皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
当院は内房地区にあり海までは直線距離でわずか650m、海抜も4m足らずです。しかも周囲に高い建物や丘などもなく、もしも大津波警報が発令されれば直ちに避難する必要があります。
一番心配なのは、介助が必要な方が院内にいて、付き添いの方がおらず私たちと一緒に避難が必要な状況。
色々調べてみると、車いすを後ろから一人で押すという普段の使い方で屋外を避難するのはかなり障害があることが判明。そこで文献を参考にして、前から引っ張るロープ(直径11mm、2.5m)を用意しました。
ワンタッチで装着できるジグも準備。緊迫した状態で緩まない結び(写真はもやい結び)をする必要を回避しました。
スロープを降り、まず駐車場内を引き回します。このあと敷地外にも出てみましたが、想像以上に色々な事が分かりました。
1)緩そうに見えるスロープだが意外に急で、一人で押して前向きに降りるとやや危険。後ろ向きで、前後に1人づつつくのがベター。
2)駐車場は徒歩だと平坦に見えるが、恐らく排水のため傾斜かついている。ブレーキをしっかりかけないとダメ。
3)敷地外にも出たが、ちょっとした段差でも乗り越えるのは前輪を持ち上げる必要があり慎重に運ぶことが必要。一定の速度を出すには2人以上の介助が必要で、やはりロープが必須。
4)段差などに引っかかった時、乗っている人が前に落ちる危険がある。固定のバンドなどがあったほうが安心。
などなど、机上で考えているだけでは分からないことが沢山出てきました。時間をとってやってみた価値は十分にありました。
車いすをロープで引っ張るやり方は下記の文献を参考にしました。ぜひお読み頂ければと思います。
(やはり訓練は有効です)
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