【園長コラム】保護者も成長していく場 | さつきやま森のようちえんのブログ

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2012年4月から大阪府池田市でオルタナティブ教育を実践している「さつきやま 森のようちえん」のブログです。日々のあれこれをつづっていきます。



このてっぺんからそりで滑ってました~!!


冬旅の時、いくつか印象的な出来事がありました。
その一つが、この写真の時の出来事。
3m位ある雪山。
そのてっぺんからそりで滑り降りる。
写真をよく見てもらうとわかるのですが、一番下のところは斜面でなく
切り立っています。
そう、そこは壁・・・。

そこをある子どもが滑り降りる。
そして、子どもは吹っ飛んだ!!
その姿を見て、保護者は大爆笑。

その後の一言
「このようちえんでないと止められますね。」

そうだと思います。
私も上から見たらドキドキしそうな斜面。
実際スタッフの一人は見てやめてました。

でもここから滑り落ちた子どもも保護者もスタッフも
ケガは全くなく、大爆笑。


入園したてのころだったら止めていたと思う問い保護者。
それが正しいとか、間違っているかはわからない。
でも今回は子どもの
「今やりたいことが一番目」
を尊重していた。

本当に最近の保護者の方を見ていると見守るときの
「在り方」
ができている。

子どもを徹底的に信頼し、
そしてそっと寄り添う。
それができているすごさ。

だから子どもも安心して思いっきり遊ぶ。
そしてスタッフもそんな保護者がいるから思いっきり遊ぶ。

そうすると子どももまた思いっきり遊ぶ。
良い循環です。

私たちは子ども達が安心して遊べる場を提供しています。
その為には、大人がこらえる瞬間がいっぱい。

子どもを信頼して任せる。
簡単なようで難しいこと。
でもできるんです。

そんなこの場が大好きです。

保護者も成長していく。
それはそうです。
子育てはみんな初めて。
だからこそ成長できる。

いつまでも成長できる。
そんな場であり続けたい。


園長たろう