浦上伸介事件ファイル1 みちのく角館殺人事件 2001 テレ東 原作:津村秀介 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

山、川、女の悲鳴、撲殺

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秋田角館、東北の小京都、武家屋敷通り 週刊誌記者とカメラマンの高嶋政伸と雛形あきこ 秋田郷土館、雲厳寺千体佛堂の薀蓄を語り続ける政伸にうんざりするあきこ
郊外、抱返り渓谷は原生林の中の渓谷、桧木内川が流れている
女の悲鳴、駆け付ける二人、人が集まっている 女の死体と破られた写真、タイピン
角館西署:金田賢一、伊藤克信がやってくる
《監察医の鑑定結果》死後一年、頭蓋骨陥没骨折、事故や物取りではない
被害者は稲田奈緒、東京在住、3年前、兄の大沢樹生(秋田在住)から捜索願が出されていた
そこに池内万作がやってくる 万作は、奈緒と高校時代からの知り合いで、東京で出会い、その後同棲していた フリーターだった万作、奈緒はその後商社マンのエリート 神保悟志と付き合うようになった しかし神保は商社の常務の娘 水島かおりと結婚することになり、奈緒は捨てられた 現場に残されたタイピンのイニシャルは、神保が犯人であることを示しているのではないか
□樹生と万作が会うのは初めてだった 警察からの帰り道、妹と同棲していた男を見て、樹生は興奮し殴りかかる 仲裁する政伸とあきこ
□政伸は一時東京へ戻り、神保のことを調査する あきこは角館で取材を続ける
□神保は3年前の7月16日に結婚し、翌日からアメリカ勤務となっていた
政伸は、先輩の渡辺いっけいと神保の妻の家を訪ねる 妻の母 赤座美代子、そこに妻の水島かおりが現れる 日本に帰ってきたばかりだと言う 今度日本勤務になったところだった 妻が一足早く戻った、と言う “神保は3年間、一度も日本に帰っていない”と妻のかおり 奈緒が殺されたのは一年前、神保が犯人ではないのか
帰り道、家政婦が政伸を呼びとめる “帰国した神保の行方がわからない”
■神保が角館抱返り神社で殺された パスポートで身元が確認された
新幹線駅前の土産物屋で目撃されていた 変装した人物と待ち合わせ、店を出て行ったという
□奈緒が着ていた服は、横浜元町のブティックで販売されたものだった いっけいが店で店員から話を聞く “3年前に流行った 1年前に着ることはない”
一昨日も誰かこのことを聞きに来た者がいたという 万作のようだ
□本当に1年前に殺されたのか 監察医の鑑定に間違いはないのか
監察医の河原崎健三は、休暇を取って田沢湖方面にいると言う
探し回る政伸とあきこ、乳頭温泉で探し当てる 河原崎は、芸者の星瑤子と混浴中だった
お楽しみを邪魔され不機嫌な河原崎、しかし、写真をとられしぶしぶ質問に答える
“保管状態の情報が変われば、鑑定結果が変わることがありうる”
芸者の瑤子は政伸がタイプだったというコント、夜、布団に忍び込まれ慌てる政伸は、浴場に逃げ込み入浴中のあきこにあきれられる
《問題点》奈緒はいつ誰に殺されたのか、神保を殺したのは誰か
神保殺しの容疑者は二人、大沢樹生と池内万作、樹生は角館の運送会社勤務、万作は東京のコンビニ勤務、神保が殺された時間、二人にはそれぞれ完璧なアリバイがあった
■万作が晴海で毒殺される 現場には容器が残されていなかった 自殺ではない
政伸は、樹生と万作が共謀して神保を殺したのではないか、と考えた 
奈緒が1年前に殺された、という鑑定結果が覆った ビニールシートで覆われていた遺体を野犬が食い破った事実が伝えられていなかった
さらに、神保が奈緒を殺したのかを確認するために、いっけいが商社を訪ね、当時の勤務状態を確認した 結婚と渡米を控えていた超多忙な神保に、角館に行っている時間などなかった、と考えるのが妥当なようだ 商社には万作も同じことを聞きに来ていた
《まとめ》樹生と万作は、当初殴り合ったりしたが、愛するものを失った同士、次第に連絡を取り合うようになった 神保を殺したのは樹生だった しかし、その後の万作の調べで、神保が殺したのではないのではないか、との疑惑が生まれた トリックを知る万作、嘘の情報をもたらした万作を樹生は殺した 奈緒を殺したのは神保の妻 かおりだった 角館にかおりを呼び出した樹生がかおりを殺そうとするが、そこに政伸らが現れ、止める
《感想》最後の方は退屈した カプセル入り毒物を樹生が与え、疑うことなく飲んでしまう万作 何故裸のカプセルを貰って飲めるのか ここで醒めてしまった