津波からの避難行動、車イスは? | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

 

皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。

 

当院は内房地区にあり海までは直線距離でわずか650m、海抜も4m足らずです。しかも周囲に高い建物や丘などもなく、もしも大津波警報が発令されれば直ちに避難する必要があります。

 

一番心配なのは、介助が必要な方が院内にいて、付き添いの方がおらず私たちと一緒に避難が必要な状況。

 

色々調べてみると、車いすを後ろから一人で押すという普段の使い方で屋外を避難するのはかなり障害があることが判明。そこで文献を参考にして、前から引っ張るロープ(直径11mm、2.5m)を用意しました。

 

 

ワンタッチで装着できるジグも準備。緊迫した状態で緩まない結び(写真はもやい結び)をする必要を回避しました。

 

 

スロープを降り、まず駐車場内を引き回します。このあと敷地外にも出てみましたが、想像以上に色々な事が分かりました。

 

 

1)緩そうに見えるスロープだが意外に急で、一人で押して前向きに降りるとやや危険。後ろ向きで、前後に1人づつつくのがベター。

2)駐車場は徒歩だと平坦に見えるが、恐らく排水のため傾斜かついている。ブレーキをしっかりかけないとダメ。

3)敷地外にも出たが、ちょっとした段差でも乗り越えるのは前輪を持ち上げる必要があり慎重に運ぶことが必要。一定の速度を出すには2人以上の介助が必要で、やはりロープが必須。

4)段差などに引っかかった時、乗っている人が前に落ちる危険がある。固定のバンドなどがあったほうが安心。

 

などなど、机上で考えているだけでは分からないことが沢山出てきました。時間をとってやってみた価値は十分にありました。

 

車いすをロープで引っ張るやり方は下記の文献を参考にしました。ぜひお読み頂ければと思います。

 

津波避難訓練の観察による車いすへの支援行動発生状況の分析

 

 

(やはり訓練は有効です)

 

YouTube 新チャンネル開設しました。登録お願いします!

Dr.Morinaga’s Channal 老化を巻き戻そう!

 

 

口腔脳腸相関

 

このワードの普及を目指し、活動していきます。

 

 

 検査で「異常なし」なのに、あなたはなぜ不調なのか?

アンチエイジング専門歯科医が教える『本当の健康』を

手に入れるためのメール講座

 

 

メルマガ登録フォーム

 

抗加齢歯科医メルマガ バックナンバー

 

著者最新刊!

アマゾン販売はこちら

 

「歯科から始めるアンチエイジング栄養学」 直販サイト

歯科情報サイト「WHITE CROSS」書評