みなさんの体は、水分不足になっていませんか？
夏場は喉が渇くので、水分は摂りやすいですが、
冬場は、夏場ほど「喉が渇いた」という実感がないので、
水分摂取量が減りがちですね。
では、どのタイミングが「水分不足」の状態でしょう？
実は、「喉が渇いたとき」ではないのです。
今回は、機械など不要で
簡単に分かる「体の水分不足チェック法」をご紹介します。
用意するものは、ペットボトルに入ったお水。
水筒に入ったお水でもＯＫです。
私はいつも、お白湯を入れたステンレスボトルでやっています。
そして、もう一つ。
突然ですが、
みなさんは、肩コリや首コリなどありますか？
肩を回してみて、コリを感じるところや
首を左右に倒したり、回したりして、
コリを感じるところを見つけてみてください。
コリの強いところがあれば、よりチェックしやすいです。
水分不足かどうかは、
「お水が入ったペットボトル」と、
「コリの程度」
でチェックします。
例えば、
両肩を回してみて、右の肩に強程度のコリを感じるなら、
左手でお水が入ったペットボトルを持ち、
胃のあたりにぺったりと当ててください。
服の上からでＯＫです。
ペットボトルを
胃のあたりに当てたまま
右肩を回してみます。
コリの程度が弱くなったり、
肩が回しやすくなったりしたら、
体は水分不足だそうです。
ちなみに、
ペットボトルをデスクやテーブルに置いて、
ペットボトルを胃から離した状態で肩を回すと
コリが元の強程度に戻ります。
この場合は、
お水２～３口を飲んだ後、
再度、ペットボトルを置き、
胃から離した状態で
肩を回してみると
コリが軽減しているはずです。
コリが軽減したからといって
一度にガブガブたくさん飲めば
もっとコリが軽減するか、
というと
残念ながら逆効果となりますので、
２０～３０分くらい経ってから
また２～３口飲む、
という摂取の仕方で水分補給してみてください。
ちょっとずつこまめに飲む、という感じですね。
頭がぼんやりするときや、眼の疲れも
水分を補給すると、頭や眼がスッキリすることもあります。
長時間のパソコン作業で、腕がこわばっているときも、
水分を補給すると、こわばりがゆるむこともありますので、
この方法で、
水分不足に陥っていないか、チェックしてみてください。
体のコリやだるさなどの不調には、
原因が複数あることが多いです。
例えば、
「骨格の歪み＋筋肉の緊張＋栄養不足」とか
「骨格の歪み＋筋肉の緊張＋運動不足＋ストレス」など。
さらに、
それらの原因が占める割合も
その人、その時によって違います。
そんな原因のひとつが「水分不足」で、
今回ご紹介した方法でチェックできます。
水分さえ摂取していればコリが解消する、
というものではない
ということが
お分かりいただけると思います。
水分を補給しても
コリやだるさに変化がない場合は、
他に原因となっているものを見つけ、
解消できるものは、解消していった方がよいですし、
すぐに解消できないものは、対策を講じるだけでも
だいぶ変わってくると思われます。
その場合は、プロに相談することをお勧めします。
専門知識を身につけていないまま、ひとりで頑張るのは
とても大変なこと。
それがストレスを増やすことにつながることも。
プロの力を借りることで
心の負担も軽くなると思いますよ。