十津川警部シリーズ50 消えたタンカー 2013 TBS 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【警視庁捜査一課】十津川警部(渡瀬恒彦)、亀井(伊東四朗)、西本(堤大二郎)、小西(中西良太)、村川(古川りか)、安原(山村紅葉)、山下(山田アキラ)、小林(内山翔人)、島田(清野秀美)


漁船船長の鈴木晋吉(中本賢)と乗組員の田中(若狭勝也)がインド洋で、前方に火災発見、SOSは発信されていない

爆発、タンカー火災に違いない、と船長 そして二度目の爆発 強烈な輻射熱、タンカーが沈没する
朝、救命ボート、六名が生存していた


【タンカー生存者】
宮本健一郎(木村栄)(船長)、小島史郎(伊東孝明)(二等航海士)、竹田良宏(鷲生功)(船医)、辻芳夫(池田務)(事務長)、佐藤洋介(岡部たかし)(一等航海士)、河野哲夫(村上大樹)(甲板長)

残りの十六名は行方不明となっている 日本人一名 赤松淳一(宮下裕治)(一等機関士)が含まれる
成田で記者会見する六名、事故原因を問われ、事故調査委員会の結果が出るまで口外できない、と答える 幸い、大規模な海洋汚染は免れたようだ


一か月後、
■船長の宮本が、調布の公園で射殺される 宮本の家にはブラジル関係の本が多数あった


甲板長の河野がブラジルへ向けクルーザーで出発した 正規の出港手続きを踏んでいる


■一等航海士の佐藤が自動車で旅行へ出るが、伊豆で射殺される 船長と同じく額に一発 犯人は白い車で逃走した


船医の竹田がブラジルに移住し、クリニックを開く


タンカー運航会社社長 黒川秀隆(川地民夫)に事情聴取する
同席者は人事部長の野上次男(小倉一郎)と元船長の奥平浩一郎(渡哲也) 奥平は、十年前にソマリヤ沖で海賊に襲われ、三名の犠牲者を出したタンカーの船長をしていた


【黒川の話】タンカーは動く火薬庫のようなもので、航路としても危険で政情不安定な国を運航している さらに海賊も出没するなど高いリスクの中で、90%の原油を中東から運んでいる


■事務長の辻が、伊香保温泉に墓参りに行く その後、ロープウエイで展望台へ 三人目の犠牲者となる 

一斉検問で、片桐行雄(橋本啓輝)のゴルフバッグからM4ライフルが見つかる しかし片桐からは硝煙反応が検出されなかった 
怪しい女、八木沼ケイ(かでなれおん)が検問で行先を聞かれ、“東京”と答える


亀井がリオデジャネイロへ飛び、竹田の事情聴取を行う 

“十六名を見捨てたのではないか”との問いにむっとする 成果なしで帰国 往復四日かけた


【亀井の推理】行方不明になっている唯一の日本人 赤松淳一が帰国し、復讐しているのではないか 赤松の入国記録は無いが


■甲板長の河野が乗ったクルーザーが、洋上で爆発炎上する 

出航前に時限爆弾が仕掛けられていたようだ
これで六人中四人が殺害された 残されたのはブラジルに居る竹田と、二等航海士の小島のみとなった


《十津川の疑問》彼ら六人には共通の秘密がある 何故、犯人は彼らの行動を把握できたのか


小島が自動車で行動を開始するが、名古屋でNシステムから消えた フェリーに乗ったに違いない

小島は苫小牧行フェリーで仙台に向かっていることが確認される
小島は船上で奥平からの電話を受ける 

“盗聴器が仕掛けられていた、行動が筒抜けになっていた 警察に身辺保護を頼んだ方が良い”と奥平


横浜で、赤松が目撃されていたこと、横田基地でM4二丁と弾薬五十発の盗難があったことが確認される
事故調査委員会は、今回のタンカー事故は、海賊の襲撃に起因するものと判断した


《まとめ》十年前の事件で三人が犠牲となり、見舞金も支払われなかった 元船長の奥平は、一年前ソマリヤの隣国に行き、事件が運航会社と海賊、その他の共謀による狂言だったことを知った 六人は十年前もあのタンカーに乗船していた 奥平は、あの事件が狂言であったことを証明し、関係者の悪事を暴露し被害者にお金を渡すために事件を企てた 失踪中とされた十六名は乗船していなかった しかし、船から降ろされた唯一の日本人赤松は、帰国し、会社に降ろされた理由を聞きに行った そのため奥平の計画が会社に露見することとなった
会社は、十年前の悪事の露見を防ぐため関係者を殺していたのだった 赤松は最初に殺されていた
十津川は、奥平の護衛を決意する 奥平は記者会見ですべてを暴露することにしていた 射撃魔 八木沼ケイが奥平を銃撃しようとした時、十津川が反応し、ケイの腕を撃ち抜く


《感想》話が大きすぎる いくらなんでもこんなことはしないだろう

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.10.06 配役名で書き換えた