先日、昼から急に豪雨となり、数時間後突然晴天に・・・・。夜に見上げた空にはまん丸のきれいなお月様が・・・・。6月の石、ムーンストーンを思い出しました。
この石を思うたびにいつも、あるイメージが沸いてきます。
丸くせり出した月夜のベランダ。一人満月に石をかざして祈る少女。
ゆらゆらとゆれる輝きを持つその石は「ムーンストーン」。
このゆれるようにみえる不思議なきらめきは「シラー効果」と呼ばれるものです。その少女は、遠くの恋人を想っているイメージなんですよね。恋人の無事の帰還と変わらぬ心を望んでいるような。不思議なことに、世界各国に伝わる伝説の中で、ムーンストーンは必ず月との関わりの中で登場します。古代インド人は「月の光が固まった石」と考えていたそうです。聖職者は必ず身につけていました。
このムーンストーンは「恋人たちの石」と呼ばれていて、贈り物のジュエリーとしてとても人気のある石です。リングとして身につけている女性も多いですよね。いつまでも続く大きな愛情をもたらしてくれて、幸せな未来へと導いてくれると言われています。ムーンストーンが導いたご縁なんて、本当にロマンティック
よく教室では、「どんな石が恋人を連れてきてくれますか」と聞かれます。そうですね、いろんな石達が手助けしてくれると思いますが、この石の働きはその中でもとってもミステリアス。ムーンストーンのもう一つの別名をご紹介いたしましょう。
「相手の本心を見抜く石」
お相手の心が本物かどうか、本当に大切に想ってくれている人なのかどうか、目をそらすことなく、お相手の心・愛を予言してくれるでしょう。そこに本物の愛を見たならば、年月を経るごとに絆が深まる、永遠の幸せを約束されるかもわかりません・・・
今宵は十六夜です。