十津川警部シリーズ10 ミステリー列車が消えた! 1995 TBS 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

クリスマスの少し前、12月21日、銀座を歩く十津川警部(渡瀬恒彦)と妻の直子(かたせ梨乃)、十津川を見つめる女性がいる 新聞記者の乗兼由紀子(七瀬なつみ)


■十津川に電話、六郷の河原で殺し


東京駅、ミステリー列車への乗車が始まる 携帯持ち込み禁止
由紀子の婚約者で同じく新聞記者の津山研一(石橋保)が取材のため乗車する
由紀子、突然、津山に別離の意思を伝える “片思いの好きな人がいる”


河原からミステリー列車が見える
翌日、津山からの連絡を待つ編集長 佐々木(片桐竜次)、由紀子を急かす


□JR西日本企画部長の木本(平泉成)に電話、“ミステリー号を誘拐した 10億円用意しろ”
列車には400人の乗客と乗務員、大阪駅を出た後、鳥取駅に着いていないことが判明する


□警視庁捜査一課長 本多(勝部演之)にJRから電話、250mを超える列車が消えた


警視庁捜査一課:
十津川警部、亀井刑事(伊東四朗)、西本刑事(堤大二郎)、日下刑事(若山騎一郎)、高倉刑事(生稲晃子)


《ミステリー列車》東京駅12月21日23時11分発、12月23日9時半帰着予定の列車が京都から鳥取の間で消えた


《犯人の要求》一億円ずつ10分割して袋に入れ大阪駅で待て
ミステリー列車を見送った由紀子は、車掌が遅刻して発車が2分遅れたことに気付いていた 六郷の河原で殺された男は、乗車予定の車掌だったことがわかる 何者かが車掌に成り代わっていた


■石山清二(青砥洋)50歳が絞殺された 石山は元国鉄機関士で現喫茶店主、“北陸でカニを食する会”のチラシと、サンダーバードの指定券を多数持っていた

 
□犯人から、“10億円をサンダーバード号に乗せろ”の指示があった
サンダーバードの9号車に乗客はいなかった 十津川、西本、由紀子、JR西 北野(小野武彦)が乗車 十津川は京都で下車


□“北陸でカニを食する会”は祇園のクラブの客がメンバーだった
十津川はクラブのママ 花村(山村紅葉)から話を聞く “石山(青砥)から、旅行会を中止にしてくれ、との連絡があった 訳を聞いたが、ウエハラが殺された 危ない、というだけだった 電話中に切れてしまった”


□犯人が現れる 4人、西本、北野が縛られ、10億円を奪われる


十津川は向日町の車両基地へ “星のふるさと”と呼ばれていた
石山はギャンブルが好きだった パチンコ 店名はフォーカス
フォーカスの店員から話を聞く 石山の仲間、山崎(本田博太郎)とジグマ、ジグマとは朝から晩までパチンコを打ち続けるクズのこと ジグマは新井慎二(田村亮)、元JRの車掌だった 山崎は新井の隣人で“マイトのプロ”だった


□犯人は連結部の蛇腹を切り裂いてお金を列車から落としていた


□犯人から、“9億円しかなかった あと一億円寄こせ”との連絡があった
新井の家には幼い男の子 喬(吉田亮)がいた 余命一年だという 由紀子は喬に焼きそばを作って食べさせる


犯人は、新井、山崎他二名であることが判明する


《感想》消えた車両は梅小路車両倉庫にあったこと、400名の乗客は、現在は廃駅になっている新垂井駅で降ろされたことまでは分かったが、それがどのような方法でなされたのか、その後どういう方法で予備校まで運ばれたのかの説明は無かった 由紀子の婚約者の津山の定期券が、彗星号(西鹿児島―大阪間を運行)の寝台車から見つかった訳もわからない

しがない元車掌らがどのような才覚で、あんな犯罪を実行できたのかもわからない ただ、コケティッシュな由紀子=七瀬なつみが活躍する物語だった 十津川の妻 直子=かたせ梨乃の人物像も摩訶不思議だった 本シリーズでは、たまにこのような訳の分からないストーリーが展開される

他に高橋惠子が新井の前妻役で出ている

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021/02/01 配役名で書き換えた

 

2023/06/01 やはり理解不能なストーリーだった