こんにちは。

森乃宮伊織です。

 

今日、1月3日でお正月三が日も最終日。

いかがお過ごしでしょうか?

 

2024年

何かあるのかというくらい新年早々大変なニュースが続きます。

 

1月1日

石川県をはじめとする北陸地方の広い範囲を大きな地震が襲いました。

度重なる余震に津波、一面焼け野原と化した火事。

皆様、大丈夫でしょうか。

状況が整理されてから僕も微力ながら募金などで支援させていただきたいと思っています。

 

1月2日

先日の能登地震で不足した物資を届けるために飛行しようとした

海上保安庁機と日本航空機が衝突する事故が発生しました。

 

2日続けて耳を塞ぎたくなるようなニュースが飛び込んできて

SNSも大混乱。

見ているだけで疲れる印象でした。

 

すぐに「誰が悪い」とか関係ない人が干渉したり、

飛行機事故では1人だけ生き残った機長さんを責める発言も見られました。

 

また、地震では閲覧数を増やすために便乗して虚偽の情報で救助を求めたり、

災害現場に火事場泥棒が続々と向かったり……と

 

正直、ひどい有様です。

そういうことをやっている人たちは本当に人間なのかと疑いたくなります。

そして、誰かが止めようとしても聞く耳を持たない。

どうしようもない。

 

そんな世界に腹が立つように感じました。

同じ人間なのに、同じ日本人なのに、悔しい。

 

この2日間を通して誰かに良い影響を与えられる発信力が欲しい。

絶対に手に入れたい。

そう感じました。

 

話は少し変わりまして、

昨日、ブログを更新して新たな小説を発表しました。

 

『新春文芸・雪のころに』

 

 

この作品は昨年11月に書き上げ、新聞の新春文芸に応募したものです。

結果はまだ手に入っていないので分かりませんが、

作家として誰かのためにできることを考えたとき、少しでも心を癒やしてもらえるように公開に踏み切りました。

 

舞台は山梨県の山寺。

元日に初詣に来た2人の男女の様子を書いた作品です。

 

そこには同調圧力にもがき苦しみ、人から離れて生きようとする男の心情と

それでも家族は大切にしたい、誰かを想いたい気持ちが会話文なく表しています。

 

新婚の2人、そしてその2人の間には新しい命と未来がある。

 

『人は希望があるから、強く生きられる。約束があるから、希望を持てる。』

 

この言葉を自分自身強く重く感じます。

 

「生きる」という約束を胸に。

1つでも「何か」を感じ取ってもらえれば嬉しいです。

文学で心を取り戻してもらえれば嬉しいです。

 

皆さんの2024年、

1年が幸せでありますように。

 

心から願っています。

 

2024/01/03  森乃宮伊織