警視庁警視庁機動捜査隊216 長い夜 2010 TBS | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

ダンボール箱を持って歩道橋を急ぐ沢村舞子(沢口靖子)、宅急便で人形を送ろうとしている
四年前の夏、発砲をためらい、母親を死なせてしまったことがトラウマになっている その娘の誕生日プレゼント


警視庁刑事部第二機動捜査隊目黒分駐所は渋谷、目黒、世田谷を担当している 9時から翌日9時まで24時間勤務、三班で交代している
沢村班メンバー:沢村舞子、金子洋平(赤井英和)、富田康介(松尾諭)、佐藤守(斉藤祥太)
 

沢村と金子が216、富田と佐藤が217に乗車し管内をパトロールしている 出勤、金子は娘ができちゃった婚をしようとしていて機嫌が悪い 富田は父親が認知症
 

ひったくり事案発生、二人乗りバイクを追跡し逮捕する
 

スーツ姿の女性がコインロッカーから衣装を取り出し、トイレでけばけばしい衣装に着替える 女性は武内貴美子(濱田万葉)、昼は証券会社ディーリング部所属のエリート、夜、変身する
 

ATMから50万円引き出し、携帯で指示を受ける男
 

貴美子がパチンコで勝った男に声をかける
 

■ラブホテルのパート従業員 渡辺信代(根岸季衣)が女性の変死体を発見する
 

機捜が現場到着、索状痕、吉川線が観察される 凶器は無し
信代の話、“あの人プロですよ、週に何回かこのホテルを使っている”
ホテル裏で不審者発見、富田と佐藤が逮捕する
 

捜査一課の西山(冨家規政)と門野(青山勝)が登場し、ごくろうさん、と引き継ぐ
 

新聞記者の土居(西村まさ彦)が沢村に絡んでくる 四年前の事件で沢村を叩いた男だった 土居は機捜より早く現場にいた理由を、聞きもしないのに話し始める
“貴美子が勤務する証券会社ディーリング部にはインサイダー取引疑惑があり、政界にもお金が流れているとの噂があったので、その秘密を知る貴美子を追っていた”
 

貴美子は夜の顔で殺されたのか、昼の顔で殺されたのか
“人間には隠された闇がある”、という土居に、沢村は“さすが新聞記者ね、口だけはうまい”と捨て台詞を吐く
 

貴美子の上司は部長の鈴木和広(升毅)、ディーリング部の仕事は、世界中の戦争や災害の情報から、どの企業の株価にどの程度の影響を及ぼすのかを見極め投資の決断をすること
鈴木に、貴美子が死んだとの連絡が入るが、“そんな情報は株価に関係ない”と言いきる
 

ホテル裏で逮捕されたのは山梨県教育委員会委員の遠藤真一(大高洋夫)、年に一度の東京出張日、貴美子に誘われラブホテルに入り、身分が書かれた封筒を忘れて来た それが貴美子と写った写真とともに職場に郵送され脅迫電話がかかってきた ホテルの裏に来るよう指示されたのでやってきた 貴美子は殺していない、という
 

身元確認に来た貴美子の夫、デザイン事務所を経営する武内友彦(橋爪淳)、所持品の確認で、財布とシステム手帳がなくなっている、と話す
 

富田がゲームセンター近辺で少女に声をかけられる 援交を持ち掛けてきたので事情を聞こうとすると逃げ出した
 

屋外で暴漢が暴れているとの連絡が入り現場へ急行する216と217
女が金属バットを振り上げている 夫婦喧嘩だった 子供の泣き声も聞こえる
 

■援交を持ち掛けてきた少女が公園で絞殺死体となって発見される 少女は朝井リエ(有末麻祐子)18歳、長野県の実家から家出し、母親から捜索願が出されていた 声優を目指してアルバイトしていたようだ 索状痕が貴美子のものと似ている 同一犯の可能性大
 

遠藤真一が釈放される 携帯には自宅から何回も着信があった 来年は高校の教頭になる予定だった 地元では24時間教育者として振る舞わなければならない身分 東京では羽目を外したくなるが、そのためにこんなことに巻き込まれてしまうとは、と嘆く
 

貴美子の所持品、夫は財布とシステム手帳がなくなっていると言った 沢村は所持品を再確認する必要を感じた 西山に依頼する 高級な化粧品が残されていたが、フレグランスが見当たらない 遺体も、ホテルの部屋も、香水が匂ていた 女が持ち去ったのではないか
それができる女、渡辺信代
 

《まとめ》信代はシステム手帳を見て、鈴木に脅迫電話をかける 三百万円要求する
信代のアパートに急ぐ216、隣人が、信代は出かけたという 土居から沢村に電話、鈴木が車で出かけたという ナンバーもつかんでいた Nシステムで追跡し、場所を突き止め急行する 鈴木がナイフで信代を殺そうとしているところだった 警告後、ためらわず発砲する沢村、信代が持っていた写真には防犯ビデオに映っていた帽子の男がいた 貴美子の夫 友彦だった 妻の正体を知り、私を抱くなら二万円と開き直られ殺してしまった 少女に公園で声をかけられ、二万円でいいと言われ、妻のことがフラッシュバックしてとっさに殺してしまったようだ
ディーリング部の仕事は心が壊れる仕事、人間が石コロに見えてくる、と鈴木は言っていたという

《感想》シリーズ第一作、面白かった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.03.13 配役名で書き換えた