとする
加藤が取材を続けていた相手の調査を倉田が行い、近藤企画が浮かび上がる ここは、あきる野市の食肉倉庫の管理会社だった
社長は梶原勝英（大谷幸広）、ネットで航空券を購入し香港に出国しようとしている
GPSで位置を掴み駆け付ける藤江、梶原は既に殺されていた 死亡推定時刻は昨夜22時頃
誘拐犯の一人が、顔認識システムで、前科のある竹内義彦（小林且弥）であることが突き止められた
逃走に使われた車は街金の三原ローンの所有車で、社長は梶原だった 倉田が水道工事業者に変装して潜り込み、悠斗が監禁されていないかをチェックする
指紋を撮影し照合するが一致するものがない 出されたごみを押収し悠斗の痕跡を探すことにする
ガムから、悠斗が常用している喘息の薬が検出され、コンビニのレシートもあった ガムを買ったコンビニが特定され、ビデオでも男女二人と悠斗が確認された
犯人から、リュウを木更津ベイサイドマリーナに連れて来い、との指示が来る
藤江は父親の重田に、悠斗の写真を送ることが条件、と言わせる
写真には位置情報が含まれる
■西方が殺された GPSの記録から、外務省に立ち寄ったことが判明した 西方は中国へのODAの話を聞きたいと言っていたようだ 加藤が集めた情報から何者かを脅迫し逆襲されたようだ
《まとめ》ODAに関わる利権で甘い汁を吸っていた前田哲也、梶原、そしてフィクサーの平沢芳雄（森田順平）らが、加藤を殺したリュウが逮捕されたため、真相が明らかにされることを恐れ、釈放させて殺そうとした 誘拐は平沢が指揮し、愛人の細田ゆみえ（滝沢沙織）と竹内が実行した
逮捕の決め手は、ガムのおまけのゲームカード、このQRコードを読み込んでゲームをすると位置を特定できるシステムを活用した 平沢は竹内を殺し、船に乗せたリュウを爆殺して口封じしようとしたが、藤江は読んでいた リュウを海に飛び込ませ救助した 前田の悪事が暴露された
《参考》シリーズのリスト
2021.02.20 配役名で書き換えた