身辺警護10 2002 日テレ | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(身辺警護班)】
勝野洋、涼風真世、尾美としのり、畠山明子、丸岡奨司 捜査一課長:大林丈史
ドリルの音、邸宅、夫婦が帰宅、何者かが夫を襲う、そして妻も
金庫からライフル銃を奪う
□専門学校のオフィスでカスミソウを花瓶に活ける職員の女性、向かいのビルの屋上から数発、銃撃される
□商社、臨時株主総会、準備中の総務部員がビル前で銃撃される 二発被弾する
銃は、代議士宅から奪われたものだった 射程距離300m
襲われたのは商社総務部員で元石巻署刑事の益岡徹と、その妻で専門学校職員、元石巻漁協勤務のかとうかずこ 二人を〇対とすることが決定された
□入院中の益岡、妻のかずこに“まさかあいつが”、と呟く
警護班五名が病院に来て挨拶する

“何故狙われたか思い当たることは”
捜査二課から異動してきた丸岡、“あの商社には粉飾決算と役員の背任の疑惑がある”
□益岡とかずこはそれぞれ八年前に上京し、三年前に結婚している
襲撃犯が判明した 強盗殺人の罪で15年3か月の懲役刑を言い渡され、大幅な刑期短縮で仮釈放されたばかりの丹波義隆だった
《丹波の犯罪》9年前、石巻漁協へ押し入り、四千三百万円を強奪した さらに、共犯の桐生康詩を殺害した
かずこは丹波の恋人だった かずこは内通した疑惑が掛けられ、漁協を辞めざるを得なくなった この事件を益岡が担当していた 強盗殺人犯の女と担当刑事が結婚したことになる
□かずこが再び銃撃される なぜこれほど執念深く狙われるのか、と涼風真世
【かずこの話】出会ったのは13年前、タイヤがパンクして困っていたところに通りかかった丹波が助けてくれた 二人はともに秋田出身だったこともありどことなく安心できた 付き合うようになり、オートバイツーリングなど新鮮な経験もした 丹波は両親を亡くし、おばに育てられていた 似た境遇だった 車の修理をしていたが、上手くいかなくなって強盗する羽目に陥った 裏切られた
□丸岡は宮城刑務所へ、勝野と涼風は石巻署へ
石巻署、野仲功は益岡とともに事件を担当していた
【野仲の話】かずこに張り付いた かずこの趣味は陶芸で、家で轆轤を回していた 益岡はかずこを疑っていた 丹波が益岡の拳銃でかずこを撃つ事態が発生した 共犯の桐生は殺されていた 益岡が丹波を逮捕した
石巻漁協、かずこの元同僚の話、かずこには頼れる人ができたと言っていた
【益岡の証言】張り込み七日目、夜、かずこに電話があった かずこは果物ナイフを持って出かけた 二人は会い、益岡が現れると、丹波はかずこにナイフを突きつけ人質にした 丹波に銃を奪われた かずこはナイフを取り出し刺そうとしたが、丹波に肩を撃たれてしまった 苦くて後味の悪い事件だった 自分は刑事に向いていないことを自覚した、血なまぐさい現実に立ち向かえなかった
□かずこは専門学校に辞表を提出した
【かずこの話】丹波を信じていたが裏切られた 銃で撃たれた時、益岡に抱きしめられ、“あんな男忘れろ”と言われた
□丹波は、桐生を殺したのは正当防衛だった、と主張したが認められなかった
丹波は模範囚だった 勝野と尾美は、丹波と同房で仲の良かったバンドウに会いに行く “やっぱり”とバンドウ、“あいつは女に嵌められた、一日も早く刑務所を出てやると言っていた”
□桐生の女でホステスの菅原あきは、桐生が、“丹波を殺してやると言って、ナイフを持って行った”と語るが、益岡が作成した調書には触れられていなかった さらに、益岡は、“丹波が裏切って桐生を殺した”とあきに吹き込んでいた
《まとめ》丹波は無関係な家族を人質に取り、二人を寄こすよう脅迫する かずこ、そして益岡が出向く 丹波は桐生を裏切っていなかった 益岡は、丹波がいる限りかずこは幸せになれないと思い、桐生に丹波を殺させようとした しかし、逆に桐生が殺されてしまった 益岡は真実を告白する 益岡を殺そうとする丹波を身を挺して説得する勝野、ついに丹波は観念する 益岡は、かずこに嫌疑をかけた分愛おしさが増した 何とかしてやりたいと思うあまり、してはならないことをしてしまった