津軽海峡ミステリー航路7 2008 フジTV 原案:斎藤栄 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

函館南署の青柳誠(村上弘明)と永瀬貴司(大柴隼人)、雪が降る青森市の市場で女を探している
写真に似た女がいた “吉川里美(星よう子)さんですね、杉田佳代(小柳友貴美)殺害の容疑で逮捕します” 里美には幼い息子がいた この後犯人の家族は一体どうなるのだろうか


被害者と加害者の家族、里美は夫を殺された被害者でもあった
“あの女の夫に殺された 3年で出てくるなんて我慢できない”
函館南署、弁護士の新川布美子(秋本奈緒美)が接見にやってくる


青柳の家に照明が点いている 永瀬は、青柳の妹 千明(菊池麻衣子)が来ていると思い喜ぶ
叔母の亜紀子(茅島成美)だった 横浜から出てきていた あれから25年、命日が近かった 千明は今アメリカ、頼まれてきたと言う

■漁港に男の死体、頭が陥没している 杉野保(趙珉和)24歳、免許証は2年前に切れている
現場近くにマフラーが残っていた 男は海に放り込まれていた
免許証が切れている=前科者、4年の実刑を受け1か月前に出所していた 相当重いもので殴られていた 恨みが込められているようだ 死亡推定時刻は23-01時

《4年前の事件》杉野は、水本忠明(ひかる一平)とつるんで悪事を働いていたが、オートバイに乗った二人は、サラ金からお金を借りた中道恭平(有福正志)から25万円奪い、逃走中に5歳の保育園児を撥ね、死亡させた 弁護士の新川布美子の息子だった

法律事務所を訪ねる青柳と永瀬、事務所には同僚弁護士の若松歳也(池内万作)がいた

ジョギングしている布美子、“息子は奴らに殺された 危険運転致死罪は2輪車には適用されていなかったため軽い罪になった 23時以降は一人で事務所に居た”

叔母の亜紀子が救急車で運ばれ入院した 雪道で転んで腰を打って動けなくなったと言う
病室の隣のベッドには中道範子(水沢アキ)がいた おしゃべり同士で気が合うようだ

海岸で美女が写真を撮っている 青柳が見つめる

マフラーについた血痕は杉野のものだった 弁護士の指紋がついていた 五稜郭を歩く弁護士と青柳、永瀬、“マフラーは1週間前に失くした”と弁護士

病院に範子を見舞う娘 凉子(中山忍)は昼は食堂、夜はスナックで働いている 亜紀子の姪 千明が雑誌記者であることを知り興味を示す凉子 凉子は写真が趣味だった

水本忠明が襲われ交番に逃げ込んだ 腕にひびが入っている “犯人は目出し帽をかぶっていた 女ではないようだった”

同僚弁護士 若松の証言、“先生は前の年に離婚し、子供を失って弁護士を辞めようと思うようになったが、犯罪被害者救援運動を始め、元気になった”

4年前の事件にはもう一人の被害者がいた 中道恭平 造船会社を経営していたが、資金繰りに行き詰まり、お金をひったくられたこともあって自殺していた 会社は倒産した

憎しみの連鎖を断ち切ることで新たな犯罪を防ぐ、青柳の信念だった

《まとめ》造船会社で働いていた富岡(西村和彦)が訪れたスナックで凉子は働いていた 再会した二人 富岡は凉子が好きだった 二人は、女と揉めている杉野を目撃する 父を自殺に追い込んだ男だった 凉子は殺意を押さえきれなかった 富岡は止めたが、意志が固いことを知り、凉子に協力することを誓った 食堂で弁護士が忘れたマフラーを現場に置くなどの悪知恵もあった 重い碇を凶器としたのは、凉子に疑惑が向かないようにするためだった

弁護士は、署で、水本が警察に警護を頼みに来たのを目撃した 子供が死んだことなど運が悪かったとしか思っていなかった 青森に逃げる、とも言っていた 殺意が燃え上がった弁護士は、凉子に情報を教えてしまう 弁護士は、青柳に会い、自分の行動が間違っていたことに気付く 犯行を防ぐためにフェリー乗り場に急ぐ
“犯罪被害者は我慢するしかないのか”と叫ぶ凉子に、“決して消えることのない憎しみと闘うしかない”と青柳は伝える

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.02.08 配役名で書き換えた