沢村舞子（沢口靖子）宅、朝、島村七海（山口朋華）から手紙 あの事件を思い出す
金子洋平（赤井英和）が出勤途中、当たり屋事件に遭遇、犯人を追っているところを襲われ、意識不明の重体となり、松岡良介（池内万作）が応援に入る
【警視庁刑事部第二機動捜査隊目黒分駐所】沢村、金子、富田（松尾諭）、佐藤（斉藤祥太）、松岡、矢島（モト冬樹）（所長）
□信用金庫にて、本社の査察が入ることを聞いた職員の森川奈緒（野々すみ花）、あわてて、誰かに電話する
■目黒区下目黒で事件発生、ビル駐車場で刺殺体、死後硬直が始まっている
被害者は地上げ屋の社長 藪平祐司（湯江健幸）、そこに従業員の萩原亮平（渡部豪太）、“トラブルは抱えていた” トラブル先は、地上げの対象となっていた食堂 食堂の女将は村上さか恵（丘みつ子）
藪平はしつこく毎日来ていた、と店員の伊藤晴菜（西田麻衣）、女将のアリバイも証言した
藪平は、白いブラウスの女と会っていた、との目撃証言があった
藪平は、不動産屋の佐野隆史（天宮良）の下請けだった
佐野の次男、敦史（大和田健介）は当たり屋グループの手下だった できの悪い息子に手を焼いていたが、今日も大金を渡していた “面倒をかけるな”
原宿、ビル屋上に投身自殺の恐れのある女性がいるとの通報あり 白いブラウスの女だった “男に貢いで捨てられて”、と女 藪平と会っていた女 森川奈緒だった
奈緒は藪平が刺されたことを知らなかった
当たり屋の被害に遭ったタクシーのドライブレコーダーから、犯人は堂本研哉（山田悠介）の一味であることがわかった
昼食の時間、分駐所に七海が訪ねて来た 今度妹が産まれてくるが、妹は父母の実の子供なので複雑な心境のようだ
渋谷道玄坂で、当たり屋グループが暴力沙汰を起こしているとの通報が入る 堂本が逮捕される
“金子を襲ったのはガキ”、と堂本
世田谷で人身事故、当たり屋との情報も 蹲っていた堂本が逮捕される 暴力沙汰になれていない佐野敦史は、自分を制御できずやりすぎてしまったことを後悔していた 通報したのは佐野敦史だった
タクシーは逃走していた 事故を目撃した車のドライブレコーダーから車番を特定しNシステムで追跡して、里田浩輔（長谷川朝晴）を確保する 里田のトランクには血の付いた包丁があった
里田は、村上さか恵の娘 広美（樹乃ノン）の同級生で婚約者だった 広美は服役中で、明日、出所予定だった 広美は結婚詐欺に遭い、その男を刺して逮捕されていた
森川奈緒は、藪平にそそのかされ、三千万円横領していたことがわかる
《まとめ》藪平を刺したのは部下の萩原だった 藪平のあまりにひどいやり口に耐えることができなくなっていた あの日、村上さか恵が事務所にやってきた “二度と店に顔を出すな” しかし藪平は切り札をだした 娘が犯罪者であることを示すチラシを作っていた さか恵は包丁を取り出したが、“母親が傷害犯、祖母が殺人犯になってもいいのか”の言葉に我を取り戻すさか恵 包丁を落として帰る それを聞いていた萩原亮平は藪平を非難する 藪平は萩原を罵り、繰り返し蹴りつける 包丁を隠し持った萩原は、駐車場で藪平を刺し殺す さか恵を案じて事務所に来た里田は、駐車場で死んでいる藪平を見て、さか恵がやったと思い、包丁を隠し持っていたのだった
舞子に追及され、“死ぬことも自首することもできなかった”と言う萩原亮平に“甘えるな、愛する人のために罪を被ろうとしている人もいる”と舞子
奈緒も萩原も死なずに罪を償う 金子も意識を取り戻した
《参考》
2021.02.21 配役名で書き換えた