前回の投稿の続きで、
(幕末の)『一銭めし』ていくらなんやろ??
…ちょっと調べてみました。
その前に、あの写真を撮った写真家 フェリックス ベアトさん(1832-1909)について。1863年~1884年日本に滞在。あの写真が撮られたのがいつなのか、年代がハッキリ分からないけど、代表作であるview of Japan が1868年頃から撮影された様なので、あの写真は明治始まって間もない頃かな〜と思われます。(あくまで予想)
再掲 この写真👇
んで、明治元年の相場を調べてみると、米10キロが55銭でした。1円=100銭なので、米10キロを3000円で計算すると、1銭は大体55円位なのかなぁと見積もりました。う~んワンプレートランチにしても、100円切るのは安いんじゃ…??なんて思ったり
その後調べてみると、明治37年にうどんや蕎麦が2銭だったそうで、その時期の価値のしては1銭は大体200円位みたい。そんなに価値が3〜40年で変わるものかなぁ〜と思ったけど、幕末-大政奉還-明治維新は大転換期でもあるし、お金の価値もかなり変動があったみたいだしね💦
ちなみに今から40年位前。あんぱん一個60円程だった様で当時はもちろん消費税なんて物も無かったし、まぁそんなものなのかね。
そして今の物価高〜
話を【銭】に戻します。江戸後期には1文銭、4文銭、10文銭、100文銭の通貨があったみたいで、一貫文=1000文、銭一疋=10文と括られていたみたい。んで当時の東海道庶民旅人による旅日記によると、泊まり賃200文、昼食50文、簡単な軽食で16文と記されていた記事を見つけました。とすると、やっぱ食事で1(文)銭は安すぎるよなぁ
一銭めしの1銭は銭一疋のことなのかしら?それとも もしかしたらニュアンス的なもので、急ぎの旅行中でもそれ位安くパパっと手軽に食べてけるよ~みたいなイメージ先行だったのかしら?(例えば100均と言いつつ500円の物置いてたりする様に)
過去の物の値段、ネット記事によって差が大きくて算数苦手な私としては調べれば調べるほど頭が混乱してしまいました。そんなこんなで結局、はっきりと分からずじまいでしたモヤモヤ
そもそも『一せんめし』じゃなかったりして~(今更)
はたまた
他の写真では、お茶漬け屋さんの看板がたくさん見れたので一せんめし=お茶漬けの代名詞だったのかも??
👇箱根宿
全部 お茶漬け屋さん の看板
答えがはっきりとは分からなかったけど、色々調べていくのも何だか勉強になりました
うちの子もお茶漬け大好き。日本のソウルフードかも?
あぁ、お茶漬け食べたくなってきたぁ🥢