【園長コラム】 子どもは思いやりの塊。思いやりはあとから身につくものではない。 | さつきやま森のようちえんのブログ

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2012年4月から大阪府池田市でオルタナティブ教育を実践している「さつきやま 森のようちえん」のブログです。日々のあれこれをつづっていきます。

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素敵なお化粧、自己主張?


とても感動するお話をしていただいた。
私に抜けていたものを授けていただいた感覚。

話を聞いた方に、別に会う理由はない。でも会う必然性を感じる。
そんな感じの始まりでした。

先方も
「何が聞きたいの?」
という感じ。
さすがに
「私もわかりません」
とは言いませんでしたが(笑)

この間、動画を撮っていて、
「思いやりのある子どもを育てるには?」というテーマで話した。

結論を一言で言うなら、
「子どもは思いやりの塊で生まれてくる」
つまり、思いやりがないのではなく、大人になるに従い、失われているという事実。驚愕。

そんな背景があった中の出会いでした。

話の中で出てきたのは、こんな話。

「昔は東京の海でも泳げて、遠浅の海でも野球もした。ついつい楽しくなってかなり沖の方まで行って貝を採ったりすると、潮が満ちてくる。子どもながらに命を感じるんだ。
  貝を採って帰ったり、魚を採ったり。いろんなものをうちや近所の人たちに持って帰ると喜ばれてね。何かを買わないとできないなんてなかった。」

この話を聞いて、今の子どもたちの置かれている状況との違いに驚いた。

今の子どもたちは、親に喜んでもらうための方法が限られている。もちろん家の手伝いはある。でもなかなか家族みんなのおかずの貝などを採ってくる何てことはない。
他に親が喜んでくれるのは、いい成績をとること。
それだけではないだろうけど、周りの人のが喜ぶことをするのは大変だ。
体いっぱいの思いやりを発揮するチャンスは本当に少ない。

だからか、どうか分からないけど、どんどん思いやりが減ってきている気がする。

子どもたちは誰かの役だ立つことが大好き。上手にできることは少ないけど、今できることを精一杯やってくれる。
まさに思いやりの塊。

思いやりのある大人になってほしい。

その願いは生まれた瞬間にかなっている。
いかに思いやりをなくさずに育っていくか。そのことを邪魔しない大人になっていきたい。


園長  太郎


子どもたちの思いやりをなくしたり、余計な固定観念をつけたり。大人は何と余計なことをしているんだろう。そう思うことがあります。
森の学び舎とようちえんをやっていて思うのは、大人は子どもを教育しようとする。結構子どもにとって余計なお世話。子どもは学びたいことを知っているし、自分で学べる。環境さえあれば。
子どもは大人に教えを説いてくれる。しかもその行動から。

夢を忘れた大人に、夢の見方を見せたり。
言い訳ばかりして何もやらない大人に失敗しても大丈夫ということを見せたり。
勝手な思い込み(固定概念)があなたにあることを感じさせたり。

子どもたちは大人が、両親が幸せになるために説いてくれる。
そんな存在です。

私たち大人が子どもたちにしてやれるのは、学びたいことを学べる環境を提供することだけなのかもしれない。

この、「さつきやま森の学び舎&ようちえん」がそんな場所であり続けます。

そのために皆さんからの応援が必要です。1年に1万円でその場を世界中の人に変わって私たちは作り続けます。1つ目の運営が安定したら、また新しい場を作る。そうなるのだと思います。
子どもたちに必要な場所を作る運動。これがムーブメントとなり、日本中に広がるために、皆さんの1万円がどれほど役に立つか。もちろん持っだしていただいても(笑)

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子どもたちが教えてくれること。
それを動画にまとめているのかも。
大人の固定概念。
これを取り去っていく子育ての習い事。
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