財務捜査官 雨宮瑠璃子8 2014 TBS 脚本:深沢正樹 第二版 | moris11のブログ

moris11のブログ

尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

冒頭、紙幣で遊ぶ妖艶な女、しかし、自分のものではない 誰かに届けなければならない  男がバッグに紙幣を片付ける
-------------------------------------------------------
浅野ゆう子が、中高齢者の婚活パーティーに参加している そこに遅れて柳葉敏郎がやってくる
--------------------------------------------------------
経済ジャーナリスト 萩野崇が事務所の窓から転落死する
近くを通りかかっていた柳葉が階段を駆け上がると、そこには元刑事で柳葉の先輩 石倉三郎がいた 偶然通りかかって窓から人が降ってきたので上がってみたという
部屋に争った跡があったので、殺人事件として捜査を開始した
警視庁捜査二課財務解析センター:浅野ゆう子 梨本謙次郎 津田寛治 伊藤正之 伊武雅刀 捜査一課:柳葉敏郎 若山慎
財務捜査官は部屋に残されていた資料から、萩野が投資詐欺とインサイダー取引を行っていたことを突き止める 
取引先の名刺には、証券会社員の川崎麻世や投資コンサルタントの相島一之の名刺があった 川崎は石倉三郎の娘婿だった 娘 中山忍と三郎の間には13年前の娘の結婚以降殆ど交流がない 三郎は結婚式に出席しなかった
相島は川崎の元同僚だった 萩野と会ったのは、派遣社員 Sharoの紹介で、一度きりだという
三郎は、ファイナンシャルプランナーの内田朝陽をしつこくマークしていたが、内田は三郎を軽蔑し嘲笑していた 内田は東大出身で抜群に頭がよく、周囲からは悪魔と呼ばれていた しかし表の顔は、老人の投資相談を受けるなどしていた
内田が萩野を使い金を集め、相島はいいように騙され、借金取りに追われる毎日だった
相島の妻 大島さと子がオーナーのレストランに、暴力団風の男二人がやってくる “だまし取った金を返せ、亭主はどこにいる”と店内で騒ぐ さと子はデリバリーで配達に出かけることがあるようだ
相島が内田に泣きつくが、無視されると、“全部喋ってやる”と叫ぶ 内田は、“死にたければ喋れ”と耳元でささやく 
□川崎は、相島とは大学時代からの知り合いで、半年前まで一緒に働いていた しかし、萩野とSharoの口車に乗せられ、会社を辞め独立した
■Sharoが何者かに呼び出され、刺殺される
Sharoは豪華な部屋に住んでいた 部屋から萩野の毛髪と、別の男の毛髪が採取された
萩野がよく見ていた釣り愛好家の掲示板には暗号のような書き込みがあり、カレンダーにもイニシャルのような記号が書かれていた ゆう子は解読に挑む
□ゆう子と柳葉のコント、ゆう子の前でパンツを見せる癖のある柳葉
柳葉はゆう子に、三郎が一か月にわたりファイナンシャルプランナーの内田を監視していたことを知らせる
内田の正体が明らかになる 13年前、母親が父親に殺され、父親は三郎に殺された中学生(当時)である その後、養父母に育てられたが悪魔的な手法で破産させ、自殺に追い込んでいた 三郎は、内田にこれ以上“悪事”を重ねさせないよう付きまとってきたのだった
“悪事”とは投資詐欺なのか、殺人なのか
□柳葉とゆう子は内田に会いに行く 内田は柳葉を覚えていた “間抜けな刑事さんの一人”とあざ笑う “ろくでもない両親を殺してくれた警察に感謝している”とも言う “おまけに事件を隠蔽してくれた” “僕が悪いことをしたというのなら証拠を見せてくれ”
何も言い返せない柳葉、“首を洗って待ってろ”と捨て台詞を吐いて去る
□暗号の解読に成功したゆう子 無駄な文字を省き、アルファベットの大文字小文字に五十音を当てはめると文章が現れた 釣り愛好家の掲示板にインサイダー情報が流されていた
□さと子は、萩野から受けとったお金を、デリバリーを装って内田に運ぶ役割を担っていた
□さと子は内田に会いに行き、夫を助けるよう哀願するが、無視されナイフを取り出す
そこにゆう子、三郎、相島が現れる
相島は萩野の口車に乗せられ、Sharoの色香に惑わされてインサイダー取引、さらに投資詐欺にまで手を染めていた 川崎は、何度も忠告してくれていた
あの日、萩野のカレンダーに書いてあった面会者はさと子だった
2件の殺人は、夫 相島を救おうとするレストラン経営者 大島さと子が偶発的に犯したものだった 内田の悪事はこれから明らかにされる
エンディング、三郎は柳葉、娘夫婦に感謝の言葉を述べる
《感想》浅野ゆう子のツンデレな演技、柳葉とのやりとりが何とも言えない空気感をもたらしている