皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
今日、高濃度ビタミンC点滴をご希望の方が来院されました。
お知り合いやネットからの情報から当院を見つけられたようですが、色々なお悩み、ご希望をお持ちでした。
その詳細をここに書くことはもちろん出来ませんが、
「とてもよく勉強されているな!」
というのが印象に残りました。
その理由の一つが、高濃度ビタミンC点滴に使うビタミンCの「質」をしっかり理解していらっしゃることです。
「国産だと、防腐剤が入っていてダメなんですよね。
それに作られてからずっと冷蔵で運ばれてないと」
お見事、仰る通りです。私がボードメンバーを務めている点滴療法研究会は、高濃度ビタミンC点滴に用いるビタミンCの質には徹底的にこだわっています。
国産の注射用ビタミンCは私も使うことはありますが、添加物などが入っているため6グラム(6,000mg)を限度にしています。ですから点滴で標準的に使う25グラム(25,000mg)のような高濃度では海外製の注射用ビタミンCを使う必要があります。
ところが液体のビタミンCは熱に弱いのです。船便などの長い輸送期間で温度管理がされていない場合、かなりの高温にさらされて酸化してしまうリスクが生じます。酸化したビタミンCは本来の効能を発揮できないばかりか、有害作用もあると言われています。
点滴療法研究会で推奨しているマイラン社(アイルランド)のビタミンC製剤は、工場での生産から私たちのクリニックに届くまで一貫して冷蔵管理されています。もちろん船便などではなく空輸です。
高濃度ビタミンC点滴を受けたい」とお考えの方は、問い合わせの際に
「どこのビタミンCをお使いですか?」
と訊いてみるのが良いと思います。
「高品質なビタミンC製剤を使いたい」とご希望のドクターは、下記サイトをご覧ください。そしてもし可能なら点滴療法研究会にご入会いただいて共に研鑽できましたらと思います。
※サンプル動画あり