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ようちえんの女の子に足し算を教えている小学部
本当によく聞かれます。
「勉強は一切教えないんですか?」
はい
「足し算や文字も?」
はい
「それで大丈夫なんですか?」
子どもたちが学びたい時にやります。
本当にそうなのか多くの人が疑心暗鬼。
そりゃそうですよね。
私が小学校の時の先生はこう言いました。
「勉強」という感じは力強くやらされるもの。
なるほど。座布団1枚!!という感じ。
まさに私や私の周りの友達はそうだったな~。
机の上はいつもごちゃごちゃ。
それを片づけないと勉強できないもんね~。
みたいな。
そんな子ども時代を過ごした私たちからしたら
「自主的に子どもが勉強するはずがない!!」
という固定概念が出来ています。
だから
「本当に勉強を教えないんですか?」
となるわけです。
1年生の子の振り返りノートを見ました。
すると、ここ数日
「年」「月」「日」の漢字が出てきています。
あと、足し算もいつの間にやら。
家で通信教材やっているとか。
森の学び舎では、いわゆる学校の教科書を使って勉強をするということがありません。
必要ないとは言いません。
でも学びたい時に学ぶべきだと思います。
足し算を中学生になってからしたっていいわけです。
それまでに他のことにしか興味がなければ。
よく外国人が来てくれます。
すると5年生は
「英語できる人?」
ト私に聞いて、英語が出来ると分かると
ノートを持って捕まえます。
そして英語を教えてもらっている。
まだ単語だけですけど、まるで乾いたスポンジが水を吸うがごとく。
教科書もないし、勉強の時間も決まっていない。
でも子どもたちの学びたい欲求を信じて見守ります。
そんな場所がここ、「さつきやま森の学び舎」です。
園長太郎