ファーストラブ 2020 NHK 原作:島本理生 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

主な登場人物
・真木よう子:心理士
・平岡祐太:弁護士
・上白石萌音:被告人21歳
・黒木瞳:被告人の母
・飯田基祐:被害者、被告人の父、画家・美術学校講師
・吉沢悠:よう子の夫、弁護士の兄、カメラマン

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□よう子も祐太も萌音も、両親との深刻な確執を抱えている
よう子の父親は東南アジアで児童買春を繰り返し、よう子に対しても欲望を隠さなかった
母親は、夫の性癖を知り、よう子に対する警戒を露わにした よう子は現在、両親との距離を置いている
祐太の母親は、育児放棄して遊び回るような女だった 現在は寝たきりになっている
よう子と祐太は学生時代ベッドを共にしようとしたが、祐太は不能に陥った 原因がわからなかった 後年、よう子の肩に母親と同じ痣があるためだったのだろうとよう子は理解した よう子は、後日、祐太の兄、吉沢悠と結婚する
黒木瞳は、萌音を妊娠した時、男に捨てられた 飯田は、美しい瞳が産むであろう美しい作品を失うことを惜しみ、娶って子供を引き受けた
萌音は、小学校の高学年になると、父が自宅で催すデッサン会のモデルとして使われた 全裸の青年と、下着姿で背中合わせに座ると言う姿勢を取らされた  父の命令は絶対だった 母親も、父の命令に服従する奴隷だった 萌音が助けを求めても助けてくれることは無かった
中学校に進学する直前の春休み、母は海外旅行で父と二人きりの時、家の鍵を持たない父を締め出してしまった萌音は父の怒りを買い、家から追い出されてしまう 街をさまよう萌音に手を差し伸べたのがコンビニ店員の忍成修吾21歳だった 忍成は萌音と一つ布団で寝て、身体を触る 最後まではいかないと言う言い訳を残して 後年、萌音はこの出来事を初恋だったと思い込もうとする
萌音は、両親に従順に従った 従おうとした しかし、デッサンのモデルは、男たちに嘗め回されるように見つめられる苦痛の時間だった ある時、リストカットした萌音を、父はモデルにしなかった 傷があればモデルにならなくてもいい 萌音はリストカットを繰り返すようになった
萌音は、TV局のアナウンサーを志望したが、父は反対した 採用試験のカメラテストを受けている最中、萌音は意識を失ってしまう まるでデッサンのモデルをしている時のような感覚に陥ってしまった 萌音は受験を諦める 帰り道、包丁を買い、父が講師を勤める美術学校のトイレで、リストカットする 父は母親に連絡しようとする 母親に知られたくない萌音は父と揉み合いになり、誤って刺してしまう
□萌音の弁護を引き受ける祐太、萌音の半生をルポし、著作にまとめるよう依頼されるよう子、二人は協力して萌音の闇に迫り、自らの半生も振り返る
萌音の母 瞳は、裁判で検察側の証人になったように、萌音に対して突き放した態度を取り続けるが、最後に、瞳もリストカットを繰り返していたことが明らかになる
その他の出演者:出版社の編集者 矢田部俊、よう子の恩師 津嘉山正種、萌音の元恋人 戸塚純貴、デッサン会に参加した飯田の弟子 駿河太郎